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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの《NHKは皇太子殿下の誕生日記者会見、何を削除したか。犠牲者言及、平和への思い、憲法。》

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メルマガ【孫崎享のつぶやき】2015-02-27 05:4710
《NHKは皇太子殿下の誕生日記者会見、何を削除したか。犠牲者言及、平和への思い、憲法。》



NHKは2013年12月23日「天皇陛下の80歳誕生日の時の発言で、NHKニュース資料で「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り」の部分を削除した。

 今また、皇太子の丹治曜日発言で重要な部分を削除している。

A 事実関係

1: 皇太子殿下の戦争、平和、憲法などに関するNHKニュースの報道は次の通りだ。

「さらに、戦後70年にあたって皇太子さまは、「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と話されました。

そして、「本年が、日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています」と述べられました。

2:皇太子殿下の発言部分を改めてみてみたい。

この機会にあらためて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し、平和を心から願い、世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。

先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、多くの方々が苦しい、また、大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず、多くの犠牲の上に今日(こんにち)の日本が築かれてきたことを心に刻み、戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。そしてより良い日本をつくる努力を続け、それを次の世代に引き継いでいくことが重要であると感じています。

 両陛下には、これまでさまざまな機会に戦争によって亡くなられた人々を慰霊し、平和を祈念されており、今年は戦後70年に当たり、4月にパラオ国をご訪問になります。戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが、お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。また両陛下には、今年戦後70年を迎えることから、昨年には広島、長崎、沖縄で戦没者を慰霊なさいました。私は子どもの頃から沖縄慰霊の日、広島や長崎への原爆投下の日、そして、終戦記念日には両陛下とご一緒に黙とうをしており、その折に原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。また毎年、沖縄の豆記者や本土から沖縄に派遣される豆記者の人たちと会う際に、沖縄の文化とともに、沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。

 私自身もこれまで広島、長崎、沖縄を訪れ、多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また平成19年にモンゴルを訪問した際に、モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし、シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。

 私自身、戦後生まれであり、戦争を体験しておりませんが、戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。両陛下からは、愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし、私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。

 わが国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています。戦後70年を迎える本年が日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています」

B:NHKは何に言及しなかったか

1:多数の犠牲者を出したこと

・あらためて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し

・先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、多くの方々が苦しい、また、大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。

・広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず、多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み

・両陛下には、これまでさまざまな機会に戦争によって亡くなられた人々を慰霊し、平和を祈念されており、今年は戦後70年に当たり、4月にパラオ国をご訪問になります。戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが、お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。また両陛下には、今年戦後70年を迎えることから、昨年には広島、長崎、沖縄で戦没者を慰霊なさいました。私は子どもの頃から沖縄慰霊の日、広島や長崎への原爆投下の日、そして、終戦記念日には両陛下とご一緒に黙とうをしており、その折に原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。また毎年、沖縄の豆記者や本土から沖縄に派遣される豆記者の人たちと会う際に2015-02-27 05:4710、沖縄の文化とともに、沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。

 私自身もこれまで広島、長崎、沖縄を訪れ、多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また平成19年にモンゴルを訪問した際に、モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし、シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。

2:平和への思い

・、平和を心から願い、世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。

・多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み、戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。

・両陛下には、平和を祈念されており

・悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。

3:憲法に関する部分

・わが国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています。

C:評価

 戦争の悲惨さに言及する部分はない。

 平和の重要性を強調する部分がない。

 憲法に対する言及がない。 

 これらは決して偶然ではない。これらの指摘は安倍政権にマイナスだから指摘がないのだ。

コメント(5)

 天皇(象徴天皇)は、「国政に関与すべきではない」、ということは、重々承知の上で、天皇・皇太子の「平和」についての発言が続いています。
 発現せざるをえないほど、「国際情勢」や「安倍政権」に「不安」を抱かれていることがわかります。
 それは、大多数の『日本国民」の気持ちと重なります。
 あらためて、この国が大変な状況にあることを思い知らされます。
 
 「福島」の「汚染処理」や「廃炉」が遅々として進まず、汚染水が海洋に垂れ流されているというのに、
 世界に大ウソをついて、「東京オリンピック」を招致した日本。
 「冷戦」が終わり、「対話」による「国際問題の解決」がめざされている今日、それに逆行するように、「集団的自衛権の行使」や「米軍基地の重視」と「軍事路線」を強行する「安倍内閣」。
 
 ようやく国際社会も国民も 「安倍内閣」の危険牲に気が付いたようです。
  

>>[1]

それに気づかずに?あるいは、気づいていても、安倍内閣賛美ばかりしている、産経・読売新聞。
それに、偏向報道のNHK、ひどいもんです。
NHKの受信料は、ぜったい支払うべきではない。
>>[2]
週刊誌が、「安倍批判」を始めましたね。
大臣のスキャンダルも次々出てきそうです。
最終的には、安倍のスキャンダルでしょうか。
>>[3]

安倍さん、国会で追及されたとき、大声で、「証拠もないのに、名誉棄損だ!」と言っていた記憶がある。
調査して、とどめをさしてほしいものです。
他のコミュニティで書いた
天皇制についてです。

http://www.kyoto-up.org/archives/2012

書評〉 安丸良夫×菅孝行 『近代日本の国家権力と天皇制』

>天皇(制)は支配者たちの意向によってすぐに「日本固有」の「伝統的」なものとして国家の中核に動員装置として呼びこまれ、排外主義や国粋主義のシンボルとなりうるものである。

また象徴天皇制は、戦前の天皇制よりも「敵」が見えない分反対がしづらく、むしろ国家の統治にとっては都合のよい制度なのではないか。

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