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CIMOC40 リレー小説コミュの5話

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「さて、どうしよっかねー…」
 そうつぶやく私は次なにをするかを必死に考えていた。あまめもハルミも遊ぶという事に関して詳しくないだろうし、お買いものも済ませちゃったし…。いやもういっそ家に帰ってこの二人に、踏まれたいこの足に踏まれたい。そしてそのあとにごにょごにょにゃんにゃん……。いや、この後、いきなり私が魔法少女になって、あまめとハルミをひきつれて世界の悪と戦うとか……。私の武器は弓とかがいいなぁ…マスケット銃もいいなぁ。
「……ちゃん………めちゃん……」
時間止める魔法とかって面白そうよね。モーニングスターってのも…。
「雨ちゃん!雨ちゃん!」
「ん?あっ!あぁごめんごめん!考え事してたわ。あまめどうしたの?」
「わたし、ねむい…」
「んーー…じゃぁ帰る?」
「雨さん、私もねむいー寝たいー」
「じゃぁ帰ろっか」
まぁ次にどこに行くか悩んでたし、ちょうどいいと言えばちょうどいいんだけど。せっかくのお出かけなのに家に帰るのは残念だなぁ…。まぁ家でたくさん寝顔を見せていただこう。それで私の休日を終わらせるとしよう。

家に帰ると10分も経たずに二人は寝付いた。いやもう本当に可愛い!とりあえず写真は撮って…スマホの待ち受けを二人の寝顔に変えて…と。あぁ…この足いいなぁ…すべすべで、ぴちぴちな足が並んでる…。すりすりしたいなぁ…。
ピンポーン
ぁ、誰か来た。現実に戻らないと。もっとみてたいなぁ…まぁお客さんの相手が終わったらかなぁ。
「はーい、今行きまーす。」
扉を開けるとそこには久遠と彼方がいた。
「遥、最近忙しそうだからこっちから遊びに来てあげましたわ。」
「ハルカちゃん!遊びに来たよ!」
「いらっしゃい。と言ってももう18時よ?どうするの?」
「大丈夫よ。ここにお菓子が大量にあるわ!私がすべて口移しで食べさせてあげるわ!」
良く見ると久遠が両手にお菓子がたくさん詰まったビニール袋を持っている。基本的に甘いものが多い。
「くおんちゃんなに言ってるの!?!?あと私も食べたいよ…」
ぁ、まずい。すこし忘れてた。家にあまめとハルミが…。
「それじゃおじゃましまーす!いっちばーん!」
そんなことを叫びながら彼方が家に入ってくる。彼方…活発なんだから…。
「って、ちょ、だ、だめぇぇ!」
「あら、なにがだめなのかしら?」
いきなり久遠がひらめいた顔になる。そして久遠はいきなり遥の体抑えつけると、
「彼方!何か隠してるわ!恥ずかしいものがあるはずよ!見つけなさい!」
「ちょ、やめ、だめぇ!彼方かえってきなさーい!」
「お部屋、はいけーん!!」
ばっと部屋の扉が開く。
あぁ…みられた…なんて説明しよう…。
彼方は動かない。というより固まっている。
「く、くくく、くおんちゃん…ハルカちゃん…誘拐してる…」
必死に振り返った彼方は驚愕の言葉を生み出す。
えええええぇぇぇぇぇ!!??
「あら、遥。誘拐などしていたのですか?面白そうですわね。」
「誘拐なんてしてないって!っていうか玄関でこんなこと叫んでると警察とか来ちゃうから部屋はいるよ!」
「あらあら、必死に否定して面白いですわ。私が後で落ち着かせてあげますわ。痛いのと気持ちがいいのどちらがいいかしら?」
「どっちもご遠慮します。」
丁重に断っておく。嫌なイメージしか浮かばない。
「くおんちゃんはやくー寝てるー可愛いよー」
いつの間にか動き回っている彼方。
「あらあら確認しないといけないわね。おじゃまするわ。」
さらり、と私の拘束を解くとするすると家に入って行く。
あー本当になんて説明しよう。夜まであの足すべすべしてすごしたかったなぁ…。


「あら、本当に可愛いですわね。この子たちはどうしたのですか遥さん。」
「ハルカちゃんどうしたのこの子たち?本当に誘拐したの?」
「するわけないでしょ…。いとこよ、いとこ。」
「ふぅーん、いとこねぇ…」
久遠の目が痛いです。無理があると思ったけどこれしか思いつかなかったんです。はい。
「へぇーいとこいたんだー!可愛いなぁ…名前は?名前は?」
彼方は相変わらず残念な子でよかった。
「あまめとハルミよ。」
「あまめちゃんとハルミちゃんかぁ…可愛いなぁ…お肌ぷにぷにー!」
すごい勢いでぷにぷにつつく彼方。ぁ、ずるい、私もぷにぷにしたいのに…
「あまめさんとハルミさんですか。面白い名前ですわね。まぁいいですわ。とりあえず遊びに来たのですから、さっそくお菓子パーティーですわ。」
目をキラキラさせながら久遠がいう。普段お嬢様っぽいキャラのくせにこの子は甘いものに目が無いのである。この子が買ってくるお菓子は7割甘い、3割しょっぱいになっている。何でも本人いわく甘いものを食べた後にしょっぱいものを食べてからすぐに甘いものを食べるとちょうどいいとか何とか。しょっぱいものばかり食べてると怒られる。量が少ないからだろうか。バランス良く買えばいいのに。
「その子たちは寝かせておきましょう。無理に起こす必要もないわ。起きたら一緒にパーティーよ!」
「あらら、いつも通り、くおんちゃんテンションあがってるね。」
「お菓子だけで生きていけますわ。遥は冷蔵庫から飲み物をお願いね。」
「久遠は本当にお菓子好きね。飲み物はなにがいい?オレンジジュースとコーヒーと紅茶なにがいい?」
「紅茶をお願いしますわ。」
「オレンジジュースー!」
「んーわかったー、今持ってくー」
さて、どこから説明したものか…というかどうごまかそう。


「じゃぁ、最近誘っても遊べなかったのはこの子たちのせいなのですか?」
「んーまぁ、そんなとこかしらね。いつか紹介しようとは思ってたんだけどね。」
「この子たちがうらやましいですわ…私の遥を奪うなんて許せませんわ…遥今からあなたを襲ってもいいかしら?」
「だめに決まってるでしょ。相変わらず突拍子もない事言いだすんだから。」
「んんぅ…誰ぇ…?」
あまめが起きだす。それにつられるかのようにハルミも目が覚める。
「お姉ちゃん達…誰…?」
あまめは眠くてまだ目がしょぼしょぼしている。可愛い。
「わぁー甘いものあるー!食べていいの?食べていいの?」
ハルミは目が覚めて見つけたお菓子が気になるみたい。というか起きてから実はさりげなくほっぺたをぷにぷにしている彼方がいるのだが気が付いていない。甘いもの好きなのかな。
「あらあら食べていいわよ。チョコでいいかしら?それにしてもおいしそうね…」
「久遠。手出しちゃだめよ?」
そう言いながらハルミにチョコを手渡す久遠にくぎを刺す。私だって…。
「ふふっ。別に変な事しようなんて想像してませんわ?チョコがおいしそうって言っただけですわ。」
「ほんとかしら…」
「雨ちゃんこの人達…誰…?」
「雨さん、気になるー」
「えっとね、黒髪ロングで深窓の令嬢のように綺麗だけど実はとんでもない性格をしている霧生久遠ちゃんと、ショートで元気で可愛い活発娘だけど残念な子、な南雲彼方ちゃん。」
とりあえず、こう言っておけばいいかな。
「あら、それここで言うのですね。練習だったのですか?あと、やっぱり後半は間違っていますわ。」
ちゃっかりしっかり覚えてるわけです。なんだかんだ言って頭のいい久遠。
「そんな紹介文考えてくれてたんだ!ありがとー」
覚えてない上に素直に喜ぶ彼方。この子やっぱり可愛い。
「くおんさんにかなたさん?」
「くーちゃんにかなちゃん……」
「はい、チョコですわ…あーん」
ハルミに餌付けをする久遠。彼方は相変わらずぷにぷにとほっぺたをつついている。
「いやー、やわらかいーぷにぷにーすべすべー」
「もぎゅもぎゅ…あまーい!もっともっとー」
「はい、どーぞー」
ハルミはすっかり久遠に餌付けされている。ふと腰のほうに違和感がありそちらのほうを見ると
「雨ちゃん…」
あまめが服を引っ張ってた。
「どうしたの?おなかすいた?」
「………うん…」
「じゃぁ冷蔵庫にあるもので何か作るから待っててね。」


「ご飯できたよー、といっても冷蔵庫にあるもので作ったあり合わせで作ったものだから期待しないでね。」
そう言って適当に作ったものを運ぶ。マーボー茄子と卵焼きである。我ながら今回のマーボー茄子は自信作である。
「あまめとハルミはとりあえずこっちで食べちゃいなさい。」
と言って小さな机を出してお菓子パーティーをしている机とは別のところにご飯を置いた。
「あら、料理はやはりお上手ですわね」
「かなたも食べたいなぁ…」
「久遠と彼方も食べる?一応余るぐらいには作ってあるわよ」
「私は結構ですわ、こちらに沢山ありますもの」
と、言いながら久遠はお菓子を食べる。本当に甘党だ…。絶対あれ体に悪いよ。
「食べる食べる!私も食べる!」
彼方は食べたいと言っていたようにすぐに食いついた。
「ハルカちゃんは食べないの?」
さっそく食べながら、聞いてくる。
「ぁー、私味見で結構食べちゃっておなかいっぱいだから気にしないでいいよ。」
そういいつつ私はお菓子をついばむ。やっぱりついつい食べたくなるのよね、甘いものって。この子たちが食べ終わったらどうしようかな…。んーチョコっておいしい。


「遥、今日はごめんなさいねいきなり押しかけちゃって。」
「ハルカーまた遊ぼうね!今度カラオケ行こうよ!」
そういうと友人の二人は玄関の扉をくぐって帰って行った。時間はすでに10時を少し回っているぐらい。高校生なのにこんな時間に夜で歩いて大丈夫なのか心配にもなるが、まぁそんなに離れてもいないだろうし大丈夫だろう。それよりも部屋の中である。
「まーた散らかっちゃった…片付けないとなぁ…」
友達が来るのは歓迎だし、お菓子もおいしいからいいんだけど、今日はあまめとハルミがいたせいかいつもより6割増しぐらいで散らかっている。この子たちゴミその場に置くんだもの…まぁそんなに疲れるものでもないからいいけど…。
「雨ちゃん…晴れ女が綺麗な画像ばっか…ずるい…」
どうやらまた調べているようだ。と言っても私に言われても困る。
「んー、私に言われてもなぁ…あまめは可愛いから大丈夫だよ。」
と言いながらなでるとあまめは目を細めて落ちついたようになる。
ハルミが隣でうらやましそうに見ている…が、とりあえず片付けてしまいたいので片付けに戻るとしよう。12時回る前には片付け終わればいいな…。今日はいろいろあったから疲れちゃった。

コメント(1)

とりあえず終わりました。
なんか書きたいように書く、深くは考えずに書くとやっていたら出来が酷くなった気もする。内容はこんな感じで行きます。
誤字訂正は後からやりますー

Gaiganさん後は任せました!

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