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CLUB競馬サークルコミュの第60回日経新春杯

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実力馬か下剋上を狙う馬か、伝統のハンデキャップ重賞!「第60回 日経新春杯」
上半期における4歳以上馬の芝・長距離路線は、春の天皇賞が頂点となる。前年の有馬記念の3週間後という日程ではあるが、ここ2年はそこから臨んだ馬が勝利を飾っている。ハンデキャップ重賞ながら、今年も実力馬には注目が必要だ。その一方で、ハンデ重賞だからこそ、一気の下克上を狙っている陣営も多いことだろう。さて今年はどちらに軍配が上がるのか。まずは過去10年の結果をもとに、データをチェックしていこう。

上位人気馬が堅実!

過去10年の日経新春杯では、単勝1番人気馬が勝率20.0%、連対率40.0%、3着内率60.0%と、まずまずの成績を挙げている。単勝オッズ別成績を見てみると、連対馬20頭中16頭は単勝オッズ10倍未満の支持を受けていた馬だった。3着馬には10倍以上の馬が5頭入っていて、下位人気の馬の食い込みも見られるが、基本的には上位人気馬が強い重賞となっている。〔表1〕

〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 3-2-2-4 27.3% 45.5% 63.6%
4.0〜4.9倍 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
5.0〜6.9倍 2-4-3-5 14.3% 42.9% 64.3%
7.0〜9.9倍 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
10.0〜19.9倍 0-2-1-21 0% 8.3% 12.5%
20.0〜29.9倍 0-0-0-10 0% 0% 0%
30.0〜49.9倍 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
50.0倍以上 0-0-3-35 0% 0% 7.9%

4・5歳馬が中心

例年、日経新春杯には幅広い世代からの参戦があるが、好成績を挙げているのは4歳馬か5歳馬。今年もこの世代からの出走馬には大きな注目が必要だ。ちなみに、6歳で勝利したのはテイエムプリキュア(2009年)で、11番人気ながら49キロのハンデを利して逃げ切った。また、7歳で勝利したアドマイヤモナーク(2008年)は、その年の有馬記念で2着に入る活躍をみせた。〔表2〕

〔表2〕 年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 3-4-6-20 9.1% 21.2% 39.4%
5歳 5-5-3-18 16.1% 32.3% 41.9%
6歳 1-0-1-25 3.7% 3.7% 7.4%
7歳以上 1-1-0-37 2.6% 5.1% 5.1%

ハンデ「54〜57キロ」の馬が中心

数少ないハンデキャップのGII ということで、「このレースは試金石」というタイプの参戦も多く見られる。各馬の負担重量は、予想するうえでも大きなファクターのひとつと言えるが、好走率からみると「54〜57キロ」の馬が中心となっているようだ。しかし、「54〜55キロ」組から3着馬が1頭も出ていない点と、「53キロ以下」組から3着に6頭が食い込んでいる点は留意しておきたい。〔表3〕

〔表3〕 負担重量別成績(過去10年)

負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
53キロ以下 1-0-6-29 2.8% 2.8% 19.4%
54〜55キロ 5-6-0-36 10.6% 23.4% 23.4%
56〜57キロ 3-3-3-24 9.1% 18.2% 27.3%
57.5キロ以上 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%

上がり馬にも要注意!

過去10年の日経新春杯では2004年を除いて、「近2走以内にGIII、オープン特別、1600万下のいずれかで、2着または3着に入っていた」馬が毎年連対している。今年もそのような成績で臨んでくる馬には、警戒しておいた方が良さそうだ。〔表4〕

〔表4〕 近2走以内に「GIII、オープン特別、1600万下で2〜3着」の実績をもつ、日経新春杯連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース
03年 1着 バンブーユベントス 前走 中日新聞杯 2着
05年 1着 サクラセンチュリー 前々走 古都S(1600万下) 3着
06年 2着 スウィフトカレント 前々走 古都S(1600万下) 2着
07年 1着 トウカイワイルド 前走 オリオンS(1600万下) 2着
2着 トウカイエリート 前々走 古都S(1600万下) 2着
08年 1着 アドマイヤモナーク 前走 万葉S 3着
2着 ダークメッセージ 前走 万葉S 2着
09年 2着 ナムラマース 前走 鳴尾記念 2着
10年 1着 メイショウベルーガ 前走 愛知杯 3着
2着 トップカミング 前々走 ウェルカムS(1600万下) 2着
11年 2着 ヒルノダムール 前走 鳴尾記念 2着
12年 2着 ダノンバラード 前走 中日新聞杯 3着

※ 該当レースが複数ある場合は、直近のものを掲載



最近の勝ち馬の共通点は…

過去5年の勝ち馬の成績をチェックしてみると、そのうちの4頭には「近5走以内に、重賞で1番人気に支持されたものの、3着以下に敗れていた」という共通項があった。2007年以前の勝ち馬には、そのような成績があった馬はいないので、このレースの傾向が変わってきたということなのかもしれない。ちなみに2009年の勝ち馬、テイエムプリキュア(11番人気)は、近5走以内の重賞で単勝1番人気に支持されていなかったが、過去に2度、単勝1番人気に支持された重賞で3着以下に敗れていた。〔表5〕

(浅野靖典)

〔表5〕 近5走以内に、重賞で単勝1番人気に支持されたが3着以下に敗れていた、日経新春杯優勝馬一覧(過去5年)

年度 馬名 該当レース 着順
08年 アドマイヤモナーク 4走前 新潟記念 6着
10年 メイショウベルーガ 前走 愛知杯 3着
11年 ルーラーシップ 5走前 毎日杯 5着
12年 トゥザグローリー 5走前 天皇賞(春) 13着

JRAホームページより

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