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石原莞爾平和思想研究会コミュのわしを戦犯にしろ

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多くの人々が戦争犯罪人に指名されないよう、なんとかして逃れようともがいているのに、石原莞爾はみずから戦争犯罪人と称し、そして極東軍事裁判に対しても戦争犯罪人になろう、と提唱していました。

結局、思いがかない、満州事変に関する極東裁判の証人として法廷に立ったのですが、それに先立ち、重慶通信社の特派記者に満州国独立の理想と経緯について、次のように語っています。

「満州国独立の結果、日本人が満州を独占し、他民族を圧迫し、同国の建設そのものも多くのビル建設と鉄道敷設にとどまり、産業の開発もまた期待を裏切る結果となった。わしが理想郷を心に描いて着手した満州国が、心なき日本人によって根底から踏み滲まのである。在満中国人に対する約束を裏切る結果となってしまった。」

「その意味において、わしは立派な戦争犯罪人である。独立に協力した中国人に対し、誠にすまなかった、と思っている。しかし、今となってはお詫びのしようもない。ただ中国の当局者がこれらの人々に寛大な心をもって臨まれるようお願いする次第である」

石原莞爾は民族協和の王道楽土建設のため私心を投げ打ち、職を賭して努力し、正しいと信ずるところに向かっては、いかなる相手も臆することなく闘うという信念が強固で、外国判検事らの訊問に対しても、隠すところなく、すべてを答えました。道理に合わぬことには、断固として屈しない。さとし、叱咤激励する。冗談も口をついて出ています。

そんな石原独特の応待は、相手が部下でも、町のおっさんでも、極東軍事裁判の判検事に対しても変わらない。マッカーサー司令部と極東軍事裁判所は、なぜか石原莞爾を戦犯にしないよう務め、当事者である判検事も戦犯にしないよう逃げ道を探した。極東軍事裁判における前代未聞のドラマでした。

石原莞爾としては戦犯となって東京裁判を混乱させ、進行不可能にしてやろうと計画していたようです。それを知ったマッカーサー司令部や極東裁判関係者は、「触らぬ神にたたりなし」「 あたらぬ蜂にはさされない」とばかり、身をかわしていたのでしょう。石原莞爾の意図するところは、彼が各所で発言した内容から推察できます。

「戦争も大きな政治の問題として争うべきである。戦争に負けたらからといって、卑屈になる理由はない。卑屈になってはいけないのである。日本も侵略国だと称して裁判している最中に、なんと米ソ両国がお互い、侵略者と言い、争っているではないか。彼らに良心があるなら、恥ずかしくて裁判なんかやってられない。」

「大泥棒たちがお互い泥棒を決めつけながらコソ泥をつかまえ、お前は人様の物に手をつけたからお仕置きするのだ。俺たちは正しい、というに等しい。後世、ことにいまの青少年たちが成長して歴史を紐といた場合に、それは間違っている、自分たちにも理由がある、と言って、また戦争をはじめるかも知れない。」

「いまのうちに正しいことを言うべきである。ヒトラーは英雄であった。勝敗には関係なく英雄だった。そして独裁者でもなかった。その頃のバカ正直なドイツ人には、ヒトラーのような政治がふさわしく、そして彼が必要だったのだ。またロシア人には、スターリンのような専制政治がよかったのだ。」

「英国は一応、国家を仕上げてしまったのでもっともらしいことを言うが、ドイツはヒトラーのようにしなければ生きられなかった、と思う。しかし、ヒトラーは勝利を目の前にしながら負けた。ドイツはソ連軍に負けたんじゃない。アメリカに負けたのだ」

「日本人は勢いの盛んなうちはハナ息が荒いが、いったん旗色が悪なくなると、相手国の権力者に対しては、低姿勢になって、お世辞も言えば嘘もつく。だか、石原莞爾の言動には微塵もない。諸外国のジャーナリストも判検事も、「測り知れぬ大人物」といい、石原莞爾に対しては好意をよせていました。

石原莞爾を担当した検事が、東京裁判が終了、帰国するにあたって訪ねて来た。そのころ石原莞爾は東京の病院ではなかった。山形県の日本海沿岸にある西山農場に帰っていたため、検事はわざわざ、そこまで足を運んだのである。

そして、「あなたの話は非常に面白かったし、人生の指針になった。ありがとう。あなたの生きてきた道を切本にしていただきたい。本ができたら私にも送って下さい」とのことだった。私の父である仲條立一は酒田から秋田街道を北へ約五里の松林の中に、文字通りの一茅屋を構え、西山農場の指導者達と簡素極まる百姓生活を営んでいたのです。

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