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なべこらむコミュの12月17日

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歌「きよしこの夜」誕生物語から

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▼クリスマスの「いい話」を探して


 クリスマスになると「サイレント・ナイト」
(邦題名「きよしこの夜」「しずけき」)が、世界中いたる所で歌われます。
 
 でも、この歌がいつ、どのようにして生まれたかは、
 日本人のほとんどは知らないのではないでしょうか。
 
 実は、私もそうでした。知り得たのは、毎週発行しているメルマガで
 クリスマスにちなんだ「いい話」を紹介するために探していた数年前でした。

 この物語は、多くの人を励ますメッセージをもっていると感じました。

 そこですぐにメルマガで紹介したところ、とても好評でした。

 私が書いた記事は次のようなものです。



▼「きよしこの夜」誕生物語


 クリスマスに、世界中で演奏され歌われる「きよしこの夜」の誕生物語を
 ご存じでしょうか。

 実は、この名曲は、クリスマス・イブの当日、思わぬアクシデントがあって
 生まれたものです。

 一八一八年十二月二十四日、オーストリアの西、美しいアルプスの山並みに
 近いチロル地方、オーベルンドルフという村でのこと。
 
 その日の朝、聖ニコラス教会の主任司祭ヨゼフ・モール神父は教会のパイプ
 オルガンが壊れているのを知ります。

 修理するにしても、雪深い村まで今日中に修理工が来るのは無理。
 深夜のミサに使えないのは明らかです。
 

「これじゃあ、今年のクリスマス・イブは寂しいものになる。
 毎年楽しみしている村人をがっかりさせてしまう」
 
 モール神父は、途方に暮れました。



 そこへ貧しい農婦に赤ちゃんが生まれたので祝福してほしいとの知らせが来
 ました。

 気を取り直して、早速、神父は出かけていきます。

 着くと、赤ちゃんが生まれたことで家中は喜びでいっぱい。
 神父も喜びで満たされます。
 
 赤ちゃんを祝福したあと、雪道を通って教会に帰る途中に、モール神父は初
 めてのクリスマス、イエスの誕生の馬小屋を思い巡らしていました。



 あの貧しい小屋には物質的に豊かなものは何もなかった。
 でも、生まれた幼子を祝福する星が輝き、マリアさまもヨセフさまも、羊飼
 いたちも動物たちも、みんな喜びあっていたじゃないか。
 
 モール神父のなかで、その感動が言葉に変わりました。
 天から降ってくるように詞ができあがっていったのです。
 
 書き取った詞に曲をつけてもらおうと、神父は友人の小学校教師フランツ・
 グルーバーの元へ急ぎました。
 

「フランツ、この新しい詞に曲をつけてほしい。深夜のミサで歌おう。今夜、
 僕たちは新しいキャロルを歌うんだ」
 


 深夜のクリスマスミサ。
 
 できあがった歌は、ギターの伴奏で、モール神父がテノール、グルーバーが
 バスを担当し、二人の女性と共に四重唱で歌われました。

 その歌声は、星の輝く聖夜、アルプスの山なみにある聖堂に響き、村人たち
 を深い感動で満たしました。
 
 いま世界中で歌われ親しまれているクリスマスキャロル「サイレント・ナイト」
 はこのようにして生まれたのです。



▼この物語から学べること



 私がこの話に感動し、他の人に伝えたいと思ったのは、この出来事に神さまの
 メッセージを感じたからです。私が感じたメッセージは三つあります。


 一つ目は、何か問題が起こっても前向きに行動すれば道は開けるということ。

 よく言われるように、ピンチがチャンスになることはありえます。
 あの歌もオルガンが壊れるという問題があったからこそ、生まれたのです。

 私たちの日常生活でもそうです。時々、仕事や家庭で何か問題が起こりえます。

 でも、あきらめずに行動していけば、神さまの助けによって、きっと良い結果
 が生まれると思うのです。



 二つ目は、物質的に貧しくとも喜びや幸せは生まれるということ。

 オルガンが壊れた教会のように、あの赤ちゃんの家のように、イエスさま誕生
 の馬小屋のように、物質的に何かが不足しても、真の喜びと愛は消えません。

 現代の私たちもそうです。神さまからくる喜びと愛は、精神的に私たちを満た
 し、まわりの人にも広がっていくのです。



 三つ目は、愛のある小さなおこないには大きな恵みが与えられるということ。
 
 モール神父たちは、世界的な歌を作るつもりなどなく、ただ村の人たちを喜ば
 せようしました。

 それが世界中の人を幸せにする歌になったのは、神さまの働きかけのおかげで
 しょう。

 私たちの他者への小さなおこないもそうです。神さまは、私たちの愛のおこな
 いをとても喜ばれ、愛あるところに大きな喜びを与えてくださるのです。



▼絵本にして子どもたちに


 この話を子ども向けの絵本にしたいと私はずっと願ってきました。

 神さまは、このようなしつこい祈りを叶えてくださるものです。

 おかげさまで今年十月、『クリスマスのうたものがたり』(ドン・ボスコ社)
 として出版されました。(感謝!)


 子どもの頃に読んだり聞いたりした物語は、不思議と心に残るものです。

 そして、何年かたったあとに、何かのひょうしに思い出すことがあります。
 
 絵本を読んだ小さな子どもの心にも何かが残るかもしれません。

 子どもたちが大きくなって、何かの壁にぶつかったり、辛くなったりしたとき
 に、ふとこの物語のことを思い出してくれたらいいなと願うのです。




★幸運になれるヒント★
                              
 ピンチのときも、前向きに行動すれば道は開ける。(^.^)

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