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万能葱コミュの春になると決まって思い出す大失恋物語

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 一雨ごとにあたたかくなって来ているのでしょうか?みなさん、いかがお過ごしですか?春・・・色とりどりのお花が咲いて、穏やかな青い空、優しい陽射し、ぽっかぽっかの春が待ち遠しいです。春本番前の長雨の頃・・・私には決まって思い出すことがあるのです。
 それは小学校5年生の時から中学2年生の終る頃まで大好きだったH君(卒業した中学校のコミュに参加しているので敢えてお名前を控えます)のこと・・・
 H君は特別男前ってわけでもなかったけれど、サッカー部のエースで当時一番人気でした。今考えると笑い方がチャーミングで、その笑顔をずっと見ていたいって思っていたのかもしれません。2階の窓から校庭を走るH君を見つめているのが好きでした。通学路で追い越されるとドキドキして・・・廊下ですれ違うとドキドキして・・・集会の時にそばで立っているだけでドキドキして・・・
 H君は仲良しの男の子といつも一緒でした。私も親友のクーミンといつも一緒でした。H君と廊下ですれ違うと、優しいクーミンは「H君、今クリリン(当時の私のあだ名)のこと見てたよ」なんて言ってくれて、そう言われると私も満更でもなく、たとえ勘違いであってもその時はその時で幸せでした。
 毎年バレンタインデーにチョコを上げただけ・・・お返しをもらったこともないし、フォークダンスで手を握られたこともなく、まともに直接話したこともなかったのにどうしてあんなに好きだったんだろう・・・大人になってしまった現在では考えられないほど純粋に好きでした。
 期末テストが終った3月の初め、夜自宅にモッチャンという女の子から電話がありました。モッチャンも当時の仲良し4人組のひとり。彼女は受話器の向こうで言おうか言うまいかずっと悩んでいました。そうして意を決して発した言葉は
 「H君はクーミンのことが好きなんだって」
 がびょ〜ん!!敢えて言わせて下さい。今でもあの時の気持ちを表現するにはがびょ〜ん!!が一番適していると思うからです。本当にがびょ〜ん!!でした。そうです。廊下ですれ違う度にH君は私を見ていたのではなく、私の隣にいたクーミンのことを見ていたのです。H君は大好きなクーミンを見ていたから自然とチャーミングな笑みがこぼれていたんだと思います。なんとも悲劇的なこと・・・私はそのチャーミングな笑顔がなによりも好きでした・・・
 そのまま私は夕食も摂らずに自分の部屋にこもり、ずっとずっと泣きました。夕方降り出した雨が真夜中に雪に変わり、雪片が天使の羽根のように見えました。”もう泣かないで”って天使たちに諭されているように感じていると、まるで演出効果のようにラジオからはオフコースの『さよなら』が流れて来ました。私の実家は当時針葉樹の林に囲まれていて、ご近所にはモダンな個性的なお家が多く、北欧の街並みさながら美しい雪景色・・・涙は朝方まで止まりませんでした。
 あのアイドルのように天真爛漫だったクーミンのことが好きだったH君は見る目があったのだと思います。もう何十年も前のことなのにこの季節がやって来るとまるで昨日のことのように鮮明に蘇って来る大失恋物語・・・手許に卒業写真はないけれどH君の素敵な笑顔、優しいクーミン、モッチャンの強さを私はこれから先も忘れないんだろうなと思います。たくさんの天使たちが舞い散った春の雪と真夜中の『さよなら』は幼かった私をほんの少しだけ大人にしてくれました。数学や社会や理科と同じように、この小さくて大きな失恋物語は私にとって必須科目だったのだと思われます。
 苦しくて苦しくてたまらなかったけれど、それは私なりに一生懸命だった証拠・・・苦しくて苦しくてたまらないほど一生懸命だったのだからそれでいいの・・・それから裏切られても、選択を迷っても、決断しても、離れていかなくちゃならなくても、また信じようって思いを新ためても、大切なものを失ってもさまざまなその時々の結論が出た時苦しくて苦しくてたまらないほど好きになれた人に出逢えたことがどれだけ幸福なことか、深く深く考えるようになりました。
 余談ですが、仲良し4人組は当時それぞれが色んな夢を描いていましたが、大人になってその夢を本当に実現したそうです。海外で仕事がしたいと言っていたクーミンは英国の航空会社で働いています。モッチャンは先生・・・大学の講師をしているそうです。サトチンは研究者・・・薬の開発に取り組んでいるそうです。小説家志望だった私だけ夢を実現出来ていません。サッカーの神様ペレのようになるんだぁ〜と言っていたH君は今頃何処でどんな暮らしをしているのでしょうか?
 今でもあの頃のままチャーミングに笑える大人の男性になっていてくれたらいいなぁ〜・・・

コメント(7)

切ないけれど
素敵なお話

ありがとうございます

辛かった 思い出かもしれませんが
あたしにとっては 羨ましいなぁ
この年になって 思います

あたしは 上手に人を好きになることができませんでした
小学生とかって 好きな人教えあいっことかよくしましたよね
そんときも 好きっちゃ好きだけど
お気に入りのおもちゃ(言い方悪いけど) のような感覚で恋ではなかったです
好きだな って思う子が他の誰かを好きなことを知っても お似合いそうだったら 良いね〜 てな感じで寧ろ応援するみたいな感じでしたね だから切なさなかったもん

ホントは 未だに 好きって良く分からなくて
臆病者になってます><


H君 きっと素敵な方におなりでしょう
シルヴィアさんだって こんな素敵な文章書けるん
素敵な 文字を 残してくれるん
少なくとも あたしにとっては そこらの小説家以上に小説家ですよん♪
 akira
上手に人を好きになるなんて考えない方がいいんじゃないかな・・・私はきっとakiraより年を重ねているけど、一度も上手になんて人を好きになったことないと思う。ドキドキして好きな人の前でご飯が食べられなかったり(食べることがなによりも好きなこのおしるちゃんが?!)意地を張ったり、強がったり、すごく傷ついたのになんともないふりしたり、逆に弱虫の真似してみたり・・・本能のままに行ってしまうのはどうかと思うけど、心のままに行けばいいんだなってことがやっとやっとごくごく最近わかってきたところ・・・好きな人の前では素敵な女性でいたいのに、いつもそれはそれはぶざまなものでした。でも私のそういうおかしなところをおかしいと思いながらでも受け入れてくれる人が必ずいるんだと思う。いつも一生懸命になり過ぎるから失恋する度にどっぷりと落ち込むんだけど・・・怖くて一年近く引き篭もっていた時期もあったりしたけど・・・失恋は目的地に向かうための大事な寄り道みたいなものなんじゃないかな・・・たとえ目的地に辿り着けなくても、辿り着こうとする自分の気持ちが今は大切なような気がするんだ。
 あ、稚拙で未熟な文章なのにありがとう。それとシルヴィアさんなんて・・・シルヴィアでお願いします。
おしるちゃん♪  なんてね☆

かわいいなぁ シルヴィア
女の子らし〜^^

上手にてなはね
本気で恋したことない てことなんだ
シルヴィアみたく かわいらしいことになってしまう相手に出会わず......
なんかね たぶん 自分でもあんまり分かっていないのですが
ブレーキかけちゃってるん いっぱい好きになる前に
嫌われるのが怖いのか
自分をさらけ出すのが怖いのか
まったく別のことか
まだ 自分でも よく解らないのだけど
だめだ 好きになっちゃ てなるの 心のどこかで

恋をしてる人って 輝いてるんだよね〜
だから 羨ましいの

過去の日記にも書いたことあるんだけど
憐れまれたよ 好きがわからないってことを
ね 自分でも 憐れみたいくらいだよ

あたしの詩は 恋してるみたいだ って言われるけど
恋愛相談良くうけるから それで感じたこととか
友達にたいしてとか 大事な物に対してとかなんだぁ

もちろん 
シルルが言ってくれたことには納得
でも それ以前の問題が あたしには あるみたい><
 akira
なるほどなるほどそういうことなの・・・色んな人がいて、色んな形があって、色んな考え方があると思うから、私はこうした方が良い!というつもりはないんだけどね、”上手に”って言葉が気になってしまって・・・そうか、それ以前の問題なんだ・・・どうしてだろ?akiraのことね、勝手にごめんなさい、感じる女性だなって想像してて・・・例えば昨夜の月だって、空を見上げることさえ忘れてしまっている人だってたくさんいると思うの・・・感じたことを素直に表現出来ない人もたくさんいると思うの・・・今はそんな自分の感性を大切にして欲しい・・・
 私のことだけど引き篭もってた時期もあって、今では考えられないけど対人恐怖症だった・・・もう人なんて愛せないなって思ってた私が、ブレーキも効かないほど、すとんと恋に落ちてたなんてこともあったよ。感じること、取り戻せたような気がする。未だに自分との戦いに負けっぱなしだけど、自分の中の正直に感じる部分がやけに好きになって来た・・・また路線がズレちゃってるかもしれないけど、憐れんでる場合じゃないなって思っちゃったの・・・なんだか・・・まるで恋をしているみたいな詩を描けるakira。繰返しになるけど感じる自分を大切にして欲しい。
 
 シルル・・・これ可愛くて気に入りました。注文が多くてごめんね。シルルでお願いします。(あ、シル嬢っていうのも好き?!うふふ・・・)
シ〜ルル♪

シル嬢て 変換間違うと 汁嬢なっちゃうね><
あややや... 笑っちゃう^^

ありがとう
でも何で謝るの〜?謝ることなんかないですよん♪

>未だに自分との戦いに負けっぱなしだけど、自分の中の正直に感じる部分がやけに好きになって来た・・・
それはとっても素敵なことだね
良かった 良かった

あたしも自分の感性大事にしてこう
ありがとうです^^

うん 自分でも どうしてだか解らないんだけど
でも 今 昔の自分より 自分のこと 好きになれる
だから きっと 恋 できるようになるよね
akira

汁譲、いいねぇ〜、笑。
彼女は普段、おしるさんと呼ばれているのだけど、
きっとみんなそれがシルヴィアのシルだとは思ってません。
おそらく、お汁さん、というつもりで呼んでいると思われ・・・(笑)

あ、いや話がそれました。すみません。

恋は、しようと思っても出来るものじゃないけど
したくないと思ってもしちゃうものなのだよ

ただ、akiraはとても慎重な人なんだろうな
だからなかなか本気で恋できないのだろうけど
きっとそんなことをかき消してくれる人に必ず出会うと思うよ

今、昔の自分より自分の事好きになれるってとてもいいことだね
だから憐れみなんてしません。
応援します。
ロビンさん♪

お汁さんかぁ〜
ふふ なんかお母さんみたい

うん 慎重だなぁ
てか 臆病なんだね 人のはめっちゃ応援するくせに
反省どころ

でも ありがとうございます^^
きっと出逢えるよね
応援されちゃう!
ありがとう〜☆

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