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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの若い世代へ、DeNA南場智子氏の発言を追っかけてみてください。生き方で必ず参考になる。「皆さんは教育のハンディーキャップを背負っている。、間違わないという達人を輩出する教育だけになっている」

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孫崎享のつぶやき
若い世代へ、DeNA南場智子氏の発言を追っかけてみてください。生き方で必ず参考になる。「皆さんは教育のハンディーキャップを背負っている。、間違わないという達人を輩出する教育だけになっている」
2015-06-06 06:23



残念ながら、私は、南場智子氏をほとんど知らない。

 一回、ある会合でご一緒させてもらったが、その時は南場さんは不思議に寡黙の方であった。

 ただ、若い世代は、この人の発言に着目したらよい。必ず生き方のヒントがある。

 検索して、アカリクVALUATOR Blogに、「白熱ベンチャー教室2014 必読!DeNA

南場智子氏のメッセージ」があったので、紹介する
南場智子氏は

1999年 - 株式会社ディー・エヌ・エー設立、代表取締役に就任。
2011年 - 療養中の夫の看病に力を注ぐため、ディー・エヌ・エー代表取締役兼CEO退任、代表権のない取締役となる
2015年 - プロ野球球団:横浜DeNAベイスターズオーナーに就任[

***************************************

・真のグローバル人材とは

私からみなさんにメッセージがあります。

今の日本は右肩下がりが多いです。人口、市場として、知的生産拠点としても世界の中で相対的に右肩下がりです。国際政治においてもそうです。短期的にオリンピックで盛り上がっていますが。

国の経済については、経営者として日本という国の経営はしたくないです。B/Sシートを考えるとこれをどうやって解決するのか、検討がつかないです。

また、これの解決策をわかっている政治家がいないのではないかという不安もあります。

 日本はいつ崩壊してもおかしくない状態。それはキプロスとかギリシャのクライシスでさえあれほどヨーロッパが大騒ぎになる。日本のクライシスは世界を奈落の底へ引っ張りこむ可能性もあると思います。

 それを何とか改革していこう。という政治のリーダーシップに対して多くの期待をもてていないのです。私は割と愛国主義なのでこの現状はとても残念ですね。

 『若い人に言いたいのはそういう日本と一緒に沈まないでいいよということ。』

 『自分だけ助かれ。自分と自分の愛する人が一緒に沈まなくていいように実力をつけなさい』

 若い人はこれから就職する人でもやりたいことが定まっていないような人も多いかとは思いますが、それで普通なのでぜんぜん心配する必要ないです。とにかく、実力をつけてほしい。どういう実力かというと、

 『真にグローバルで活躍できる力。』

 グローバルとはなにかというと「アメリカに行くとか、中国に行く」これは日本のローカルから、アメリカのローカルになるだけですから。

 『そうではなくて、環境を選ばずに活躍できる人材になってほしい。』

 それは全然常識が異なるところでもきちんと目標を達成するために道筋を立てられ、リソースを引っ張ってきて達成できる。

 私はこれまでずっと事業をやってきて思ったのは、できる奴とできない奴しかいない。

 できる奴になってください。何か一つ目標を与えたら「こいつならできるな」と思えわれる奴に。それは分野が変わってもまったく同じなんです。できる奴になれ、グローバルに。すなわち環境を選ばずに目標を達成ができる。

 もしそれがマスターできたら、つぎは自分でうねりを作れる人材になってください。環境の問題を解決するとか、エネルギーの問題を解決するとかあるいは事業をおこすでもいいです。

 自分が手を挙げてうねりを起こせるリーダーシップをもってほしい。そこまでいって、はじめてまだ、愛国心が残っていたら、日本に戻ってきて、日本を助けてほしい。世界でうねりを起こせない人間が日本を助けることはできないと思いますので、

 まず、自分の力をつけてですね、どんな環境でも活躍でき、そしてどんな環境でもうねりを起こせるような力をつけて、そのうえで愛国心が残っていたら国というものに向かっていってほしい。それが若いみなさんに伝えたいことです。

 ・教育のハンディーキャップ

 つぎに伝えたいのはみなさんは教育のハンディーキャップを背負っているということです。

 リーダーという観点からすると、日本の今の教育はハンディーキャップです。

 加工貿易立国にむけて最適化された、間違わないという達人を輩出する教育になっている。それが、この難しい課題に直面した日本において、問題を解決するリーダとしてどうなのか。

 たとえば一つ例をあげますと、

 前の日本の駐日米国大使に、スージーという人がいました。

 『智子今週すごいびっくりしたことがあるんだけど。小学生3年生の女の子に会ったんだけど、その子はミニチュアのものを集めてていて、それがものすごいの!フライパンから電車まで、こんなに小さいものがあるのかっていうぐらいたくさん持っていたの!それで、学校でこれプレゼンした?って聞いたら、ぽかん。としていたの!お母さんが出てきて、これ学校と関係ないんです、娘の個人的な趣味なので、これは学校では共有しないのです。って!?』

 スージはそのことをものすごくびっくりしたんですね。

 それが彼女のサプライズオブザウィークだったんですよ。

 私は彼女がそのことでそんなにびっくりしていることにびっくりしましたよ(笑)

 私はずっと新潟で日本の普通の教育を受けてきましたから、私もラーメンの調味料を集めるという趣味がありました。タンスはいっぱいラーメンの調味料。あるとき賞味期限という概念を母から教えてもらったときに、絶望したという経験があるのですが。その絶望するまでのあいだクラスの親友には見せました。

 ですが、学校でその話をするなんてありえないじゃないですか。スージがあまりにびっくりしていたので、後日、DeNAのサンフランシスコ出身の社員に聞いてみたら、

 「南場さん。アメリカのいい学校では、毎日あなたの一番大事なもの、一番好きな人、今月一番うれしかったこととか自分の興味関心してること、熱中してることについて発表しなきゃいけないんですよ。毎日毎日、明日何話そうかなと大変なんです。」

 これをある記者に話したら、プレゼン能力が大事と書かれてすごいがっかりしたのですが、そういうのじゃないんですよ。

 自分の気持ちの高揚とか信じるものとか共感、パッションですね。パッションを共有する力。これが小学校から訓練されている奴らとみなさんは競争しなきゃいけないと言いたいんです。

 世界でうねりを作るときに、その点で大きなハンディーキャップあると認識してください。

 わたしは教育関係者には、ちょっと考えてくださいと。解答用紙の解答欄に正しく解答を書いて喜ぶだけの人間を作り出すだけでどうするんだと。

 これから事業やる人はぜひ、この教育のハンディーキャップをどうしたらよいかと考えたほうがよいですね。

 ・言語は3つ

 日本語、英語、プログラミング言語。

 イギリスなんか5歳〜16歳で今年の9月からプログラミング言語を義務教育化しています。日本はオープンソースコミュニティで活躍する人間が少なすぎる。全員がプログラマーになれということではないのです。

今はITやプログラミングにかかわらない発明はないです。ここに抵抗感ある人はいいリーダーになれない。

 ************************************

コメント(4)

この「南場智子さん」DeNAの社長だとだけ、承知してましたが、いいこと言ってますね。
まさしく、共感です。
私も、日本の現状にブツブツいってないで、まず海外へ出ろ、そして、海外で使い物になる人間になれ!と若者に言いたいですね。
私自身も、愛国心はありますが、日本が中国から攻められ占領されたら、国を捨てて、海外へ逃げますね。戦いません、(笑)
>>[1]

私も闘いません(嗤)
海外へにげるカネもゴザイマセン。中国よりも亜米利加の言いなりにさせられて経済も軍事もアメリカのドレイでしかありません。ドレイだから逃げる必要もない・・・・食い尽くされるだけです。

私も海外へ逃げるお金はないですが、
この人の発言には、ハッとして、同感しました。
>>[3]

多様な立場と見解の言論がありますよね。
海外には行くつもりもなかったし、今後もおそらく行かないと思います(^^;)

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