孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの孫崎享のつぶやき二題

孫崎享のつぶやき二題

①米国軍需産業、国防費削減で解雇等。その中「イスラム国」攻撃。需要増で株価最高高値へ。2014-10-06 07:331
②公明党代表は１０％主張。国民７２％反対。もはや国民の感覚も吸収できない政党になったか2014-10-06 07:451
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①■米国軍需産業、国防費削減で解雇等。その中「イスラム国」攻撃。需要増で株価最高高値へ。
私は米国の中東政策は①イスラエルの安全にとって、その行動がどれ位重要か、②軍需産業にどこまでプラスかが主な要因で決定されているとみている。
イラク戦争、アフガニスタン戦争の終焉は軍需産業にとってピンチ。その中今回のイスラム国攻撃は、起死回生の大幸運。これに関連する星条旗新聞の報道

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先週、米国戦艦が４７発のクルーズ・ミサイルを発射した後、国防省はRaytheon 社からトマホークを購入する２億５１００万ドル（$251-million）の契約を結んだ。これは軍需産業にとって大変な「たなぼた」である。
米国のイラク作戦、アフガニスタン作戦が終わるにつれ、防衛産業は国防予算削減に備えていた。多くの会社は解雇と合併と生産ラインの縮小を行ってきた。
多くの専門家は弾薬、兵器産業の回復を予測している。
米国、欧州、及びアラブ諸国の戦闘機、無人機、補給などの活動はすでに１０億ドル（$1 billion）を要しており、更に数十億を必要としよう。.
米国の何十もの攻撃目標は「イスラム国」がイラク軍から奪った米国製のハンヴィー（高機動多用途装輪車両）である。
ウオール・ストリートが注目しており、 Raytheon, Lockheed Martin Corp., Northrop Grumman Corp. and General Dynamics Corpはほぼ最高値を付けている。.
投資家はミサイル、爆弾、監視装置など高額武器の販売を期待し数年継続すると予測している。
国防予算が再度上昇する理由がある。
空爆は年間２４億ドルから３８億ドルになろうという予測がある。
議会は武器、訓練でイラクに５億ドル（$500 million ）供与を決めた。
将来の費用はどれくらい継続するか、そして米軍陸上部隊が今の１６００名を超えるかによる。
ヘーゲル国防長官は一段と予算を獲得する必要があると述べている。
現在国防省は予算減額の圧力をうけ２０１５年度は、前年比２００億ドル少ない５８６０億ドルを予定している（$58.6 billion）。
８月８日からこれまでイラクへの空爆はは総計２５０にのぼる。
英軍も参加した。
シリア空爆ではサウジ、ア首連、ヨルダン、バハレーン、カタールが参加した。
こうした有志連合国は多くの武器を米国から購入する。
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②■公明党代表は１０％主張。国民７２％反対。もはや国民の感覚も吸収できない政党になったか
2014-10-06 07:451

　公明党には驚くことがしばしばであるが、次のニュースには驚いた。
４日「公明党の山口代表は愛知県本部大会で、社会保障の充実に予定通り来年１０月に消費税率を１０％に引き上げるべしを改めて示しました。」
これを東京新聞の世論調査と比較してみよう。
消費税再増税反対７２％　「１２月の判断先送りを」
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全国面接世論調査で、来年十月に予定されている消費税率１０％への再増税に反対する人が７２％、賛成２５％
　四月に税率が８％に上がった後、家計のやりくりが厳しくなったと感じている人は「ある程度感じている」を含めて８２％。
　税率８％への増税が決まる直前の昨年九月に実施した共同通信社の電話世論調査では、賛否がほぼ並んでいた。これと比べて再増税への反対論は広がっている。　再増税に反対するのは、男性が６８％だったのに対し女性は７７％で、主婦などが家計の厳しさをより強く感じているようだ。大都市よりも小都市や郡部で反対が多いとの傾向も出ている。
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これを見れば、公明党指導部には国民の感覚を吸い上げる力がなくなったとしか、いいようがない。
SNAは「公明党―自民党連合は発足して１５年目」と記していたが、１５年自民党、多くの期間政権党になると、物事の発想は支配する者の考えになるようだ。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 10月06日 11:02

①、アメリカは、軍産共同体の力が強く、（議会でも、そして経済的にも）、いままでもイスラエルを守る、あるいは、自由のため、と称して世界の各地で戦争をしかけてきた。戦争は、莫大なる消費の創造である。日本も、アメリカと共同で、同じ道、おなじ軍産共同の道を歩もうとしている。
②公明党、結党の趣旨からは、完全に乖離しました。自民党の友党というより、政権党そのもの、となりましたね。宗教政党が政権につくと怖いです。自民党は、逆に、そんなにまで、公明党の票に依存しているのか？恥ずかしくないのか？

[2] mixiユーザー 10月06日 14:58

>>[1]

公明党にはいまでも反権力の共闘相手と考えている勢力もいますね。具体的には言いませんが。
やはり創価学会が檀家として日蓮正宗のもとにあったのが、対立して宗門問題で、自民党や権力から政教分離問題で゜攻撃されるのを防止するところから、ずるずると自民党と融解していったと考えています。
私も公明党にある程度期待した時もありますが、いまはすっかり冷めた意識で、公明党を棄権とみなしています。「平和の党」「福祉の党」と言いながら、国会で自公でどれほど政治を軍事化反動化させてするかを見ると、ことばでは信用しません。

[3] mixiユーザー 10月06日 18:50

＞公明党を棄権とみなしています。
危険→危険

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