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石川啄木〜釧路時代の輝きコミュの啄木との出逢い 1

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 石川啄木について興味を持ったのは数年前からである。正確には、平成22年11月20日の土曜日だった。

 五十過ぎの人間でも、単身赴任の侘しい生活を重ねた経験のエレメントを持つことができたから、そのエレメントが意識の下に働き、邂逅したことになる。

 釧路出張の際にたまたま反省会の会場に着いたのは、自分がせっかちで、早めに場所を特定しておきたい性格のため…。

 釧路出張はユネスコスクールの研究発表に参加の要請があったからである。

 ユネスコスクール加盟承認申請に携わること二年間。その成果を報告することが目的であった。会場は円筒状の建物だ。建物の名前や発表の内容は忘覚えていない。

 その目的も無事終了し、海鮮料理が自慢の反省会会場周辺に辿り着いたのは、30分も前の時間だった。

 時間つぶしに会場周辺を散策しようと釧路川周辺を歩いた。

 その一角に石川啄木像が建っていた。傍らに「小奴」という人が書いた啄木の歌碑があった。あとで分かることだが、当時の私は啄木ゆかりの人は誰も知らず、この人は鶏寅という料亭の自前芸妓で、啄木と交友があり、後に啄木日記が公開され、人口に膾炙することで、生前の啄木の釧路時代の生き証人ということで話題になり、脚光を浴びた人物である。

 石川啄木といえば、札幌大通公園にある像も修学旅行の引率で見たことがある。当時の中学校の国語の女教員の宿題とかで、生徒が作成した「修学旅行のしおり」に場所が載っていたので、場所に出向いて写真を撮った記憶があった。
 それから、中学生の体操競技の引率で全道大会の会場が函館で開かれた際に、立待岬の啄木像も同じように撮影した記憶が蘇る。

 これで、道内の啄木像を三体巡ったことになる。

 そんな感傷にふけていて、反省会まで時間をつぶした。

 反省会は、盛り上がり全道のユネスコスクール関係者と名刺交換を済ませ各方面から来た方と交流した。

 反省会は、二人以外初対面の人ばかりてあったのと、夜も遅い時間帯であったので、明日の帰りの運転の疲労も考え、二人とも途中で退席した。

 宿泊先はそれぞれ別々で予約したので、違うことから帰り道で別れた。

 宿泊先の「123」というホテルに戻り、部屋のユニットバスに入り朝まで熟睡した。

 翌日、なぜか、ふと啄木の像をもう一度明るい時間に見たいという衝動にかられ、ホテルをチェックアウト後、再び温ねることにした。

 これが、啄木との深い関わりを持つことになったいきさつである。

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