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★★ たんじゅんイチゴ栽培 ★★コミュのクラウンの取り扱いについて

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<たんじゅん日本MLより転載> sakusakuさん


イチゴのクラウンを埋める件について、もしかしたら慣行農法的な意見をさせていただきます。

クラウンは、イチゴにとって唯一の成長点になります。(クラウンの直下、数箇所も含めて)
他の野菜や花木でもそうですが、成長点を土に埋めるなんてこと、普通めったにないですよね?

イチゴを上から覗き込むとわかりますが、新葉や花芽は成長点からゆっくり顔を出します。
その成長点が土の中にあったら、葉も花もスタートからつまづき、時には湿った土のせいで腐ります。

そういう意味で、クラウン直下まで土を被せる、というのがベターなのではないでしょうか?

冬の収穫量を上げるためクラウン部分を加温する技術があるようですが、その場合でも
クラウンを埋めているのでしょうか?

それと、炭そ病との関連についてですが、炭そ病を発症するのは25度以上の環境下で、
慣行農法でも、冬の収穫期に炭そ病で株が枯れることはほとんどありません。
しかも、たんじゅんの土が出来てくると、微生物が大活躍してくれるおかげで、○○病という
もの達はあまり活躍できないと思うので、炭そ病に気を使う必要はなくなると思います。

いちごの炭そ病は、葉や茎に菌が付くのが主に初発で、それがだんだんクラウン部にまで菌糸が
到達し、クラウンが腐って枯れます。

横山さんのイチゴを見学させていただいた感じでも、もう既に病気の心配はない所まで来ている
ように感じましたし、水やりを一切しないので炭そ病がもし発生したとしても蔓延はしないはずです。
クラウンに土をかけるのも、もしかしたら乾燥条件ならありなのかもしれませんが、土よりも
少々光の入る炭素資材等をかける方が良いような気がします。

コメント(14)

(しん@晴空農園)


まず、
「クラウンに土をかぶせない理由」について、
成長点だからという理由、ありがとうございます。

その理由は考えていなかったので、
さっそく試してみて、新葉や新芽の出方がどうなるか、観察してみます。


また、かぶせるのは土がいいのか炭素資材がいいのか、について、
昨年9月の定植は、土寄せしない普通の植え方だったので、
炭素資材の方しか試さなかったのですが、
今の時点の結果は、
「炭素資材をかぶせた方が、若干生育がいい」
でした。
(少なくとも、チップをかぶせることによる害はなさそうでした。)
⇒大橋さん、ハイキンショウをかぶせた結果はどうでしたか?


>それと、炭そ病との関連についてですが、炭そ病を発症するのは25度以上の環境下で、
>慣行農法でも、冬の収穫期に炭そ病で株が枯れることはほとんどありません。

僕が何軒かで聞いたのは、
定植直後の9月や10月に病気になるという話でした。

特に、クラウンに土がかぶるような深植えになると、
桜井さんが「時には湿った土のせいで腐ります。」
と書いていたようになるから、
慣行農家さんは植え方に気を遣っているのかもしれませんね。
(炭そ病は糸状菌がおこすらしいので、湿気はよくなさそうですね。)

ウチの露地イチゴの参考にならない事例を紹介します。

昨年、長さ5m×幅1m×高さ30cmの畝にランナーでイチゴを伸ばし放題にしました。
夏には一面イチゴだらけになり、生育が良かったのですが、1つ困った事がありました。
土壌微生物へのエサ遣りです。
クラウンを埋めてはいけないと言うのは知っていたのでどのようにすればいいか迷いました。
結局、3cmの厚さで籾殻と土が混ざったものを敷き詰めました。
その際、株と株の間に籾殻土を敷き詰め、上からかけないように注意しました。
殆ど病気にかかる事無く夏を乗り切り、秋に植え替えようとした所、面白い状態になっていました。
根とは違うクラウンの部分(?)が上に伸びていたのです。
表土の厚みが増すと、それに対応してイチゴ自身が成長点を押し上げたように見えました。

冬を越し、今少しずつ花が咲き始めています。
収穫期はまだ少し先ですので、これからどうなるか楽しみです。
>>[2]
そうですね。
クラウンは木が生長するのと同じように、にょきにょきと上に伸びます。
古い葉を脱ぎ捨てながら、上に成長します。
そのため、成長点はだんだん地面から遠ざかるので、伸び上がった高さ分の
炭素資材を敷き詰めればよいと思います。

炭素資材を敷き詰めた後、数ヶ月したらクラウン下をほじくって観察してみてください。割と高い位置から新しい根が出ていると思います。
クラウンの深植えについてですが、廃オガを株元にやりましたが、成長にさが出たかどうかはあまり変わらないように思います。私はイチゴの立場にたって考えた場合、寒いからマフラーの感覚でやりましたのでそこが大事なのかなぁと思います(笑)
葉かきについては、とちおとめについて、はかきをすることで花芽がピューっと出て来ました。そうすることで受精不良が減りますね。また、イチゴの花芽もすんなり花芽を伸ばせるので良いかな。と思います。
>>[4]
クラウンにマフラー、やり方を選ぶとは思うのですが、ありだと思います。
危険なのは、濡れたマフラーにしてしまうことと、クラウンを暗黒にしてしまうことだと思います。
この2点に気をつければ、イチゴの立場にたっても喜んでくれるのではないかと思います。

葉かきについては、今回の大橋さんの葉かきは、花芽が動くための”きっかけ”だけだったのかもしれないと考え中です。春モードのための根は、もっとかなり早くに作らないといけない・・・らしいのですが、もっと勉強して&イチゴ農家の話をうかがったりして納得して、自分の腑に落ちたら書き込みします。

受精不良については、暖かくなって蜂が元気になったのかもしれないし、暖かくなって雄しべの生育が順調になり花粉の質が上がったのかもしれないし、暖かくなって雌しべの受精能力が上がったのかもしれないし、日長に敏感なとちおとめ株そのものが元気になったからなのかもしれないし、複合要因がたくさんありそうな気がします。
そうですね。
僕も、葉かきよりも、暖かくなったタイミングなど、他の要因が強い気がしています。
まー少しイチゴの中に手を入れて可愛いがってやるくらいな気持ちでいーのではないかなぁ。古い葉は、水を弾かないのどすが、新葉は水を弾くね
内張りはもうそろそろ要らないですよね?
>>[8]
最高温度25℃以下が、イチゴをゆっくり美味しく熟させるのに大切なので、茨城ならもうとっくに内張り要らないと思います。
むしろ、遮光して温度を下げる必要すらあるのでは?
ただ、こちら信州では、朝は−1度続きです。毎日、内張りを開け閉めしています。
>>[1]
返事が遅くなってしまってすみません。

クラウンに土ですが、試しに籾殻をクラウン上に大さじ1杯乗せてみました。
使ったのはナルナル籾殻ぼかしで、エンドファイト効果もあるかもしれないから株の直下に置いたほうが良いと説明されていたので、お試しついでに全部やってみました。
全て容器栽培なので、毎日水やりしたところ、春の葉がピンピン立つ品種はクラウン周辺の風通しが良いおかげか何の変化もなし(とちおとめ・やよいひめ)
これに比べて、葉がまだ勢い良く立たない品種は、クラウン周辺に葉がモジャモジャしていて通風が悪く、水も滞って腐りが出ました。(あきひめ・宝交早生)

ただし、あくまで腐りで、それらを取り除いたら元に戻りました。
クラウンを埋めて炭そ病発生ではなく、湿害による灰色カビの発生です。

それから、9月・10月に炭そ病が発生するのは、定植後のことですよね。
前にも書きましたが、炭そ病は25度で発病しやすくなります。
茨城・千葉のこの時期は、ハウス温は簡単に25度いきますよね。

それともう1つ、株が弱った時には20度でも発病します。
定植による株の弱りが、炭そ病の発病を誘発する時期、それが9月・10月になります。植えてから10日間など、特に注意したい時です。

炭そ病については、発病だけが問題ではなく、感染している未発病株が必ず存在することを念頭においてください。炭そ菌はその辺にいくらでもある菌なので、イチゴ株としては普通に接触しているからです。
ただし、たんじゅん的に土ができていれば、イチゴ株は炭そ菌に負けるような状態ではないはずなので、炭そ病に対する議論は、必要なくなると思います。

また、定植方法による株の弱り方ですが、無仮植苗やポット苗の根洗い等、根を一度裸にする植え方の場合、その根は最終的に全部枯れてしまうそうです。
イチゴは乾燥を特に嫌う植物なので、根はデリケートみたいです。
定植後にスムーズな活着を、という観点だけで言うと、ポット苗の根鉢を崩さずに植えて、すぐに土との密着を良くするために水やり、がベターのようです。
>>[11]

クラウンを埋めることは、湿害を呼ぶ可能性があるとのこと。
たしかにそうですね。
そうなる可能性があるという前提で、来年は少しだけ試してみます。


炭そ病については、慣行農家さんも定植直後が危ないと言っていますね。
ただ、桜井さんも僕も思ってるように、たんじゅんの環境では、全く心配ないですね^^。

むしろ、そのような弱い株を退場させるのが(悪い環境だと人間に気付かせるのが)、炭そ病の役目でしょうから。



>また、定植方法による株の弱り方ですが、無仮植苗やポット苗の根洗い等、根を一度裸にする植え方の場合、その根は最終的に全部枯れてしまうそうです。


そう思います。
群馬の親方も「苗に付いてる根はどうせ使えねえ」と言って、根を4分の1くらい切って植えています。

僕も、定植後10日くらいで、一度、株を掘ってみたのですが、
古い根と新しい根の違いは一目瞭然でした。

http://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=1912449413&owner_id=307520

http://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=1912448706&owner_id=307520




>定植後にスムーズな活着を、という観点だけで言うと、ポット苗の根鉢を崩さずに植えて、すぐに土との密着を良くするために水やり、がベターのようです。

たしかに、植えてから早くピンとするのは、圧倒的にポットですね。

慣行農家さんの定植を手伝ったときに、
ポットと無仮植(土から掘って植える)を両方やったのですが、
ポットは3日後にピンとしたのに対し、無仮植は1週間くらいかかってました。


ただ、「最終的に、充実した株にする」という観点だと、
新しい根をできるだけ伸ばすのが重要そうなので、
新しい根を生かす無仮植などの方が良さそうと思っています。

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