Upper-IntermediateはシェラトンホテルをDirector of Client Servicesと見学し、ホテルの「SWAT分析と改善点の提案」がテーマ。High Teaが終わった頃には皆ご機嫌。やる気もアイディアも出てきた。 Intermediateは入り江「Spitに旅客船ターミナルは必要か」、という環境問題がテーマ。炎天下2時間半かけて環境サイエンティストのガイドの下、海辺を歩き、ターミナル建設予定地とその周辺の動植物を観察し、へとへとになりながらも目前で起きている事の重大さに気がついて唖然とする。 6時を過ぎても学校へ残りPresentationの準備を続ける生徒達が増え、あちこちで “I would like to draw your attention to the fact…” なんて声も各クラスから夕方遅くまで聞こえ始め、真っ青になり私のオフィスに来てはポロポロ泣き出す「マジ出来ない」生徒達のメモが手のひらの汗と涙でくしゃくしゃになった頃、とうとうプレゼンテーションの日がやってきた。 私はIntermediate1のクラスに入った。 日本人3名、チリ人1名、ハンガリー人1名、韓国人2名、タイ人1名、イタリア人1名、コロンビア人2名、台湾1名の4組。みんな、上手にできるかな、と見ているこっちが緊張する。
4時ごろアドレナリンで高揚した「マジ出来ない」生徒達が各クラスから次々に出てきてオフィスに来て、「やってよかった」、「出来ないと思ったけど、案外出来た」、「最初からこのぐらい頑張って勉強しておけばよかった」、「やっぱりこの位圧されないと駄目だね」と満面の笑顔で、手のひらを返したようなコメント。 この子にできるかな〜と実は心配だった私も、「Of course! I told you you coulddo it!」とため息を隠してコメント。 もうちょっとあ〜すれば良かった、とか、あの生徒のここが良かったとか、嬉しくて嬉しくて、生徒たちの話は尽きない。5時までかかるぞ〜と覚悟した瞬間、コンコンとノックの音。カーロスがひょいと顔を見せ、「We are going to have a party now. Do you want to come?」と「マジ出来ない」チームメイトを誘いに来たのだ。
にっ、と笑い、”Yes, Of course!”と「マジで出来なかった」生徒達がカーロスと肩を並べて出て行った。 “where are we having the party?” “Jairo’’s place.” “Who is coming” “everyone from our class” “Shall I buy something?” “No but please pay $5”
エレベーターのドアが閉まるまで、みんなの自信に満ちた会話が聞こえた。 あ〜、いいね〜。マジうれしいし。 Jun