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武士道協会・東京コミュの私の武士道論 その一

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 武士道を生んだのは幕末の志士達であり、戦国時代の武将でもありましょう。しかし、私の考える武士道の生みの親とは、天孫降臨以来、日本が生まれ日本人が現代まで生きてきた長い歴史の中で、親から子へ、子から孫へ受け継がれた歴史だと考えております。
 武士は何時どの様に発生し、武士と言う言葉は何時出来たとか、由来だとか、現在武士はいないのだから成り立たないなどは、武士道のとらえ方としては直接的過ぎると思います。もっと客観的に武士道を捉えるべきと考えるのです。
 例えば、琵琶法師の「平家物語」、浄瑠璃の「義経千本桜」、落語の「柳田格之進」等・・・・を見たり聞いたりした町人や武士が家に帰って、囲炉裏の前で子供や近所の人を集めて自慢げに武士道物語を語るのです。それが何年も何百年も語り続けられて行くうちに、人の為に死ぬ事の哀れさや美しさ、弱い物を命をかけて助ける勇気の尊さ、親や主君に対する孝や忠の心等・・・・日本人独特の精神論の集大成が武士道(大和心)ではないかと考えます。
 したがって、武士道とは武士の世界だけのものでは無く、武道をしている人達だけのものでも無く、ましてや社会の上に立つ人だけのものでは無い事は明白であります。
 つまり、何千年もかけて試行錯誤しながら、それぞれの時代に違う思想を取り入れながら、多くの犠牲者を出しながら、人間が平和に生きる為に作られ続けている理想の経典と言えるもの、それが「武士道」であると思っております。

  【敷島の 大和心を人問はば 朝日に匂ふ 山桜花】 

 以上、総論をその一とし、次回につなげたいと思います。

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