孫崎享のつぶやき�´�
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�／群攫劼�陛下に謝罪要求、日本は中国側に抗議。中国おかしい。しかし天皇の平和への思いをことごとく無視は安倍政権。よくいえるよ！
2015-08-29 06:024
A:新華社通信は２５日、「昭和天皇は中国への侵略戦争と太平洋戦争の発動を指揮した侵略戦争の張本人だ」とした上で、「昭和天皇は亡くなるまで日本が侵略した被害国と国民に謝罪を表明したことはなかった。その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と主張した。
配信された記事は２６日付中国紙・光明日報が掲載したが、中国共産党機関紙・人民日報などは掲載していない。
菅官房長官は２８日午前の閣議後の記者会見で、中国国営新華社通信が歴史問題をめぐり、天皇陛下に謝罪を求める記事を配信したことについて「天皇陛下に対する礼を著しく失しており、これまで表明されてきている中国側の立場とも相いれないものだ。改善基調にある日中関係にも水を差しかねず、全く好ましくない」と述べ、強く批判した。
そのうえで、外交ルートを通じ、２７日に中国側に抗議したことを明らかにした。
B評価
・今回の中国側報道は残念である。
・天皇陛下が１９９２年訪中した時、この問題は解決したはずである。
１９９２年１０月２３日、天皇陛下の楊尚昆国家主席主催晩餐会における答辞での言及は次のとおりである。
「、この両国の関係の永きにわたる歴史において、我が国が中国国民に対し多大の苦難を与えた不幸な一時期がありました。これは私の深く悲しみとするところであります。戦争が終わった時、我が国民は、このような戦争を再び繰り返してはならないとの深い反省にたち、平和国家としての道を歩むことを固く決意して、国の再建に取り組みました。爾来、我が国民は、世界の諸国との新たな友好関係を築くことに努力してまいりましたが、貴国との間においては、両国の先人たちをはじめとする多くの人々の情熱と努力によって、将来にわたる末長い平和友好を誓い合う関係が生まれ、広範な分野での交流が深まりつつあります。私はこのような両国民間の関係の進展を心から喜ばしく思うとともに、この良き関係がさらに不動のものとなることを望んでやみません。」
・こうした状況の中で「その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と記述することは望ましいことではない。
・刻に今憲法の問題、戦前の歴史などで天皇陛下が貴重な発言をしている中、あまりにも現在の日本政治を知らない記述と言わざるを得ない。
・しかし、今「天皇陛下に対する礼を著しく失している」のｊは誰か。安倍政権ではないか。天皇陛下の平和への思い、憲法への思い、翁ウェアへの配慮、これを無視しているのは安倍政権であろう。その政権が「よく言えるよ」である。
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��読売社説批判（１）、自民難局だから無投票支持とは無茶苦茶な論理。法案審議が大詰めで本格的総選挙出来ないなら日程代えればいい話。
2015-08-29 06:384
A:事実関係 ２９日社説「自民党総裁選 無投票再選も前向きな選択肢」
・総裁選では、安倍首相が無投票で再選される公算が大きい。
・ 党内の７派閥は、そろって首相への支持を決めた。国会閉会後の１０月の内閣改造・党役員人事におけるポスト獲得をにらんだ動きだ
・複数の候補が総裁選に出馬すれば、今後３年間の日本の針路に関する政策論争を行う機会になる可能性はある。ただ、今の自民党にその余裕があるだろうか。
世界経済は不安定化し、日本の景気回復も足踏みしている。首相の経済政策「アベノミクス」に対立軸を掲げて、政権内で戦い、エネルギーを費やすことが、果たして生産的なのか。
安保法案は、日本と地域の平和と安全を確保するうえで極めて重要だが、国民の理解は必ずしも広がっていない。
法案審議が大詰めを迎える中、全国遊説や党員投票などを伴う本格的な総裁選を行う環境を確保するのが難しい事情もある。
・難局を切り抜けるうえで、自民党が一致結束することも、一つの前向きな選択肢ではないか。
B評価
まず、読売新聞は。現状を自民党にとって「難局」と位置付けている。「安倍政権よいしょ」に終始してきた読売としては、正しい情勢判断が出来ているという事で、立派な情勢判断である。
さらに「日本の景気回復も足踏みしている」としている。アベノミクスが行き詰っていることも認めている。この現状認識も立派である。
「安保法案は、日本と地域の平和と安全を確保するうえで極めて重要だが、国民の理解は必ずしも広がっていない」としている。「国民の理解を得てない」ことを認めているのも立派である。
これらを考えれば政策自体が問題である余地を考えるのが普通だ。
政策がおかしく、難局にあるのなら、政策自体を論議するのがますます必要になる。
間違った政策にしがみついていこうという論法はおかしいであろう。
「法案審議が大詰めを迎える中」「全国遊説や党員投票などを伴う本格的な総裁選を行う環境を確保するのが難しい」の論もおかしい議論だ。日程を「本格的な総裁選を行う」時にずらせばいいだけの話だ。日程を大詰めにぶつけて、「難しい事情もある」とは変ではないか。
・論理的に「無投票支持がいい」とは説明できない、しかし支持しなきゃならない、の典型的社説である。
・そして、各派閥が安倍支持を決めたのは、「ポスト獲得をにらんだ動きだ」と今に自民党全体が、「国をどう動かすべきか」という発想ではなく、「ポスト獲得で動いている」との判断も的を得たものであることをあわせ指摘しておきたい。
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私見
孫崎享氏の所論にすべて賛成しているから転載させていただいているわけではない。孫崎氏の所論の領域の広さとと発想と勇気に共鳴しているからである。現実にコミットする孫崎享氏に敬意を表する。
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�／群攫劼�陛下に謝罪要求、日本は中国側に抗議。中国おかしい。しかし天皇の平和への思いをことごとく無視は安倍政権。よくいえるよ！
2015-08-29 06:024
A:新華社通信は２５日、「昭和天皇は中国への侵略戦争と太平洋戦争の発動を指揮した侵略戦争の張本人だ」とした上で、「昭和天皇は亡くなるまで日本が侵略した被害国と国民に謝罪を表明したことはなかった。その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と主張した。
配信された記事は２６日付中国紙・光明日報が掲載したが、中国共産党機関紙・人民日報などは掲載していない。
菅官房長官は２８日午前の閣議後の記者会見で、中国国営新華社通信が歴史問題をめぐり、天皇陛下に謝罪を求める記事を配信したことについて「天皇陛下に対する礼を著しく失しており、これまで表明されてきている中国側の立場とも相いれないものだ。改善基調にある日中関係にも水を差しかねず、全く好ましくない」と述べ、強く批判した。
そのうえで、外交ルートを通じ、２７日に中国側に抗議したことを明らかにした。
B評価
・今回の中国側報道は残念である。
・天皇陛下が１９９２年訪中した時、この問題は解決したはずである。
１９９２年１０月２３日、天皇陛下の楊尚昆国家主席主催晩餐会における答辞での言及は次のとおりである。
「、この両国の関係の永きにわたる歴史において、我が国が中国国民に対し多大の苦難を与えた不幸な一時期がありました。これは私の深く悲しみとするところであります。戦争が終わった時、我が国民は、このような戦争を再び繰り返してはならないとの深い反省にたち、平和国家としての道を歩むことを固く決意して、国の再建に取り組みました。爾来、我が国民は、世界の諸国との新たな友好関係を築くことに努力してまいりましたが、貴国との間においては、両国の先人たちをはじめとする多くの人々の情熱と努力によって、将来にわたる末長い平和友好を誓い合う関係が生まれ、広範な分野での交流が深まりつつあります。私はこのような両国民間の関係の進展を心から喜ばしく思うとともに、この良き関係がさらに不動のものとなることを望んでやみません。」
・こうした状況の中で「その皇位継承者は、謝罪で氷解を、ざんげで信頼を手に入れなければならない」と記述することは望ましいことではない。
・刻に今憲法の問題、戦前の歴史などで天皇陛下が貴重な発言をしている中、あまりにも現在の日本政治を知らない記述と言わざるを得ない。
・しかし、今「天皇陛下に対する礼を著しく失している」のｊは誰か。安倍政権ではないか。天皇陛下の平和への思い、憲法への思い、翁ウェアへの配慮、これを無視しているのは安倍政権であろう。その政権が「よく言えるよ」である。
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��読売社説批判（１）、自民難局だから無投票支持とは無茶苦茶な論理。法案審議が大詰めで本格的総選挙出来ないなら日程代えればいい話。
2015-08-29 06:384
A:事実関係 ２９日社説「自民党総裁選 無投票再選も前向きな選択肢」
・総裁選では、安倍首相が無投票で再選される公算が大きい。
・ 党内の７派閥は、そろって首相への支持を決めた。国会閉会後の１０月の内閣改造・党役員人事におけるポスト獲得をにらんだ動きだ
・複数の候補が総裁選に出馬すれば、今後３年間の日本の針路に関する政策論争を行う機会になる可能性はある。ただ、今の自民党にその余裕があるだろうか。
世界経済は不安定化し、日本の景気回復も足踏みしている。首相の経済政策「アベノミクス」に対立軸を掲げて、政権内で戦い、エネルギーを費やすことが、果たして生産的なのか。
安保法案は、日本と地域の平和と安全を確保するうえで極めて重要だが、国民の理解は必ずしも広がっていない。
法案審議が大詰めを迎える中、全国遊説や党員投票などを伴う本格的な総裁選を行う環境を確保するのが難しい事情もある。
・難局を切り抜けるうえで、自民党が一致結束することも、一つの前向きな選択肢ではないか。
B評価
まず、読売新聞は。現状を自民党にとって「難局」と位置付けている。「安倍政権よいしょ」に終始してきた読売としては、正しい情勢判断が出来ているという事で、立派な情勢判断である。
さらに「日本の景気回復も足踏みしている」としている。アベノミクスが行き詰っていることも認めている。この現状認識も立派である。
「安保法案は、日本と地域の平和と安全を確保するうえで極めて重要だが、国民の理解は必ずしも広がっていない」としている。「国民の理解を得てない」ことを認めているのも立派である。
これらを考えれば政策自体が問題である余地を考えるのが普通だ。
政策がおかしく、難局にあるのなら、政策自体を論議するのがますます必要になる。
間違った政策にしがみついていこうという論法はおかしいであろう。
「法案審議が大詰めを迎える中」「全国遊説や党員投票などを伴う本格的な総裁選を行う環境を確保するのが難しい」の論もおかしい議論だ。日程を「本格的な総裁選を行う」時にずらせばいいだけの話だ。日程を大詰めにぶつけて、「難しい事情もある」とは変ではないか。
・論理的に「無投票支持がいい」とは説明できない、しかし支持しなきゃならない、の典型的社説である。
・そして、各派閥が安倍支持を決めたのは、「ポスト獲得をにらんだ動きだ」と今に自民党全体が、「国をどう動かすべきか」という発想ではなく、「ポスト獲得で動いている」との判断も的を得たものであることをあわせ指摘しておきたい。
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私見
孫崎享氏の所論にすべて賛成しているから転載させていただいているわけではない。孫崎氏の所論の領域の広さとと発想と勇気に共鳴しているからである。現実にコミットする孫崎享氏に敬意を表する。
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