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森口尚史氏を見守る会コミュの森口尚史のウィキペディア2

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森口尚史

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研究費助成の受給等に関 する調査

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もりぐちひさし 森口 尚史 生誕 1964年 (47–48歳) 日本 奈良県 [1]

国籍 日本 [2]

教育 博士 (学術)(東京大学) 出身校 東京医科歯科大学 保健衛生学科卒業、 同大学院保健衛生学研究科修了 職業 学術研究者(専門: 知的財産法 、医療 統計)

森口 尚史(もりぐち ひさし、 1964年(昭和39 年) [1] - )は、日本の 医科学研究者である。 元東京大学先端科学技術研究センター特任教 授 [3][4] 。

専門は知的財産法 、及び医療統計 [5] 。

奈良県出身 [1] 。奈良県立西の京高等学校 を経 て、東京医科歯科大学 で看護学を学ぶととも に、修士号を取得した。

東京大学特任教授などを経て、 東京大学医学部 附属病院特任研究員を務めた [3][4] 。専門は知的 財産法、医療統計 [5] 。

2012年(平成24年)10月、読売新聞により 「ハーバード大学客員講師」の肩書きで「 iPS 細胞を使った世界初の 心筋移植手術を実施し た」と大々的に報じられたが、多方面から数々 の疑義が提起され、その2日後に同新聞は「同 氏の説明は虚偽」とし、それに基づいた一連の 記事は誤報であったことを認めた。その後、一 連の問題を受けて、東京大学医学部附属病院か ら懲戒解雇処分 を受けた。

解雇後の2012年11月、芸能プロダクションと 契約し、タレントとして活動することが同年 12月に分かった [6] 。

森口の自宅周辺の住民は次のようなことを語 る [7] 。

2年ほど前、「東京大学医学部の教授になっ た」、「ノーベル賞の候補になったので、 ス ウェーデンに行った」と言っていた。 「東京大学の大学病院で医師の仕事をしてい る。ハーバード大学の客員教授を務めたことも ある」と自己紹介されていた。 「日本では発表できない研究をニューヨーク で発表する」と豪語したり、自らをノーベル賞 の候補と称したり、「ハーバード大学で研究し ている」、「研究仲間が気に入らない」などと 話していた。(近隣にあるクリーニング店の女 性による) [8]

また、富田たかし (心理学者、駒沢女子大学 教 授)は、森口を「人に認められたいという願望 は強いが、努力しないタイプの人間」ではない かと意見を述べた。

1989年(平成元年)4月 - 東京医科歯科大 学医学部の保健衛生学科 看護学専攻に入学す る [9]

1993年(平成5年)3月 - 東京医科歯科大学医 学部の保健衛生学科看護学専攻を卒業して、同 年看護士(現在は看護師)の資格を取得す る [10]

1995年(平成7年) - 東京医科歯科大学 大学 院の保健衛生学研究科総合保健看護学 専 攻の博士前期課程を修了して、 修士号(保健) を [5] 取得する [3][11] 。修士論文の題目は「健康診 断における異常所見の評価とその予後に関す る考察〜超音波エコーによる胆のうポリープの 自然経過の検討」 [10] 。 1995年(平成7年) 〜 1999年(平成11年) -財団法人医療経済研究機構主任研究員・調査部 長となり、ハーバード大学メディカルスクー ル・マサチューセッツ総合病院 客員研究員とな る [12]

1997年(平成9年) - 東京医科歯科大学医学 部保健衛生学科の非常勤講師となる(国際看護 保健学、健康情報データベースと統計分析など 担当)(2009年(平成21年)迄) [13][10]

1999年(平成11年)8月 - 東京大学先端科学 技術研究センターの研究員となる(知的財産権 大部門)(非常勤) [14][12]

1999年(平成11年)11月 〜 2000年(平成12 年)1月 - マサチューセッツ総合病院の胃腸科 の客員研究員となる [15][16]

2000年(平成12年)10月 - 東京大学先端科学 技術研究センターの客員助教授となる(非常 勤) [14][12]

2002年(平成14年)4月 [3] - 東京大学先端科 学技術研究センター特任助教授(次世代的知的 財産戦略研究ユニット、先端医療システム研 究)(常勤) [14][12]

2006年(平成18年) - 東京大学先端科学技術 研究センターの特任教授となる(システム生物 医学)(非常勤)(2009年3月迄) [14][17][18]

2007年(平成19年)9月 - 東京大学大学院よ り、博士号(学術)取得。博士論文題目は 「ファーマコゲノミクス利用の難治性C型慢性 肝炎治療の最適化」、主査は児玉龍彦東京大学 先端科学技術研究センター教授 [19] 。 2010年(平成22年) - 東京医科歯科大学教 授・薬品メーカーと共同でC型肝炎の予防およ び治療に有用な特許を発明者として提出 し、2012年(平成24年)に特許を公開する。 2010年(平成22年) - 東京大学医学部附属病 院の客員研究員となる [14] (助成金から人件費 として月45万円以上が森口に支払われてい た。 [20] )、東京大学先端科学技術研究セン ター交流研究員(無給) [16]

2012年(平成24年)3月〜8月 - 東京大学医学 部附属病院形成外科・美容外科技術補佐員と なる [21] (非常勤) [5]

2012年(平成24年)9月 - 同病院同科で有期 契約の特任研究員となる(常勤) [5] として所 属、研究テーマは「過冷却(細胞)臓器凍結保 存技術開発の補助」 [21]

2012年(平成24年)10月 - iPS細胞を使った 世界初の心筋移植手術を実施したと発表。当初 6例実施としていたがそのうち5例は希望で1例 は実際に行ったと訂正 [22] 。19日、東京大学医 学部附属病院から懲戒解雇処分を受ける [23] 。 2012年(平成24年)11月 - イギリスの オンラ イン誌「サイエンティフィック・リポーツ 」は 9日に、森口による論文2本の掲載を撤回した。 森口自身も内容の正確さが保証できないとし て、撤回を希望していた [24] 。

iPS細胞を活用した創薬

2010年5月1日、読売新聞朝刊(大阪版)が 「iPS活用 初の創薬」と報じた。記事では、森 口と東京医科歯科大学がC型肝炎の治療法を発 見したとしていた [25] 。また、日経産業新聞 も 同年4月に独自に森口を直接取材し、6月2日に iPS細胞を活用したC型肝炎創薬について報じて いた [26] 。

しかし、2012年10月12日に、同大は記者会見 の中で「このような実験及び研究が行われた事 実はない」ということを明らかにした [25][26] 。

世界初のiPS細胞手術

発表

2012年平成24年10月11日、読売新聞は、森口 がiPS細胞を使った世界初の臨床応用として 心 筋移植手術を実施したことが10日分かった、と 朝刊一面で大きく報じた [27] 。それによれ ばハーバード大学客員講師の森口が同年2月に 虚血性心筋症の男性患者(34歳)に対し、男性 の肝臓から取り出した細胞から独自の手法で iPS細胞を作成、心筋細胞に変化、増殖させ た。この心筋細胞を心臓バイパス手術を受けた 患者の心臓に注入した。約10日後から心筋機 能は平常になり、報道時点では平常の生活を 送っているというもの。この手術を行う際に ハーバード大学倫理委員会から「暫定承認」を 受けたという [28] 。治癒対象の患者は6人で、前 述の患者のほかに43歳の男性と35歳の女性に も手術を行ない、残りの3名についても年内中 に移植手術を終える予定だとした [9] 。読売新聞 は夕刊一面でも、森口のインタビュー記事など 続報を掲載した [29] 。

森口は、現地時間で10月10日、11日にニュー ヨークで開かれる国際会議や、科学誌で手法を 公表するとしていた [27] 。

反応

この報道内容に対して、国内外の研究者から疑 問の声が上がった [3] 。日本時間10月11日深 夜、マサチューセッツ総合病院 は「森口氏 は1999年(平成11年)〜2000年(平成12年) まで病院に客員フェローとして在籍したが、そ の後は病院や(関連する)ハーバード大とは関 係がない。大学や病院の内部審査委員会が治験 を承認したとの事実はない」とする声明を発表 した [30] 。これを受けて国際学会を主催する ニューヨーク幹細胞財団も「森口氏のポスター について疑義が示された」とする声明を発表 し、会場から発表内容を示したポスターを撤去 した。森口は現地時間11日、ポスターの前で自 らの研究成果を研究者たちに説明する機会が 与えられていたが、時間を過ぎても姿を見せな かった [30] 。

10月12日、科学雑誌 ネイチャーも森口の研究 について疑義を述べた [31] 。この中で中内啓光 東大医科学研究所教授(幹細胞研究で著 名 [32] )は、発表された内容に疑問があるとし た上で、森口の手法での成功例は聞いたことが 無いとしている [31] 。

森口はインタビューで「きちんとした手続きに のっとって移植を実施した。私に医師の資格は ないが、移植は医師の指示の下で行われたので 問題はない。ハーバード大学が私が所属してい ないと否定するのはよく分からない」と語っ た [33] 。

10月13日、この件を最初に報道した 読売新 聞は「同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一 連の記事は誤報」である旨のおわび記事を掲 載した [34] 。読売新聞の報道を後追いした形 の共同通信社 や日本テレビ放送網 、産経新 聞も誤報を認め、謝罪した [35][36][37][38] 。

この一方、朝日新聞や毎日新聞、日本経済新 聞は、森口に取材を行ったが信頼性が低いと判 断し、記事化を見送っている [39][40] 。

この日、森口は滞在先のニューヨーク市内のホ テルで記者会見を開き「移植が実施されたのは 1例のみで、残りの5例は間違いだった。つい勢 いでウソをついてしまった」と述べ、従来の主 張は大半が虚偽であったことを認めた。「1人 の患者には、別の病院で、去年6月に本当に細 胞移植を実施した」と強調し、世界で初めて iPS細胞のヒトへの応用を行ったという主張は 変えなかったが、どこの病院で誰が手術を行っ たのかについては「共同研究者から『言うな』 と言われている」とだけ答え、具体的な証拠は 一切示さなかった [22] 。

森口は、2010年度以降、iPS細胞関連の研究を 行うとして、下記のとおり、内閣府の助成金 や、経済産業省 の委託事業の費用の一部を研究 員費として得ていた。また、1998年度以降、厚 生労働省や文部科学省 が助成した研究にも関 わっていた。しかしながら、iPS細胞手術の少 なくとも一部が虚偽であったことから、各省庁 などでは研究の実態の有無について調査を行っ ており、内閣府では実態がない場合には返還要 請を検討するとしている [41] 。また、専門家 は詐欺罪や補助金等に係る予算の執行の適正 化に関する法律が適用される可能性を指摘し ている [41] 。

内閣府 2010-2013年度に、臓器の凍結保存技術に 関する研究に総額約1億6,380万円を助成。こ のうち、2011年3月-2012年9月に森口を東京 大学特任研究員として雇用する経費として 967万円が支出されている [42] 。研究の代表者 は、森口がハーバード大学で研究を行ってい ると思っていたと説明している。 千葉県産業振興センター 経済産業省からの委託を受けた事業で、東 京大学を再委託先としているが、2010年9月-2011年3月に森口の研究員費として約230万 円が支出されている。千葉県産業振興セン ターが実態の有無を調査中。 厚生労働省 1998-2006年度に、森口が関わった3件の研 究に総額4,925万円を助成。主任研究者に調 査を指示。 文部科学省 2001-2005年度に、森口が関わった2件の研 究に総額約2,070万円を助成出。東京大学等 が調査中。

1. ^ a b c 『日経産業新 聞』2010年4月1 日「ハーバード大研究 員森口尚史氏――iPS 細胞でがん治療(先端 人)」 2. ^ 東京大学先端科学 技術研究センター二十 年史 第2章(PDF: 1.89MB)p.115 3. ^ a b c d e iPS細胞: 日本人研究者の「初の 臨床応用」に疑義 -毎日jp2012年10月12 日(2012年10月12日 閲覧)ミラー 4. ^ a b 2012年10月15 日、帰国後の本人によ る会見では辞意を表明 したとしているが、東 大側は当初聞いていな いと回答、後に自宅待 機の処分とした。- ス ポニチ 2012年10月16 日 06:00:東大側「わ れわれも疑問」 森口 氏は当面自宅待機 5. ^ a b c d e 朝日新聞 デジタル 2012年10月 13日1時14分:「iPS臨 床」の森口氏、資格は 看護師 職を転々 6. ^ iPS芸人?“虚 言”森口氏タレント転 身 - スポーツニッポ ン(2012年12月19日閲 覧) 7. ^ iPS虚言の森口尚 史氏は「100mを5秒で 走れる」と嘘つく子供 級(iza) およびiPS 虚言の森口尚史氏は 「100mを5秒で走れ る」と嘘つく子供級 (livedoorNEWS) 8. ^ “「iPS細胞」 で虚偽発表の森口尚史 氏、その素顔は… 恩 師も処分の対象へ” . 産経新聞. (2012年10 月20日) 2012年11月18 日閲覧。 9. ^ a b 読売新聞2012 年10月11日夕刊1面 10. ^ a b c “iPS臨床問 題:指導教官も困惑 信じて「名義貸 し」 ”. 毎日新聞 (2012年10月12日). 2012年10月12日閲 覧。 11. ^ 森口尚史 - 第 一製薬(2012年10月 12日閲覧)ミラー 12. ^ a b c d 森口尚 史 - 東京大学先端科 学技術研究センター研 究者リス ト [リンク切れ] ミラー 13. ^ 「森口氏のiP S細胞臨床は事実無 根…ハーバード大や傘 下病院が全面否 定」 2012年10月13 日06時10分 スポーツ 報知 14. ^ a b c d e 森口 氏“医師免許はない”と 説明変 更 NHKNEWSWEB10 月12日 18時7分 15. ^ 米総合病院が森 口氏の治療全面否定 「承認事実なし」 発 表の展示物撤去 -MSN産経ニュース 2012年10月12日 (2012年10月12日閲 覧)ミラー 16. ^ a b “森口氏、医 師資格なし…米大関連 病院在籍1か月 ”. 読 売新聞 (2012年10月13 日). 2012年10月13 日閲覧。 17. ^ 森口 尚史 科学 研究費助成事業データ ベース 18. ^ 研究 東京大学 先端科学技術研究セン ター 19. ^ 東京大学学位論 文要旨データベース検 索 20. ^ 森口氏関与の研 究、内閣府調査 21. ^ a b “当初から懸

念の声=幹部「本当に iPSか」−厚労省 ”. 時事通信 (2012年10月 12日). 2012年10月12 日閲覧。 22. ^ a b 森口氏“つい 勢いでウソをつい た” - NHK NEWS WEB 2012年10月14日 (2012年10月14日閲 覧)ミラー 23. ^ 東大、森口氏を 懲戒解雇 移植5件を 虚偽と認定 - 日本経 済新聞 2012年10月19 日(2012年10月22日 閲覧) 24. ^ 英科学誌、森口 氏の論文2本を撤回… 著者も希望 25. ^ a b “東京医科歯 科大、平成22年の読売 新聞報道を否定 ”. msn産経ニュース (2012年10月12日). 2012年10月12日閲 覧。 26. ^ a b “本社も2年 前に森口氏の記事掲載 事実関係調査 ”. 日 本経済新聞 (2012年10 月12日). 2012年10月 30日閲覧。 27. ^ a b 読売新聞2012 年10月11日朝刊1面 「iPS心筋移植 初の 臨床応用 ハーバード 大日本人研究者 心不 全患者に 2月に実施 機能回復」 28. ^ 読売新聞2012年 10月11日朝刊3面 29. ^ 「死の間際、こ れしかなかった」iPS 心筋移植 。「iPS心 筋移植」報道、事実関 係を調査します 30. ^ a b 「iPS臨床応 用」日本人表明で混乱 米大学は否定 - 日 本経済新聞2012年10 月12日(2012年10月 12日閲覧)ミラー 31. ^ a b “Stem-cell transplant claims debunked ”. Nature 紙 (2012年10月12日). 2012年10月13日閲 覧。 32. ^ “英米科学誌も疑 惑報道=森口氏「iPS 移植」 ”. 時事通信 (2012年10月13日). 2012年10月13日閲 覧。 33. ^ “iPS移植”発表巡 り異例の事態に -NHK NEWS WEB(2012年10月12 日閲覧)ミラー 34. ^ 読売新聞2012年 10月13日朝刊、【お わび】iPS移植は虚偽… 読売、誤報と判 断 (紙面と同内容の WEB記事)ミラー 35. ^ iPS移植記事 読売 新聞と共同通信“誤報 と判断” 36. ^ iPS報道、読売新 聞が「調査」 共同、 誤報認めおわび 37. ^ iPS臨床問題:日本 テレビが謝罪 38. ^ 「iPS心筋移植」 は捏造だったのか?な ぜこんなに大きく報道 されたのか?報道経緯 を検証 39. ^ 『朝日新聞』 2012年10月13日 40. ^ iPS臨床問題:日 経、朝日にも売り込み 8月前半から 41. ^ a b “森口氏の国 助成事業、研究実態な しなら返金要請 ”. 読 売新聞 (2012年10月26 日). 2012年10月30 日閲覧。 42. ^ “iPS細胞移植虚 偽発表 国から森口尚 史氏に1,000万円近い 報酬 ”. フジニュース ネットワーク (2012年 10月16日). 2012年10 月30日閲覧。

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