パッショーネ・POWER HOUSEコミュのダイエットとアルファリポ酸

皆さんこんにちわ。

前回からまた少し時間が空いてしまいましたがいかがお過ごしでしょうか？

前回のビタミンCとカルニチンについて
ダイエットについても有効であるとお話ししました。

前回同様少し内容が専門的になりますがその時は質問して頂けたら幸いです。

ではいきます。

今回はタイトルに記しましたアルファリポ酸についてお話ししたいと思います。

アルファリポ酸について。
→強力な抗酸化作用を持つ物質だということ。

→生きている限り活性酸素は身体の中で生産されるということ。

ちなみに活性酸素は体の中のLDL（悪玉コレステロール）などを酸化させマクロファージに処理をさせるという血中のLDLを下げる効果があります。

しかし、マクロファージの処理能力を上回るとマクロファージは変性し
泡沫細胞という動脈硬化、血管の狭窄の原因となったりします。

悪玉コレステロールは肉食が多いと増えます。

ということは肉食の多い現代人にとって
アルファリポ酸の摂取が非常に重要であるといえます。

次に、、

→グルタチオンという物質を合成する過程で必要だということ。

→これも水溶性の抗酸化物質。

グルタチオン欠乏は多くの病気の原因となりかねないので注意が必要です。

通常、食物のエネルギー変換で、フリーラジカルの生成が起こってしまいます。
フリーラジカルというのは、言い換えれば物質を酸化させる力が強い物のこと。

要は『身体を錆びさせる』もの。これの代表が活性酸素です。

『酸化を活性させる』から活性酸素。

先ほど『LDLを酸化させマクロファージに処理させる』
という『体に好ましい作用を持つ』と書き方をしました。

注意したいのは活性酸素とは決して良い物ではありません。

ところでビタミンC にも抗酸化作用がありますが、
なぜアルファリポ酸をとったほうがいいのでしょうか。

それは抗酸化作用を持つ物質は、その抗酸化作用のみではなく
多くの役割を持っているからです。

ビタミンCを例に挙げると

ビタミンCも抗酸化作用を持っていますが、活性酸素の働きを抑える際に
代謝され体外へ排出されてしまいます。

排出されてしまったら脂肪酸のミトコンドリアへの輸送がうまくいかずダイエット効果を高めることができなくなってしまいます。

すなわちダイエット効果を目的にビタミンC を摂取していても
活性酸素の処理に使われてしまってはその効果を十分に望めなくなってしまうのです。

だからアルファリポ酸を摂取することでビタミンCを守る必要があるのです。

エネルギー生成のために細胞に供給される酸素の2％は、
高度に反応性と毒性を持つフリーラジカルに変わってしまいます。

注意すべきこの2%という数字は年をとるにつれて増加すること。
この転換量は大きく、一年につき酸素ラジカル1キログラムが生産されてしまいます。

結果、フリーラジカルによる細胞の損傷の蓄積は細胞の能率低下の原因となり、エネルギーの欠乏となり、免疫機能の低下となり、老化の原因となります。

つまり老ける

ここまでをまとめると

一つ目・・・
アルファリポ酸を摂取することでフリーラジカルが細胞分子を損なう前に、直ちにフリーラジカルの不対電子と結合させ無効にし、細胞を損傷から守る。

二つ目・・・
フリーラジカルと積極的に結合するため、細胞の他の抗酸化剤を著しく節約する効果がある。
例えばビタミンC、ビタミンE、グルタチオンは極めて重要な細胞の抗酸化剤で、フリーラジカルと反応します。

三つ目・・・
アルファリポ酸が最初にフリーラジカルと結合すれば、ビタミンC、ビタミンEは解放されグルタチオンのレベルも高めることが出来ます。

それでもわかりにくい人へ。要は

1. 泥棒がいる

2. 泥棒はビタミンを盗む

3. ビタミンは別のことに使いたい

4. なので泥棒にダミーをつかませてお帰り頂く

5. ビタミンを盗まれずに有効に使える

6. そして幸せが訪れる・・・

ということでしょうか。
特にビタミンCについては前回のトピでお話しした通りカルニチンと合わせて摂ることでダイエット効果を高める働きを持っているためその効果を余すことなく活用したいですね。

トレーニングに関わらず、男性女性問わず、摂取出来る人は積極的に摂取したい物質の一つであると思います。