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縄文土器を楽しむコミュの@金生遺跡(山梨県・北杜市)

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縄文時代の後期〜晩期である金生遺跡(きんせいいせき)に行ってきました。
道路から見えるのは畑・水田・・・近くに見えるはず・・と思いながら農道に
車を進めていくと見つけました。

古い写真の資料で見る限りは見渡す限り石がゴロゴロと広がる遺跡です。
資料によりますと東西80メートル、南北15メートルにわたる配石遺構だそうです。
現在は整備され公園のようになっていて思った以上に小さいです。
1983年に国の指定史跡となりました。

向かいにある小さなお地蔵さん?か墓石のところで「花崗岩」のかけらを拾いました。
この土地では珍しいな・・と思ったからですが・・・後で資料を見てみると配石の中に
1トンを越す花崗岩があったそうで・・・おそらく遠くの川から運ばれてきたのでしょう。
同じように周囲の青木遺跡、姥神遺跡、夫婦石遺跡に配石遺跡があるそうです。
また石棒をはじめ耳飾、石斧や土器、中空土偶、石版なども発見されています。

生きるのに困難を極めた後期に縄文人たちは神に祈りを捧げて暮らして
いたのでしょう。夏至には甲斐駒ケ岳の山頂に日が沈みます。
神に捧げたのでしょうか?イノシシの子どもの骨がたくさん出ているそうです。
そのくらい神聖な場所であり縄文人たちが真剣に祈らなければならない
切迫した願いが感じられます。

中央高速「長坂」ICから10分〜15分ぐらい。
駐車場アリ 3台

http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4139.html

コメント(1)

金生遺跡。たしかに、後期から晩期の遺跡を調査していると、生きることの困難をおもわずにはいられません。私は、来館者の方々に説明をするときに、梅雨寒の空を思い起こしてくださいとお伝えします。霖雨をもたらす北東気流が流れ込み、日差しが遮られる日々、その中での必死の祈り。。
桶川市歴史民俗資料館では、後谷遺跡の出土品をもとに常設展示に手をいれました。土器、土偶ともに後期け晩期にかけてより寒冷な気候に適応した東北の文化がどのように関東の縄文人に受け入れられていたっか、そして、その暮らしのあり方を木製品や漆製品など低湿地遺跡ならではの出土品から想像していただけると思います。

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