伊那シネマクラブ（ICC）コミュの年に一度の一般公開！第358回例会「アーティスト」

ICCでは年に一回程度、非会員の方も自由にご覧いただける上映会を企画しています。
今年の公開映画は、昨年のアカデミー賞５部門に輝いた注目作「アーティスト」！！
白黒・サイレントという古い手法で古い時代を描きながらも
映画への愛と新しいアイデアに満ちあふれていると絶賛を浴びた作品です。
上映する伊那・旭座もまた、シネコンにはない古い映画館の良さにあふれた場所ですので
きっと今回の作品との相乗効果が味わえるものと大いに期待しています！
劇場窓口で前売り券を、または当日直接ご来場いただければ観覧できます。
この機会にぜひ！！

上映日：2012年8月21日（火）7:00PM（8月は第３火曜日の例会となります）

＜あらすじ＞
1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、ふとしたハプニングで女優志願のペピー・ミラーと出会う。やがてジョージは、オーディションを受けにやってきたペピーと再会。その日を境にペピーはエキストラから少しずつ上位の役をものにする。1929年、トーキー映画が登場。しかしサイレントにこだわったジョージは、自ら監督・主演した映画が失敗し、失意のどん底に。一方、ペピーは大スターになっても、ジョージを思う気持ちは変わらなかった。
＜解説＞
第84回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、監督賞など5部門を受賞。フランス人監督とフランス人による主演、しかもモノクロでサイレント（無声映画）。そんなハンディをものともしない受賞結果は、セリフや音響効果に頼らなくても、素晴らしい映画ができるという“証（あかし）”でもある。サイレント映画が作品賞を受賞するのは、第1回アカデミー賞以来83年ぶり。ストーリーはごくシンプルながら、感情を表情や動きで表現するサイレント映画の手法が、現代では逆に新鮮に見えるから不思議だ。主演の2人が実に魅力的で、戦前のハリウッドスターを演じながらも、現代アメリカ人俳優には出せない味をよく出している。（映画gooより）

コメント(3)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 08月16日 05:34

いよいよ来週、8月21日（火）7:00PM～にせまりました！
今回は会員じゃなくても観覧できる一般公開ですので、ぜひ遊びにきてください。
セリフのない映画なので字幕疲れなし、前の方の席で見るもよし。
今どきめずらしい『二階席』！で楽しむもよし。
伊那・旭座という異次元空間を是非ご堪能ください。

[2] mixiユーザー 09月08日 15:38

感想カキコミが遅くなりました。
「アーティスト」すごくよかったです！
よもや２１世紀に、新作のモノクロサイレントを見れるなんて、という感激。

古き良き時代の映画をなぞるような、いかにも古めかしいタイトルからスタートするんですが、けしてパロディや懐古主義でもなくて今作る意義みたいなものをすごく慎重に選んで作っている感じがしました。そのせいか、目新しさもないのに変に斜にかまえた部分もなく、スルリと映画の世界に入っていける。セリフがないと、ほんとに役者の表情や、ちょっとした画面の小道具にも注意が向きますね。すごく良い体験になりました。
中盤の、時代がトーキーへと移り変わろうとする時、主人公の周りの音だけが急に聞こえるシーンにはドキッとさせられました。
見終わった後はスッキリ・サッパリな後味なので、たまに思い出して見たくなる映画かもしれません。
映画ってほんとうにいいものですね。ひさびさに他のサイレント映画も見たくなりました。

それから、旭座で見る白黒映画はやっぱり良いですね。
白黒映画上映会もやればいいのに。

[3] mixiユーザー 09月11日 21:17

以前から観てみようと思っていたので、せっかくならこの機会に旭座で観ようと思っていました。
こういう会の、会員以外も入れる回に上映する作品として、とても良い選択だったと思います。
幅広い層のお客さんが来ていたので、誰でもその人なりに楽しめる良い映画でした。

この映画に旭座の異次元空間はぴったりで、やっぱり別の映画館で観ないで旭座での鑑賞にとっておいて良かったと思いました。

２階にはタイル張りの円柱があったり、もしこれから設計するとしたら何かの特別な意味なしには出来ないようなものが、普通に存在しているのがすごいことだと思いました。
そういう認識が地域の皆さんに共有されているのか、少し心配ですが、どんなものでしょうか。
何か情報があれば教えていただきたいのですが・・・。
大事なものがいつの間にかなくなっていたりすることがよくあるので・・・。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ