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オーストラリア交流会のお知らせコミュの★ちょっといい話★

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こんな体験談も頂きました^^
日本人である事、コミュニティー能力、人である事。
色々考えさせられますね。



ゴールドコーストにある、Inforum Education という語学学校。http://www.inforum.com.au/site/
本当に温かいサポートとアットホームさではゴールドコースト1と言われている学校です。2011年には世界トップ10の学校にも選ばれた質もトップの学校です。この学校からいつもニュースレターで送られてくる「ちょっといい話」今日は皆さんにもおすそわけです。ちょっと長いけどお付き合い下さいね。


今年より、General EnglishのIntermediateとUpper-Intermediateの授業にPresentation Skillが取り組まれた。1レベル12週で、10週目の午後の授業よりpresentation Skillを学びだし、11週目にプレゼンテーションの題となる場所の見学、12週目の木曜日にプレゼンテーションがスピーキング(期末)テストの一環で行われる。
3人1組で行われるが、普通の会話とは違い初めて人前で、しかも間違いのないように話さなくてはいけない、緊張の瞬間だ。
プレゼンテーション用語はもちろん、文法、発音、声のトーン、Eye Contactを効果的に使うこと、「起承転結」の「転」の部分に当たるHookの使い方, チームワーク力、リサーチが良くできているかの部分で担任の先生他、アドミンのスタッフも加わり評価が行われる。
授業の内容とテストの採点基準が発表されると、”That’s interesting! こんな大人のテーマで勉強したかった!”と生徒たちの反応は上々!
だが、半分の日本人生徒からはブーイングが出た。この生徒たち、English Onlyポリシーがないと英語が話せない、授業中も指されない限り発言をしない、他の国の生徒に誘われても遊びに行かない、日本人とだけつるむ、という消極的グループ。そんな
生徒にとっては人前で話す事も大変なのに、読みの多いリサーチや、普段話した事も無いクラスメートとチームになるなど、気絶してしまいそうな授業だ。

「試験の日、休むからね。」「マジできないし。」「マジ止めて欲しい。」とネガティブなコメントが続いた。「大丈夫、あなたなら出来るよ。ちゃんと私が練習に付き合ってやるから」、となだめるが効果なし。
どんどん顔色の曇る「マジ出来ない」組をよそに授業は続いていく。

Upper-IntermediateはシェラトンホテルをDirector of Client Servicesと見学し、ホテルの「SWAT分析と改善点の提案」がテーマ。High Teaが終わった頃には皆ご機嫌。やる気もアイディアも出てきた。
Intermediateは入り江「Spitに旅客船ターミナルは必要か」、という環境問題がテーマ。炎天下2時間半かけて環境サイエンティストのガイドの下、海辺を歩き、ターミナル建設予定地とその周辺の動植物を観察し、へとへとになりながらも目前で起きている事の重大さに気がついて唖然とする。
6時を過ぎても学校へ残りPresentationの準備を続ける生徒達が増え、あちこちで
“I would like to draw your attention to the fact…” なんて声も各クラスから夕方遅くまで聞こえ始め、真っ青になり私のオフィスに来てはポロポロ泣き出す「マジ出来ない」生徒達のメモが手のひらの汗と涙でくしゃくしゃになった頃、とうとうプレゼンテーションの日がやってきた。
私はIntermediate1のクラスに入った。
日本人3名、チリ人1名、ハンガリー人1名、韓国人2名、タイ人1名、イタリア人1名、コロンビア人2名、台湾1名の4組。みんな、上手にできるかな、と見ているこっちが緊張する。

第1組目のイントロはサッカー選手のTeppei. 
彼がソフトな声で話し出した瞬間、クラスの雰囲気が変わった。
みんな、出来る!と自分を信じだしたのだ。
ターミナル反対派、賛成派、それぞれがしっかりリサーチの結果を発表し、どうして反対なのか、賛成なのかを訴えていく。緊張で声が震えるが、しっかりした自分のプレゼンを聞くたびに、誇りが潤滑剤となり、声もはきはきし、目が輝きだした。言葉を詰まらせたグループ仲間にはメモをさっと差し出し、「大丈夫、僕達がここにいるよ」といわんばかりに、背中をポンと叩いてサポートをした。コロンビア人のハイロは、州のプロジェクトでは提案されていない環境破壊の少ないターミナルの作り方を
提案し、反対派を唸らせた。立派な、本当に立派なプレゼンだった。

4時ごろアドレナリンで高揚した「マジ出来ない」生徒達が各クラスから次々に出てきてオフィスに来て、「やってよかった」、「出来ないと思ったけど、案外出来た」、「最初からこのぐらい頑張って勉強しておけばよかった」、「やっぱりこの位圧されないと駄目だね」と満面の笑顔で、手のひらを返したようなコメント。
この子にできるかな〜と実は心配だった私も、「Of course! I told you you coulddo it!」とため息を隠してコメント。
もうちょっとあ〜すれば良かった、とか、あの生徒のここが良かったとか、嬉しくて嬉しくて、生徒たちの話は尽きない。5時までかかるぞ〜と覚悟した瞬間、コンコンとノックの音。カーロスがひょいと顔を見せ、「We are going to have a party now. Do you want to come?」と「マジ出来ない」チームメイトを誘いに来たのだ。

にっ、と笑い、”Yes, Of course!”と「マジで出来なかった」生徒達がカーロスと肩を並べて出て行った。
“where are we having the party?” “Jairo’’s place.”
“Who is coming” “everyone from our class”
“Shall I buy something?” “No but please pay $5”

エレベーターのドアが閉まるまで、みんなの自信に満ちた会話が聞こえた。
あ〜、いいね〜。マジうれしいし。
Jun

http://www.inforum.com.au/site/

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