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ミサイル防衛研究会コミュの弾道ミサイルについて

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ミサイル防衛の中核となるのは弾道ミサイルからの防衛です。

弾道ミサイルとは、大気圏の内外を弾道を描いて飛ぶミサイルのことです。

弾道ミサイルは基本的には発射後燃料を全て使って1000km以上の遠地点高度まで上昇し、その後は位置エネルギーを速度に変換しながら落下してくるため、最終的に地球の大気圏内に突入して来た時には秒速数kmにもなります。

また、射程の長いミサイルに射程を犠牲にさせてロフト軌道と呼ばれる軌道をとらせて高い位置まで飛ばし、そこから通常よりかなり高速で落下させて防衛を困難にさせるという手法もあり、これはミサイル防衛を考える際には重要なポイントになると言われています。

また、着弾までの時間は一般に非常に短いため早急な迎撃措置を取る必要があります。

弾道ミサイルには様々な種類があります。

★射程による分類

◆大陸間弾道ミサイル (ICBM):射程約5500km以上のもの。

米ソ間で結ばれたSALT-IIで射程5500km以上のものと定義。

◆中距離弾道ミサイル (IRBM):射程3000 - 5500km程度のもの

◆準中距離弾道ミサイル (MRBM):射程1000 - 3000km程度のもの

◆短距離弾道ミサイル (SRBM):射程約1000km以下のもの


★発射母体による分類

◆潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM):射程によらず潜水艦から発射されるもの

◆空中発射弾道ミサイル (ALBM) :射程によらず航空機から発射されるもの


★弾頭の種類

◆多弾頭独立目標再突入ミサイル(MIRV):図にあるようにデコイ、つまりおとりも含めてたくさんの弾頭を積むもの


★発射する場所など

◆地上に固定された発射台、地下にあるミサイルサイロ、潜水艦、列車、車両状の弾道ミサイル輸送起立発射機(TEL)など

弾道ミサイルは戦略兵器としての意味合いが大きいです。

核兵器を搭載したICBMやSLBMは安全な自国内およびその周辺から相手国を確実に攻撃することが可能で、お互いにそのような状況を作り出すことによりどちらも攻撃できない状況(相互確証破壊)ができそれにより自国の安全を保障する、とされています。

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