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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュのユネスコと南京事件。

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「今日国内政治では、安倍政権では「脅し」が常態化している。その歪んだ意識が国際関係の処理にまで横行し始めた。安倍政権は本当に危険な政権になった。これでは日本は国際社会の「悪漢」だ。」国内で安倍政権の強圧に隷従すれば、国外に対する外交はとんでもないことになる。



【孫崎享のつぶやき】
ユネスコと南京事件。国内政治で脅しが常態化の安倍政権が分担金停止の脅し。安倍政権は国際的「悪漢」の仲間入り。違和感持たぬ自民党は怖い存在
2015-10-16 05:2714


A 事実関係

1:ユネスコ(国連教育科学文化機関)が、世界記憶遺産に中国の申請した「南京大虐殺の記録」を登録したことに対し、安倍政権内から反発が出ている。菅義偉官房長官は13日、分担金支払い停止を検討する考えを示した。(朝日)

2:自民党外交部会などは14日の合同会議で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺」の資料が登録されたことについて、政府にユネスコの分担金の拠出停止や登録撤回を提案するよう求める決議を可決した。(毎日新聞)

3:海外紙反響、

(い)・英国紙「ザ ガーディアン:「日本は南京虐殺登録問題でユネスコに分担金止めると脅す」(Japan threatens to halt Unesco funding over Nanjing massacre listing)

(ろ)・英国紙「ザタイムス」「「日本は戦争犯罪記録問題でユネスコに金を止めると脅す(Japan threatens to cut off Unesco cash over war crimes archive)

(は)英国紙「インデペンデント」「日本は南京虐殺でユネスコへの資金提供打ち切りか(Japan may cut Unesco funding over Nanjing massacre move)

(に)世界記憶遺産へのシベリア抑留資料の登録について、「ユネスコを政治利用する試みだ」とロシア側が日本を批判しました。

 ロシアのユネスコ委員会のオルジョニキゼ書記はロシア通信に対し、日本のシベリア抑留資料が世界記憶遺産に登録されたことをめぐり、「ユネスコを政治利用する試みで、我々は反対だ」との見解を示しました。(TBS)

B;評価

 (1)まず、歴史に向かう姿勢として、「憎しみ」を増大する行為には私は基本的に賛成しない「憎しみ」を超え「協力の深化」これを基本とすべきである。
その意味でユネスコがマイナス面の保存を強化する動きを強めていることには賛成しない。

(2)しかし、このような現象があった時には、その問題の是非で論議すべきであって、分担金カットを示唆するのはあまりにも醜く、多大なマイナスを招く。
(3)日本は国際社会に復帰した時、ユネスコがほぼ最初に加盟を承認したその意味もあって日本はユネスコに全面的に協力してきた。そのことは、日本を平和国家、文化国家としてのイメージ作りに貢献し、日本にプラスをもたらした。今その関係を壊そうとしている。
(4)(1)のごとく、マイナスの動きを拡大するのは國際の平和維持と安定にマイナスであり、避けるべきだと主張するなら一つの見解である。しかし、日本は他方においてシベリア抑留資料の登録をしている。自分の歴史観に合致するものは登録する、合致しないものは登録しないとの態度はあまりにも自己中心的、幼児的だ。

(5)今回の最大の問題は、分担金ストップと言う脅しをかけたことである。

  かかる行動はよほどの場合でしか行ってはならない。

  今日国内政治では、安倍政権では「脅し」が常態化している。その歪んだ意識が国際関係の処理にまで横行し始めた。

 安倍政権は本当に危険な政権になった。これでは日本は国際社会の「悪漢」だ。

コメント(2)

孫崎さんのおっしゃるとおり、まことに情けないですね。

本当の外交ど略しているようにはおもえないです。
訂正、

外交努力しているようにはおもえないです。

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