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『ありがとう白血病』(仮題)コミュの白血病で亡くなった友人達との人生の織り

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このコミュゥのメンバーになっていただいた山川亜希子さまのお便りを載せさせていただいて、皆さんとシェアーさせていただきたいと思います。(掲載の許可を得ています)


みどりさま

お便りをありがとうございました。さっそくコミュニティに参加申請させていただきました。時々、覗かせていただきます。

コミュの申請にも書きましたが、白血病の方は知らない、となんとなく思った時、20年前に亡くなった小林よし子さんのことを思い出しました。不思議なご縁の女性でした。

ワシントンDCから日本に帰国するとき、ガラージセールをして日本語の本も出したのですが、そこにふらりと来てくださったのが小林さんでした。それまでは全く会ったこともありませんでした。そして日本語の本を全部、買ってくださいました。

そのあとすぐ、町を歩いている時にまたばったり彼女に出会って、その時は彼女のお家にお邪魔しました。そしてその後すぐ、私達は日本に帰ってきました。

でも、魂の仲間なのですね。彼女は日本に帰国するたびに、我が家に遊びに来てくれました。今でも彼女が持ってきてくれたお弁当を我が家のヴェランダで一緒に外を見ながら食べたことを思い出します。

その後、アメリカ人のご主人がロンドンに転勤になり、彼女は一緒にイギリスに行きました。しばらくは元気で一度くらい日本に帰国した時も会い、手紙のやり取りもいつもしていました。

すると、急に『白血病で入院しました』という手紙が来たのです。今、化学療法をやっています、ととても気軽な感じで書いてあって、私は「白血病というのは大変な病気らしいけれど、ちゃんと治療すると簡単に治るタイプもあるのね」と、彼女の手紙を見て安心していました。

でもしばらくして、『化学療法はつらいけれど、私は大丈夫』という手紙が来ました。その時初めて『大変、彼女はかなり悪いに違いない、何かしてあげなければ』と思ったのです。あわてて日本の本などを送りました。読めなくても、そばに置いておくだけでよいからと思ったのです。でも、私はどこかで、『間に合うだろうか』と思っていました。

そしてその予感は正しくて、次に来たのはご主人から彼女が亡くなった、という英文の知らせでした。

すでに私は彼女と魂がつながっているように感じていました。ただ、もうあの素晴らしく美しい笑顔を見ることができない、と思うと、本当に残念でした。でも、彼女の笑顔は今も、ここにあるのですよね。

しばらくずっと忘れていた彼女のことをこんな風に思いだして、つい書いてしまいました。白血病の友人がもう一人いたことも、今思い出しました。ジム・シュナイダー、やはり彼も私のソウル・メイトです。アメリカでセミナーを受けていた時の仲間でした。

彼をセミナーで知った時にはすでに彼は白血病でした。それでも元気にみんなと一緒にかなりハードなセミナーを受け、会うたびに輝きを増してゆく、そんな存在でした。誰にとっても、彼は特別な人だったと思います。

彼は白血病患者のためのファンドレイジングにもとても積極的にかかわり、さらに周りの人すべてに深い愛をそそいてくれました。そしてセミナーが終わって半年後くらいに、白血病で亡くなりました。

彼をしのんで仲間がファンドを作り、そこが開催したセミナーで、私はまたまた魂の成長を遂げることができました。今やっと、白血病は決して縁遠い病気ではないのだ、ということに気づきました。私はそこからどれだけの愛をいただいているのでしょうか。

こんなお話を読んでいただき、ありがとうございました。素晴らしいご本を読める日を楽しみにしております。どうぞお元気で。

山川亜希子

コメント(4)

亜希子様

お便りをありがとうございました。

白血病で亡くなられたお二人のご友人のお話を、シェアーしてくださって、ありがとうございました。

ただただ涙が溢れてきました。
泣きながら書いています。

けして哀しいだけの涙ではなく、そこにある大きな暖かい愛を感じたからです。
そしておそらくは白血病で亡くなった息子がそこに重なっているからでしょう。

亜希子様

もし宜しければ、このお便りを、コミュゥに載せても宜しいでしょうか?
この哀しくも暖かい愛をシェアー出来たらと思います。

よろしくお願いします。

愛と光と感謝を込めて、

みどり(-人-)
載せていただいてありがとうございました。大切な友のことを思い出させていただいたことを深く感謝しています。アレックスさんとの共著、とても楽しみです。彼は天国でペンを動かしているのでしょうね。
わたくしにも30年ほど昔、仲良しを白血病で失った悲しい経験があります。
テニスギャルの走りだったkちゃんは、ちいさな子どもを二人残されて、あっという間でした。
電話で、「見舞いに行きたい」という私に、彼女は、「うれしいけど、もう誰にも会いたくないの」と。
その頃わたしたちは、特急で3時間ほど離れた町に住んでいました。
kちゃんは、高速道路を車でとばして東京にやってくる溌剌ママだったのに…。

若いわたしの人生観が一変したのはいうまでもありません。
生きることの怖さが現実として立ち塞がった最初の経験でした。

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