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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの女性閣僚靖国。英霊に感謝。戦前英霊の為、撤回できないと満州軍事支配、更に日華事変へと突入。

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孫崎享のつぶやき
女性閣僚靖国。英霊に感謝。戦前英霊の為、撤回できないと満州軍事支配、更に日華事変へと突入。
2014-10-21 06:249



「高市早苗総務相、山谷えり子拉致問題担当相、有村治子・女性活躍相の3閣僚は18日、秋季例大祭が行われている東京・九段北の靖国神社にそれぞれ参拝した。

高市氏は参拝後、記者団に「国策に殉じられて、尊い命を落として、国の存立を守ってくださった方々に感謝の気持ちと哀悼の誠をささげた」。山谷氏は「国のために尊い命を捧げられたご英霊に対し、感謝の誠を捧げた。平和な国造りをお誓い、お約束してきた」と語った。」(18日朝日)

第2次世界大戦、英霊を敬うという言葉で、如何に満州、中国などの侵略的行動を正当化してきたか。

私は今、日露戦争から真珠湾まで学び始めているが、幾つかの事例。

1:1913年9月5日、外務省政務局長阿部守太郎が、赤坂霊南坂坂の自邸門前に於いて、二人の暴漢に襲われ、短刀で刺されて、翌日死亡しました。ほぼ初めの暗殺事件です。

1911年に辛亥革命が勃発し、日本はその対応が問われていました。

阿部守太郎は、外務省きっての「中国通」とみなされ、対中外交の中心的存在で、軍部や大陸浪人が抱く領土的野心を否定し、「暴を以て暴に処するは国際の信義に悖る」という信念を以て、あくまでも日中平和の政策を押し進めていたのです。

遭難した当日の午後には、阿部邸に「斬奸状」が配達されていた。

「斬奸状」には「外は東に神州の国威を凌辱蹂躙せられ、西にはかつて20億の巨財と10万の同胞が屍山血河、悲惨極まる努力によってようやく勝ち得たる“満蒙”を捨てて顧みざるのみならず」等の記述があります。

「10万の同胞が屍山血河」の犠牲を無駄にさせないために満州を取りにいかなければならないという論理です。

2:1941年10月14日閣議:依然交渉を継続すべきとする豊田外相と、交渉の鍵である軍の撤兵は譲れないとする東條外相との見解が対立します。洋上陸相は近衛首相に総辞職を迫ります。

 ここで外相と陸相の間で論争がおこります。

「日米交渉の成功の確信の有無を外相にただしたい」

 外相:交渉妥結の鍵は、支那に於ける駐兵問題、三国同盟、などである。米側は北部仏印への我軍行動に関しても言及している。重点は撤兵であり、撤兵すれば交渉妥結の見込がある(他情報を追加)。

 陸相:中国の駐兵問題を譲れば支那事変は全く水泡に帰し、満州事変の基礎を危うくする。

ここでも「英霊」に申し訳ないという理由をつけて中国進出とその継続をはかります。

「英霊も死を無駄にしない」という論理で侵略的行動を正当化していきます。

集団的自衛権容認の動きと靖国参拝の動きは連動しています。

コメント(5)

「安倍内閣」には、「時代錯誤」で、「極右」の議員が多いですね。
それでいて、日本軍兵士を殺戮し、東京を空襲し、広島・長崎に原爆を落としたアメリカには抗議をしないというのですから、わけがわかりません。歴史を知らないのかもしれませんね。
余談的な話です。

杉本五郎中佐の著書「大義」が戦争中の青年将校たちに大変人気がありました。
元は4人の息子宛に書いた遺書で、軍上層部に都合の悪い部分は伏せて出版されました。伏せ字の復元がされた中に(完全かどうかは分らない)下の内容があります。

「一度敵地を占領すれば、敵国民族なる所以を以て殺傷して飽くなし、略奪して止まる所をしらず。悲しむべし、万端悉く、皇軍の面目更になし。」

特に中国で極めて酷い行動をしていたと言えます。

こういう軍の戦死者を全て英霊だ英霊だと讃えるのは、神経がまともではありません。

********************
宮武剛「将軍の遺言」昭和61年 毎日新聞社 116Pに、大義の17章の一部が転載されています。(略)は宮武著の本で省略されてる部分です。)

>「大義明白なる戦争発起も、之に従ふ上下、大義不分明ならば、各々自己を執つてその保存に懸命の努力を終始せん。上は其の功を競ひて他の損傷を顧みず、下は自己保存の極限を発揮して上を怨嗟す。

一度敵地を占領すれば、敵国民族なる所以を以て殺傷して飽くなし、略奪して止まる所をしらず。悲しむべし、万端悉く、皇軍の面目更になし。皇道は空華、施布は国裏の禅、現皇軍が皇化第一線の使徒たること遠しも遠し、正に白雲万里なり。

(略)

神将は戦術秘奥の極上を傾倒し、神兵は訓育精華の極底を吐露して、殉皇す。茲に万生化育の聖業は進む。皇軍の真面目躍如たり。然るに見よ、一会戦終る毎に、上下の秩序は愈々乱れ、下は増上慢となり、自己所属の将にあらずんば、全く無差別下剋上となり、上之れを指導するの明識を欠き、功名に酔ひて一時を糊塗して、皇軍崩壊の遠因素縁をなし、皇国の安危慮外に在るものの如し。皇軍緒戦に於て既に然り。
世界興亡の足跡を仔細に検討せよ。其の滅亡の最大原因は常に飽くなき利己心、停止を知らざる自己保存ならずや。かくして今次の戦争は帝国主義戦闘にして、亡国の緒戦と人謂はんに、誰人が何と抗弁し得るものぞ。」

***************
この「大義」について、私はあるコミュニティでトピを作りましたが、現在中断しています。

http://m.mixi.jp/view_bbs.pl?guid=ON&id=77023310&comm_id=396416
野口さんの「大義ー杉本中佐ー軍神」のトピ、読せていただきました。

彼の、思想「天皇=神=世界の支配者」には驚きです。
これは、いまイスラム国で、行われている、モスレムのアラーへの忠義のための聖戦とまったく同じ考え方ですね。
狂信者としかいいようがありません。
モスレムの人たちも、普段の生活は立派な人たちです。ただ、高邁な?思想が彼らを戦争にかりたてるのだと思います。
もし戦前の日本も、杉本中佐のような思想が主流だったのなら(西尾幹二は否定してますが)、日本の戦争は当然であり、日本国の滅亡も当然でしょう。
>>[003]

仰る通りと私も思います。

あの天皇崇拝は、西尾氏も説明してるように一神教的で日本には無かった考えでしょう。

私が不思議に思ったのは、かなり多くの青年将校があの本に心酔したらしいということです。
常識では考え難いです。
内容を十分に理解せずに、文章の雰囲気に魅せられたのかな? と思ってます。

しかし、政治家など指導者層が信仰心を大衆に刷り込んでマインドコントロールすると、とんでもないことになる例であると思います。

安倍首相が、国の指導者が戦死者の英霊に尊崇の念を払うのは当然だと言ってるのも、マインドコントロールだと私は思っています。
>>[4]

全く同感です。
安倍総理や右翼の連中が、戦後の日教組の教育で、自虐史観や東京裁判史観が教えられ(洗脳された、マインドコントロールのように・・)日本が、ダメになったかのように言ってます。

したがって、彼らは「戦後レジームからの脱却」とか言って、ぎゃくに、マインドコントロールをしてますね。
そろそろ、安倍さんもアメリカから見放されるかもしれません。

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