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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの 《重要:菅官房長官ですら、米国に動かされる外務省の対ロ外交に不満を持っているようだ》

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【孫崎享のつぶやき】
《重要:菅官房長官ですら、米国に動かされる外務省の対ロ外交に不満を持っているようだ》
2015-05-26 06:319



下記情報は確度の高い情報源からの入手である。ただし、これらが論議された時は、微妙なので、関係者は否定するであろう性質のものである。

1:安倍首相に対しては、森元首相は、強い発言力を持っている。

 現在、森元首相が個々の政策に安倍首相に注文付けることはない。しかし、何と言っても、安倍首相は、元の「森閥」にいたのである。親分―子分の関係にあった。

2・森元首相はロシアとのパイプ、特にプーチンとの関係が極めて強い。森氏は体調が許せば、ほぼ毎年ロシアを訪問し、プーチンと会うなど、関係を築いてきた。

3:安倍首相は、森元首相のアドバイスもあり、何とかロシア外交を進めたいという意向を持っている。その際の目玉はプーチンの訪日である。

4:ロシア側もプーチンの訪日を実現したい意向を持っている。

5:こうした中、プーチンの側近、ナルイシキン下院議長が訪日した。

 ナルイシキン下院議長は当然、安倍首相との面会を欲した。

 駐日ロシア大使は外務省を訪問して、ナルイシキン下院議長の安倍首相への表敬を依頼した。外務省はこれをけんもほろろに退けた。

5:ロシア側は外務省ルートでなく、日本側の政治家筋に働き掛け、結局、ナルイシキン下院議長の安倍首相への表敬が実現した。

5月21日 付NHKニュースは次の通り報じた。

「安倍総理大臣は、日本を訪れていたロシアのナルイシキン下院議長と会談し、プーチン大統領の年内の日本訪問や北方領土問題の解決に向けた平和条約交渉の進め方などを巡って意見を交わしたものとみられます。

ロシアのプーチン大統領の側近として知られるナルイシキン下院議長は、ロシアの文化や芸術を紹介するイベントの主催者として、19日から21日午後まで日本を訪れていました。

安倍総理大臣は、ナルイシキン氏が帰国する前に東京都内のホテルでおよそ15分間会談し、実現を目指しているプーチン大統領の年内の日本訪問や北方領土問題の解決に向けた平和条約交渉の進め方などを巡って意見を交わしたものとみられます。

また、外務省関係者によりますと、ナルイシキン氏はプーチン大統領からの伝言を安倍総理大臣に伝えたということです。

安倍総理大臣としては、ウクライナ情勢を巡ってロシアと欧米諸国との対立が続いているなかで、対話を重視する日本の姿勢を示すことで、北方領土問題の解決などに向けてプーチン大統領との個人的な信頼関係を維持したいという考えもあったものとみられます。」

6:、ナルイシキン下院議長は一連の動きでの、外務省の動きに強い不信感を持っていた。

 それで訪日の際、安倍首相に加え、別途、重要役職についている人物に表敬訪問した時に、「日本の中に妨害する勢力がある」と伝えた。この時、通訳に入っているのが、日本外務省の人間である。彼が、、「妨害する勢力がある」という表現を訳しない。そばに別の日本人が入っていて、どうして発言しないかと激しく抗議してようやく通訳はそれを述べた(この項、情報源の述べたまま)。

7:安倍首相はプーチンの訪日を実現したい気持ちが強い。それにも拘わらず、何故外務省は、プーチンの側近、ナルイシキン下院議長の訪日を止めようとしたか。

 その答えも明確になった。

8:。「米国のラッセル国務次官補は21日、安倍首相がロシアのプーチン大統領訪日の可能性を探っていることなどについて、”現在の状況では、ロシアと通常の関係を持たないとする原則を守ると信じている”と述べ、日本を牽制」。

9:今の外務省は完全に米国国務省の日本出張所になってしまっている。
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(傍線櫻井)
 首相の意向よりも、米国の指示を重要視している。

 想起すればそれは十分わかることである。

 今の齋木外務次官は鳩山元首相時代、首相、外務大臣の発言は意に介する必要がないと米側に述べた人物である。

「ウィキリークスは2011年5月、齋木がアジア大洋州局長時代の2009年9月にアメリカ合衆国国務次官補のカート・キャンベルと行った会談にて、次のような発言を行ったとする在日アメリカ大使館発の公電の内容を公開した。

公電は、当時の民主党政権(鳩山由紀夫内閣)が「対等な日米関係」を唱えていたことについて、齋木が「すでに対等なのに、鳩山総理や岡田外務大臣が何を考えているのかわからない」と述べたとしている]。また、「与党経験のない民主党は官僚をコントロール下に置き、アメリカに挑戦する新しい大胆な外交政策を打ち出すイメージの必要性を感じたのだ」としたうえで、「そのような考え方は馬鹿げたもので、学ぶことになるだろう」とも発言したとしている]。」

 こうした行動は鳩山政権だけではなかったのだ。

 安倍政権でも行っているということは、外務省がここまで米国に隷属するようになったかと、ある種、驚きである。


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私見
 外務省がここまでアメリカの隷属官庁となっていることを、外務省OBが言うのだからほぼ疑いない事実と思われる。
渡辺治氏は、ある論文で「安倍政権の政策は、安倍個人の人格に帰するものではなく、自民党の最高権力者達の企図であると、「世界」で読んで、愕然とした。日本は国ごと明治維新まで逆流して、いま日清日露の侵略政策の時点にいるということかも知れない。

コメント(2)

天木さん、植草さんも同じこと言ってます。それにしても、官僚のアメリカ従属、政治家の官僚従属は、ひどい。
>>[1]

そうですね。
もしかしたら、自民党と政権と官僚の国ぐるみ引き渡しの売国行為なんでしょうね・利権と虚栄心かな?

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