ＫＩＤの、とにかく面白いお話。コミュの寺生まれのペペ　第二話

ワシの名はペペじゃ

寺生まれ牧場育ち今は訳ありでホストをやっている。

男「ペペ。何回グラス割れば気がすむんだゴルァァ」

こいつの名はプッピーポ

いわゆる先輩ホストってやつだ。いつも重箱の隅をつつくようにイチャモンをつけてくる。

パリーン。

プピッーポ「言った矢先からまたひっくり返しやがったな。おまえ今までにいくつ割ってんだ！？」

ペペ「貴様は自分の食べたパンの枚数を覚えているのか？」

フンッ

言ってやったぜ

だが

プピッーポ「俺小麦アレルギーだからパン食えねえの」

とかマジレスされた。

ガッデム！！！

ファッキンシット！！！

そうこうしてるうちに

いつもの常連客

キャバクラ「わくわくタイガーマスク王国」のNo.１キャバ嬢のピーポッパさんが現れた。

お目当てはもちろん

No.１ホスト

ゴエモンさんだ。

ゴエモン「ご指名アリガトゥーッス！！！今夜は君の瞳に乾杯だ」

ピーポッパ「アハ、マンモスうれぴー。ドンペリゴールドもらえるかしら」

三番テーボォーにドンペリゴールド入りまぁーす。

パーリラ、パリラ、パーリラ

フーッ！！！フーッ！！！

くそぅ。こんな時に俺はシャンパンタワーのグラスを叩き壊すくらいしかできねえんかよ。

ガシャン、ガシャン。

プッピーポ「だから割るなつってんだろぉーがぁ！！！」

また重箱の隅をつつくような事言ってやがる。
うだつのあがらない奴め。

そんな俺にも指名が入った
。あの有名なキャバクラ「お線香」のNo.１キャバ嬢のパピリスさんだ

今日も胸元がガッツリ空いた服を着ている

パピリス「ぺぺ！！！会いに来たよ。レギュラー満タンもらえるかしら」

四番テーボォーにレギュラー満タン入りまーす

ﾊﾟｰﾘﾗﾊﾟｰﾘﾗパリラ

フーッ！フーッ！

そんなパピリスさんは

今年８６歳

俺の祖母である。

憤りを感じたおれは帰ってから鼻の頭にアロエエキスを塗りたくって寝たポヨ

寺生まれも楽じゃないぜ。

寺生まれのペペ
第二話

完