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魔法使いと黒猫のウィズコミュのウィズキャラ設定・ストーリー妄想板

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「魔法使いと黒猫のウィズ」に登場するキャラの設定やストーリーを妄想するトピックです。
ここの運営さんが、余りにもキャラのストーリーに力を入れないので、もう妄想して自己補完するしかありません!…と、思って立ててみました。
「レナートには、こんな裏設定があるのでは?」
「アルルと愉快なライバル達の絡みが面白そう!」
「もしユッカとレナが出会ったら?」
「フーシャオのその後は?」
「カノンとハクアの決着が気になる!」

などなど、ウィズに登場するキャラの気になる点を話したり、ストーリーを妄想したりして楽しみましょう♪

コメント(3)

〜魔導の力によって統治される世界〜

「どうして分からないのですか!これは、魔導研究に革命を起こす大発見なのですよ! 」

…ここは、王立の魔導研究院。
この日、会議室で一人の青年研究員の怒号が響いた。


彼〜若き魔導研究者レナート・ノックス〜は、この日、友人との研究の最中に偶然産み出した魔石…彼は、これを「叡知の卵」と名付けた。

「この『叡知の卵』は人間の魔力・生命力の根幹に関わる重要な物質であり、これの仕組みを解き明かせば魔導研究は勿論、医学や自然学にも多大な進歩をもたらす…」

彼はそう考え、意気揚々とこの発見を自らが勤める王立魔導研究所に持ち込んだが、しかし、これに対する魔導研究所からの鑑定は

「持ち主の魔力を多少増幅するだけの、何の変哲も無いごくありふれた魔法石」

という、厳しい評価だった。

「バカな…研究院の長老連ともあろうものが、この発見の重大さを理解出来ぬとは…」

その後も彼は、この発見の重大さを訴え続けたが、周囲に理解される事は無く、逆に「レナートは妙な研究のし過ぎで気が触れた」という噂が広まっていた。

「それとも…俺が間違っているのか?全ては俺の妄想の産物に過ぎないと?」

幾度の葛藤の末、彼は名誉ある王立魔導研究員の職を捨て、家族とも別れ、彼の考えに共鳴した親友の魔導師と共に二人で「叡知の卵」の研究に没頭した。

「俺達で、魔導研究の新しい歴史を作り上げるんだ」
「あぁ…苔が生えかかったボケた長老どもの頭を覚まさせてやるとしよう!」

こうして、二人の挑戦は始まった。だがそれは、後の悲劇の始まりでもあった…。





黄昏の四神書の世界はパイロンやイーシェンの異界と同じところなのかなと思いました。
「・・・はあっ!」
その一声と共にツバキは眼前の藁を巻かれた標的の大木を一刀の元に叩き潰した、流れ落ちる汗、浅く激しい呼吸と共に握り締めた木刀を見つめた。
「ダメ・・・こんなんじゃ・・・あの子には届かない・・・」

それは2日前の事、ツバキは所用である場所を目指していた、剣術修行の出稽古の為、知り合いの道場を目指していたのだ。
とある橋に差し掛かった時、ふと橋のたもとに佇む少女の姿を見つけた、歳の頃は14,5歳といった所か、ツバキよりは少し幼く見えた。
ツバキは彼女の事を気に掛けつつも橋を渡ろうとした、その時だった。
「待って」

ツバキはえっ?と振り返った、いつの間にか立ち上がった彼女がツバキをジッと注視している、よく見るとカラフルな着物の下に帯刀しているのを認めた。
「(この子・・・剣士なの・・・?それにしても何て冷たい目をしているのかしら)」
「今、この先を通す訳にはいかない・・・引き返して・・・」
冷たく人形のような目をした少女は見た目通りの冷たい言葉をツバキに突き立てた。
「どうしてかな?理由を教えてくれない?私は向こう側に用事があるの、訳を話してくれなきゃ分からないよ」

ツバキが言うが早かったか少女はスッと腰を落とすと静かに刀に手を掛けた、問答無用という事だろう。
ツバキは仕方なく刀の柄に手を掛けた、その瞬間だった。
バシィイイ!!
少女の一閃がツバキの今立っていた場所を素早く薙いだのだ、寸での所で飛びし去ってツバキはかろうじてそれを交わした。

「あの間合いから一気に詰められた・・・この子一体・・・」
「命が惜しければ今の内・・・退けば斬らない」

ツバキは抜刀する、このままでは引き下がれない、生憎真剣しか持ち合わせていないがうまくやれば彼女を死なせる事はないだろう。
しかし、このツバキの判断は間違っていた。

「はぁあ!」

凄まじい勢いで少女は斬り込むと受けに回ったツバキと刀を交えた、バキン!と鈍い音と火花が散り、ジリジリと真剣同士が抉れる音が辺りに響く。
そしてツバキはハッとした。

「・・・人も殺さぬその刃で一体何が出来るというの?あなたの切っ先は甘すぎて苛立たせる」
「(この子・・・血の匂いがする・・・本物の剣客だ・・・)」

ツバキは知らなかった、彼女はカミイズミ流を受け継いだ剣客「ボタン・カミイズミ」だと言う事を。


・・・つづく・・・?

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