経営破綻、上場廃止、事業統合も増えており、欧州では独SolarWorldが経営破綻(後に再出発)し、中国のRenesolaはPVセル&モジュールの生産から撤退した。台湾でも、Gintech、Solartech、NSPの3社が事業統合を発表し、MotechがGiga Solar MaterialsとPVモジュール生産のJVを立ち上げる。
オーストラリアの鉄道会社Byron Bay Railroadは、ニューサウスウェールズ州バイロンベイにおいて、太陽光から得た電力だけで走る電車の運行を開始した。完全ソーラー電車の運行は、これが世界初だという。
Byron Bay Railroadは、使われなくなっていた約3kmの線路や橋、古い車両などを修復し、鉄道サービスの再開に取り組んでいた。当初、ディーゼルエンジンで走る車両をレストアしてそのまま使う計画だったが、ソーラー発電技術の進歩により太陽光エネルギーのみで運行可能な見通しが立ち、エンジンをモーターに交換したそうだ。