魔術結社アイオーン・神秘の光コミュのキリスト教、ユダヤ教、イスラム教は、本当に"単純なデミウルゴス信仰"なのだろうか？

俺は、常々、キリスト教については、本当に"単純なデミウルゴス信仰"なのだろうか？と、ある意味、サスペクトしてきた。そして、新約、旧約両聖書を、学べば学ぶ程、聖書とは、"単純なデミウルゴス信仰ではない"との考えを濃くして行った。何故なら、新約、旧約両聖書の中に散見されるのは、「アイオーンとデミウルゴスの虚々実々の壮絶な駆け引き(或いは、"闘い"とも云えよう)」だったからである。そもそも、「イエス・キリスト信仰」とは、言い換えれば、「アイオーン信仰」なのだ！俺は、実は、現在、キリスト教の(カトリックの)洗礼を受ける為に、勉強中である。カトリックの教会の方は、俺を受洗させれば、「グノーシス」という、いわば、「内部崩壊を励起する異分子」を取り込む事になり、必然的に警戒せざるを得ないということではなかったか？
結論から申し上げれば、俺は、カトリックの教理を変えてしまおうとか、反抗しようなどとは、一切考えていない。受洗した後は、教皇フランシスコ1世に、全面的に従う積もりである。そもそも、カトリックは、祖母と伯母の信仰であり、血族的な俺の精神的な土壌である。それを、コケにしたり、踏み荒らそうなどとは、とんでもない話であり、カトリックに、俺は、精神的な、「安らぎ」を覚えるのである。神父様達や、信者達の、心の平安を乱そうなどとは、毛頭考えない。どうやら、誤解をされていたようだ。誤解させたのは俺なのだから、申し訳ない話だが・・・・・。
話を元に戻せば、ユダヤ教すら、"単純なデミウルゴス信仰"ではない、との結論に至っている。何故なら、旧約聖書、及び、タルムード等、外典等々にも、アイオーンとデミウルゴスの虚々実々の駆け引きが見られるからである。

ただし、少し残念なのは、イスラム教である。イスラム教が、悪いとは云わない。何故なら、現代科学、経済に、多大な貢献をしてくれたからである。そもそも、イスラム教は、商人の宗教であるという。
しかし、問題になるのは、その教理である。細かく戒律を制定し従わせ、狂信者をも生み出す。デミウルゴスの悪しき影響ではないのか？識者の意見を待ちたい。

カトリックで、かわいらしく思えるのは、大学に、「ソフィア」の名を冠していることである。カトリックの初期教父は、「グノーシス」を自らの教理にわざと内包させたと聞き及んでいる。

また、アイオーンともデミウルゴスとも無関係に見えるが、浄土真宗も、俺の、懐かしい、温かな、精神的な土壌であるが。