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宙俳句会コミュの1月宙ネット句会 選句一覧

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お待たせしました。一週間くらいで選評をお願いします。

1 電波塔だらけの山や雪見酒 (理恵子) りりな
2 狐火や鎖骨のくぼみ小さかり (朋子) 莉子
3 夜勤明むくみ隠して成人式 (理恵子) 莉子
4 健やかに物忘れする蕗の薹 (比呂美) 朋子/たまま/りりな
5 雪花や手から離るる乗車券 (朋子) 理恵子/たまま/りりな
6 消ゆるもの消さぬものあり冬薔薇 (莉子)
7 室咲や母の診察終わりたり (朋子) 莉子
8 集落の散策鳶ついて来ぬ (理恵子) たまま/比呂美
9 君泣けば親父も泣くよ成人式 (たまま)
10 紙風船ついて春野の人となる (比呂美) 朋子/たまま
11 定価にて買はぬ根性ヒヤシンス (りりな)
12 元帳の収支の合ひて冬満月 (莉子) りりな/比呂美
13 麗かや角のパン屋は定休日 (たまま) 朋子/理恵子/莉子/比呂美
14 遅刻なり抱きし束の野水仙 (莉子)
15 冬鳥の飛ぶ証たる波紋かな (朋子) たまま
16 猫柳過ぎゆく風の色変わる (比呂美) 朋子
17 われも元は大和撫子鴨捌く (たまま)
18 成人の日や振袖に子を抱き (莉子) 理恵子/りりな
19 ワイン開く成人の日や正社員 (りりな) 理恵子
20 初凪のように生きるとつぶやきぬ (理恵子)
21 お台場の火消装束出初かな (たまま) 理恵子
22 初凪や青島神社誇らしげ (りりな)
23 回りながら堕ちゆく躰春の風邪 (比呂美)
24 初凪や甥は百姓忘れけり (たまま) 比呂美
25 初凪やピクルス多きハンバーガー (莉子)
26 春の水滔々(とうとう)春の日を集む (比呂美) 朋子
27 煙草消す成人の日の皮草履 (りりな)
28 新しき消しゴムの角夜半の冬 (朋子) 莉子/比呂美
29 元日や数多エプロン洗濯す (りりな)
30 しきたりの分からぬ新婦餅を焼く (理恵子)

コメント(4)


朋子選評。何だか1番目なんて恐れ多いのですが、先にやっちゃいます。


4 健やかに物忘れする蕗の薹 (比呂美) 朋子/たまま/りりな
物忘れして、それをきっかけに本人も周囲も笑いに包まれる。
そんな場面が浮かびました。
蕗の薹が優しく見守ってくれていそうです。

10 紙風船ついて春野の人となる (比呂美) 朋子/たまま
「…の人となる」は一度使ってみたいフレーズ。一瞬にして春野の中に人が溶け込んだ印象
です。

13 麗かや角のパン屋は定休日 (たまま) 朋子/理恵子/莉子/比呂美
歩いて、あるいは自転車で向かったのでしょうか。
「定休日⁈ まー、いっか。暖かいし。散歩でもして帰ろうっと」。
麗かという季語が全てを包んでるように思えます。

16 猫柳過ぎゆく風の色変わる (比呂美) 朋子
猫柳は形がユニークなので、ふと視界にとらえた瞬間、今まで見ていた風景が少し違う
ものに見える気がします。
その一瞬を「風の色変わる」と表現されたのでは、と思いました。

26 春の水滔々(とうとう)春の日を集む (比呂美) 朋子
「春」を繰り返し、「水」と「日」という存在感のあるものと組み合わせたことで、スケールの大き
な、生命感あふれる春を感じることができました。

りりな選
1 電波塔だらけの山や雪見酒 (理恵子) りりな
折角の山を愛でながらの飲み会なのにあの電波塔どうにかならないのかしらこんなにたくさんあるなんて
なんて言い放ってる誰かさんが見えます
それだけこの山を愛してるのが伝わります

4 健やかに物忘れする蕗の薹 (比呂美) 朋子/たまま/りり

物忘れ、つまずき、あれよ、ほらそれそれ
と少しずつ老いを感じることが多々あります
それを健やかにともってきて明るく老いを受け入れてる作者の強さが見えます

5 雪花や手から離るる乗車券 (朋子) 理恵子/たまま/りりな
手から離れたものは???
雪花や手から離るる にドキッとしました
乗車券だったんですね
地下鉄をすぐ思い出しました
すごく綺麗な句です

12 元帳の収支の合ひて冬満月 (莉子) りりな/比呂美
元がお題で結構考えました
元帳とは 発想に驚きです
合ひて で良かった良かった
ピースマークのお月様?!


18 成人の日や振袖に子を抱き (莉子) 理恵子/りりな
確かにありますよね この光景
何年か前の式で実際に振袖姿の傍らに
赤子ではなく3歳くらいの男の子を連れてたのを思い出しました
平成の句かな
昭和でもあったかしら

今回は1点しか入らず力のなさを痛感しました

めげずに取り組みます**
すみません、すみません。。(平謝り)あせあせ(飛び散る汗) 大幅に選評が遅れました。


1 電波塔だらけの山や雪見酒 (理恵子) りりな
きちんと出来ています。
季語が動くかも。。

2 狐火や鎖骨のくぼみ小さかり (朋子) 莉子
狐火に照らし出された鎖骨ととりました。ちょっと弱いかな。

3 夜勤明むくみ隠して成人式 (理恵子) 莉子
働く女性(男性にもあるか。。)を思いますね。

5 雪花や手から離るる乗車券 (朋子) 理恵子/たまま/りりな
中七がちょっと曖昧な気がしました。改札に吸い込まれたのか、単に落としたのか。。

6 消ゆるもの消さぬものあり冬薔薇 (莉子)
上五中七が曖昧かな。

7 室咲や母の診察終わりたり (朋子) 莉子
報告ですね。

8 集落の散策鳶ついて来ぬ (理恵子) たまま/比呂美
実景の強さ。 ただ集落の散策にもう一工夫するといいと思う。

9 君泣けば親父も泣くよ成人式 (たまま)
涙

10 紙風船ついて春野の人となる (比呂美) 朋子/たまま
はい。季重なりです。 常々思うのだけど、紙風船や風船が春の季語って限定に疑問を持ってます。シャボン玉も。。
でも、紙風船が春野にフィットするのはやはり春だからか。。

11 定価にて買はぬ根性ヒヤシンス (りりな)
ちょっと俗かな。

12 元帳の収支の合ひて冬満月 (莉子) りりな/比呂美
季語がぴったり。丸く収まった。

13 麗かや角のパン屋は定休日 (たまま) 朋子/理恵子/莉子/比呂美
麗かとパン屋はぴったりですね。定休日だけど、パンの香がよみがえります。

14 遅刻なり抱きし束の野水仙 (莉子)
ちょっと惹かれた句。 野水仙束にて抱く〜の形でもいいのかな。

15 冬鳥の飛ぶ証たる波紋かな (朋子) たまま
川や池から飛び立つという意味でしょうが、飛ぶ証と波紋がすぐには結びつかない気がした。

17 われも元は大和撫子鴨捌く (たまま)
詠まれているところかも。 鴨捌くが意外ではあるけど。

18 成人の日や振袖に子を抱き (莉子) 理恵子/りりな
次点でした。一度目にするとなかなかとりづらい。。 

19 ワイン開く成人の日や正社員 (りりな) 理恵子
正社員の必然性は?

20 初凪のように生きるとつぶやきぬ (理恵子)
初凪のように生きたし〜の方が力があるような気がする。

21 お台場の火消装束出初かな (たまま) 理恵子
お台場が効いているか。。

22 初凪や青島神社誇らしげ (りりな)
下五の比喩がのめるかどうか。

24 初凪や甥は百姓忘れけり (たまま) 比呂美
甥が良かった。

25 初凪やピクルス多きハンバーガー (莉子)
中七をいろいろ考えたのでしょうね。もうひとつ!

27 煙草消す成人の日の皮草履 (りりな)
これは新成人が煙草吸ってる? と、他人のことは言えませんが。。あせあせ(飛び散る汗)

28 新しき消しゴムの角夜半の冬 (朋子) 莉子/比呂美
艶やかな真っ白な消しゴム。角はまだ鋭角。

29 元日や数多エプロン洗濯す (りりな)
洗濯すよりは、元日のエプロン数多干しにけり の形では?

30 しきたりの分からぬ新婦餅を焼く (理恵子)
餅を焼くでもいいけど、もっと地方性のある事柄を持ってきた方がしきたりにあうかも。
今頃やって来た私を許すと言ってあせあせ(飛び散る汗)

たまま選

4 健やかに物忘れする蕗の薹 (比呂美) 朋子/たまま/りりな
健やかに物忘れする・・・なーるほどぉー!
暖かさ、笑顔、蕗の薹の薄緑色にすがすがしさまで、全部愛情にあふれています。

5 雪花や手から離るる乗車券 (朋子) 理恵子/たまま/りりな
恋人との別れ?、新たなる旅立ち?
寂しさもあるけど、改札口を入った人の「これから」が、前向きであることも伝わってきます。
雪花が、きれいで切ない。

8 集落の散策鳶ついて来ぬ (理恵子) たまま
「集落の散策」を、もう少しスッキリとまとめたら、もっとよくなる気がします。

10 紙風船ついて春野の人となる (比呂美) 朋子/たまま
こんな句が詠みたーい! と思いました。
素敵だ〜。。。
季重なりですか?いかんとですか?

15 冬鳥の飛ぶ証たる波紋かな (朋子) たまま
鳥の姿は既に見えないけれど、しーんとした池に、大きな波紋がいつまでも残っている景は、私の故郷を思い起こします。
「飛ぶ証たる・・・」が、少し気にはなる。


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