貴腐人の本棚コミュのキャラ文庫（徳間書店）

突飛な物語は少な目。
比較的軽めの話で中には感動できる物もあった…かな？

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2005年6月30日　初版
『紅蓮の炎に焼かれて』著者:愁堂れな
　　　　　　　　　　　イラ:金ひかる

十年前の事件が、三人の幼なじみの運命を変えたー。
兄の友人・隆一に告白され、無理やり抱かれそうになった和希和希を溺愛する兄・清己は激昂し、誤って隆一を刺してしまう!!身を隠した清己を守るため、和希は隆一の愛人となることを決意する…。そして十年後、父の葬儀で再会した兄は、なんと極道になっていた!!和希と隆一の関係を知った清己の瞳に、暗い炎が燃え上がり…!?

端的に言っちゃえば、相思相愛のとこに幼なじみが横やり入れてゴタゴタになっちゃったってお話ね。

受の子がハッキリしないから空回り×２する。
テンプレなストーリーですが、僕的には収まった２人のその後のストーリーを呼んでみたいと思った一冊でした。

[2] mixiユーザー 11月11日 02:29

2007年1月31日　初版
『コードネームは花嫁』　著者：愁堂れな
　　　　　　　　　　　　イラ：みすがねりょう

SPの俺が、皇太子の花嫁に－!?鮎川准は、要人の警護を任務とする警視庁のSP。ヨーロッパから来日したルドルフ皇太子の結婚式を警護することになる。ところが、結婚式当日、なんと新婦が失踪した!?急場しのぎで花嫁の身代わりになった准。式が終わって任務終了と思いきや、ルドルフがなぜか准を滞在先のホテルに拉致！豪華客船での新婚旅行にも同行せよと命じてきて…!?

ん～。ありがちなお家騒動です(笑)
みすがねさんのイラストと相俟って目の保養になる一冊かと。
国の代替わりのゴタゴタや暗躍は、愛の深まるスパイスみたいなものなのかな？
最後まで年下の皇太子ととある人にに振り回された准が面白かったですね。（注）僕的には。

[3] mixiユーザー 11月11日 02:47

2006年6月30日　初刷
『誘拐犯は華やかに』　著者：愁堂れな
　　　　　　　　　　　イラ：神葉理世

全米一のイリュージョニスト・ジェラルドに拉致された!?ラスベガス遊びに来た大学生の翔は、ショーの最中にさらわれてしまう。目覚めるとそこは、なんとジェラルドの大豪邸。一緒に旅行中の親友で、財閥の跡取りの藤大路と間違われたのか!?　ところが、ジェラルドは「僕がさらったのは君だよ」と甘く囁いてきて…!?誘拐は華麗なるショーの始まりドラマティックLOVE。

金と愛憎渦巻く陰謀に何も知らない翔が巻きこまれていくお話。
終わり頃、翔が言った台詞が好きです。（僕的に。）
で、この中の登場人物で一番のお気に入りは『リカルド』白虎です。抱きついて寝させてくれないかなぁ…リカルド。

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