1999年発表の3rdアルバム。 前作までの間に水面下で少しずつ広まっていった「アルミナム、良いよね」な噂が届いたのか、それとも彼らのラヴ・コールに素直に答えただけか、シカゴ音楽シーンの代表格の一人であるJim O'Rourkeが遂にプロデュースについた1枚。 いきなり約9分半にも及ぶドラマティックな「ローズ・セラヴィーの旅行かばん(原題Rose Selavy's Valise)」から始まるこのアルバムはあらゆる曲のクオリティが実に高く、アレンジに関してもJimの功績もあるのか申し分無い程に素晴らしい出来栄え。おもちゃ箱をひっくり返したようなバラエティさに富みつつも、決して乱れることのない統一感で「Pedals」という章を語り切っている。 Sean O'Hagan(fromハイラマズ)やDoug McCombs(fromトータス)に代表されるゲスト群の豪華さもさることながら、ここでも素晴らしいのはやはり彼ら自身が貫いた自身のスタイル・センスであろう。もし彼らのマスターピースを挙げるとしたら、間違えなく本作はその候補に選ばれるハズ。
1. Rose Selavy's Valise 2. Lie Detector Test 3. Paperback 4. Easy on Your Eyes 5. Miss Tate 6. Two-Bit Faux Construction 7. Blur in Your Vision 8. Jinxed 9. Impress Me 10. $35