JPN HIPHOPコミュの【歌詞カード】TAO - LOST IDENTITY

01.PROUD TO BE A JAPANESE
02.LOST IDENTITY
03.THINK ABOUT
04.WE HAVE NO HOPE feat.悪霊　
05.SKIT　
06.陰日向ニ咲ク　
07.六本木挽歌　
08.ASH ROSES　
09.4:20　

＊

01.PROUD TO BE A JAPANESE

＊

02.LOST IDENTITY

*HOOK×２
LOST IDENTITY 積み上げる髑髏
LOST IDENTITY 口空ける欲望
LOST IDENTITY 繰り返す今日も
LOST IDENTITY 朽ち果てる極東

何時だったか沈んだまま昇らない太陽 誇り捨て生きるにゃちと大きすぎた代償
遡れば明治維新髷落とした大正 明治から平成今じゃ星条旗に敬礼
腐りきったbabylon city東京からmayday 月一回汚れた金数え上げるpay day
悪さしては泡銭でやっと立てる生計 ぺーぺーから大物まで求む富と名声
どう見たって正気じゃない拍車掛ける消費社会 肩抱えた仲間達も金が絡みゃ仲違い
チクる方も反吐が出るがられる方も反吐が出る つまり此処を出ない以上何を得ても報われぬ
去勢された日本人は何唄えど無関心 国まとめる首相殿もケツ捲くって御乱心
汚職刑事オマワリでも裁けずに野放し 八百万の神々が消えた国のお話

*HOOK×２

朝が来ても誰も目覚めないmetropolitan 半世紀たった今も差別されるkorean
春をハスる女子高生歴史知らぬおじさん 刀捨てたAsianの成れの果てはbattyman
テレビラジオ何を見れど聴けど嘘が氾濫 さも当たり前の様に蔓延するpuropaganda
万券こそ正義それもそうだ金の亡者 骸同士共食いするundeadの聖地
友好とは名ばかりまた対立する中国 右にせよ左にせよ偏れば有毒
出鱈目の９.１１花火上がるNew York きっと今は誰かさんが油風呂で入浴
真実とはそれらしき物であってそれじゃない 自分一人決めたはずが実はそれが俺じゃない
長すぎた眠りから目を覚ませば待ってるのはplanet apeよりもエグイLast Scene

*HOOK×２

傍から見りゃどう見たってゴロツキのAsian されどマイク持てば三島由紀夫ばりの政治犯
靖国にブチ込まれた御霊だって浮かばれん 何時になればこの国の真実は歌われる？
涙目の神風が重い筆を走らせる 狂気の裏覗いた脳裏全て書き上げる
幾千の魂が打ち上げた花火 それは便箋に綴られた愛の物語
信じまった奴らは何を恨めばいい？ 産まれちまった俺等は何を歌えばいい？
やり場の無い無気力がこの国を襲った 腰抜けの猿と無知な売女だけが残った
核二発打ち込まれて何でそんな笑えてる？ Remember Pearl Harbor?寝てから言え黙れ下衆
馬鹿げてるpeace sigh人差し指折りたたんだbeatz line時空超えて示すbeef sigh

*HOOK×２

＊

03.THINK ABOUT

for hustlers 目を凝らし現実を見ろ don't swagger jacking ya'll演じず生きろ
一生ハスなんて無理に決まってる ジャンキーは何時だって無知にキマってる
暗がりに顔出す山師にpimp 朝駆けのインターフォンが腹に響く
それでもまた懲りずに捌きに行く その万券はjailへの片道切符
夢にまで見たサクセス全て蜃気楼 LIFEを疑い自分信じろ
２分の１の確立も無い様なLIFE 他人はまた愛想笑いha-?
誰がfameで誰がfake 俺に言わせりゃそれ自体クソ舐めたgame
極上なアレをfumeするたびにそう 欲望が俺をrape狂った日常
誰も信じられないだからこそ 誰も信じちゃくれないだからこそ
誰も愛しちゃくれないだからこそ Lise is bitch and then you die だからこそ

*HOOK×２
think about hastler stance get money but you
think about after plan get busy and you
think about rapper stance keep it real
think about master plan for real

人生はhigh way手前とのcar chase like a KURTIS BLOW ひた走るmy way
下らない上下しがらみ苛立ち もう止めよう全て脱ぎ立つ頂
何人ものwanna beがこの場所を去った まるで投身自殺の様にその後を舞った
ヘッズが笑いながら順番を待った そして気付いたんだ俺もそこに居たんだ
俺と俺の会話には誤魔化しは利かない 同様にお前も逃げる訳にはいかない
弱みや痛みや心の闇は 虚仮にした分だけの身から出た錆さ
Ballin? What do you talking? Whatever you say fuck da bullshit
人生はno joking チャライ服でダサい自分を隠すな mic is life イキがり生き恥晒すな
それぞれがそれぞれにある道の 苦味や痛みを噛締めて生きろ
聞こえるかいbrother 終わらない歌が still rhyming fighting この姿が

*HOOK×２
Whatever you do whatever you choose ya'll
Whatever you do whatever you choose ya'll
Whatever you do whatever you choose ya'll
Whatever you do whatever you choose ya'll brothers

街の雑踏が俺のビーツ ストレスとドラッグが侵すstreets
不平不満唾飛ばすルーズリーフ 今日も暗い部屋で一人smoke weed

＊

04.WE HAVE NO HOPE feat.悪霊

道：
１９９４年降り続く金のシャワー 見上げる空土砂降りの雨の中
鳥居坂に買った億ション 金儲けするはずが地価暴落で張り付け獄門
お金があれば何でも許される 奇麗事らモラルなどは直ぐに潰される
全く救い様も無いこの街じゃ もうこれ以上狂い様も無ぇ
首の回らなくなった中小企業から 順番にサラ金が有効利用
脆くも崩れ去ったユートピア 残ったのは借金と中傷批判
あの頃は良かったと飲み干したビールは毒入り 安酒で飲み込む非常識
闇金の電話音が鳴り止まない ここはどこだ？hell come to ここTOKYO

*HOOK
泡銭の街で人間観察 明らかにズレてる金銭感覚
まるで昭和の平家物語 胸元にゃ枯れかけの沙羅双樹
変わっちゃいない状況まだ 終わっちゃいない恐慌はまだ
屍の上に立つ東京タワー 仕掛けられてる欲望の罠

悪霊：
凶荒の津波に飲まれ一家離散 ネオンの海を漂流する三日三晩
出稼ぎの労働者疲れきったリーマン ささくれた手には印鑑
中坊の頃終身雇用が崩壊した 後悔したって囚人同様の扱いは免れん
こき使われるんだ血吐くまで
あくまで市場原理主義 格差で人も現に失いつつあるリアル
変動する株価でトチ狂わす視覚
自殺や失踪が後を絶たず 借金取りが窓を叩く
街を埋め尽くす雑踏とカラス 割れたガラスを眺め脱走路探す

*HOOK

悪霊：
債権回収一族郎党 足りねぇんだ自由生き地獄東京
私利私欲マネーに操られる 日に日に酷く餓鬼がヤツれる
親の稼ぎで左右する学歴 虐げられてる奴らは常に
残されちゃいねえ道 拡声器握り締め待つ命日

道：
撒き散らすゲロと糞尿とザーメン 懺悔室一人手際良く済ますアーメン
その椅子は俺が座るんだ 人蹴落として旨い飯を喰らうんだ
スクランブル交差点 人が取り留めなく蠢く街は容赦せん
行き交う人に表情は無く 当ても無く彷徨う東京砂漠

*HOOK×２

＊

06.陰日向ニ咲ク　

如何わしく咲き誇る街のネオン もし居るなら神よ手を差し伸べろ
金持ちが増えても変わらないghetto 痛み消えるまで乾かないベロ
気が狂う程に無我夢中に 毎夜喉枯らし叫ぶクラブ中に
世界のghetto日本なら部落中に 俺ならば自由無き歌う囚人
腰抜けのbitchはダチをうたった 大好きなマイメンは５年喰らった
原因はAir mailの梱包ミスだった 忌々しいバビロンの恩情にすら縋った
刑期を聞いた時は耳を疑った 司法取引に夢も塞がった
路地裏じゃこんな話なんてザラさ 何てザマだ だが此処の生き様さ

*HOOK×２
陽が陰りゃ此処はmadness
誰も逃げ切れぬmebius ring回るrat race
路上から手招きするサクセスストーリーの結末はいつもbadness

この街にゃJesusもVenusも居ねぇ ゴロツキにゃお似合いクソみてぇな人生
祈っても無駄神様は留守電 忍び寄る背後ポリヤクザ覆面
熱病の様に背中合わせの絶望 サイコロの目の様に気紛れな明日
確かなのはこんなふざけた暮らしは そう長く続いたりはしないさ
様々な立場様々な価値観 全員は幸せになれない足し算
電卓片手に円描くマジシャン 種も仕掛けも無ぇリスクが売りさ
高値で売り捌く俺の良心 泡銭片手路地裏でcalling
繋がらぬあいつに毎晩の催促 そそくさと留守電に残すシケたmy hope

*HOOK×２

Stage is my confession room 薄汚れた黒のブーツで踏みつけてく糞とルール
コンクリに降り続く無念の涙 冷酷な街角に情けは無しだ
サイレンが鳴り攫われるマイメン 我が物顔のお巡りに賽銭
安全は暴力と金で買うんだ 降伏はせず死ぬまで戦うんだ
その無関心が罪とは知らずに 神の雷に打たれた島国
民はイラつきガキは見殺し みんな気が狂い街は血祭りさほら
まるで夢でも見たかの様な現実 drugで誤魔化し上の空演じる

*HOOK×４

＊

07.六本木挽歌　

欲を欲で塗り潰し生きる２４時間 監視カメラ煙たい面ダチのサウスアフリカン
俺も同じフード無しじゃ歩けねぇ有様 肩で風は切らずconeheadここのやり方
生き抜くため人以上にhungryと勘繰り それが此処の掟明日は我が身gambling
街の声やダチの声や不平不満sampling ちっぽけな良心すら小分けにしてhustling
ヒルズ見上げ唾吐きここ城南から届ける ビルの上のあぐら掻いた傍観者は恍ける
徘徊するhomeless腐り果てたhome base 聳え立てば立つ程にその陰は黒く出る
懐かしい街角に立ってみても何も思い出せねぇ いやどころか誰か殺し兼ねねぇ
正論だの常識だの理屈こねる間に 少しでも立って見ろよ俺達の立場に

*HOOK×２
首根っこ捕まれても聴かせたい現実
折れちゃ削り折れちゃ削り何本目の鉛筆
テクニカルに抉り出す街の顔は別にある
言い訳でもあんならほら言ってみろよtell me fuck

薄汚れた長屋暮らし気付きゃもう何年 傷痕になった過去も過ぎりゃ只のone day
どちらにせよ他に道は無く走るone way 反省なんて無駄な努力する暇あれば稼ぐ万券
ガキの頃から人一倍強かった正義感も 物心付いた頃にゃナイフ持って徘徊する有様
人としての在り方ホザくお前何様 偏見覚悟俺は俺のやり方
いつもどおり大麻吸って歩く外苑東通り アマンド前立ちんぼhomie
ゴキブリ這う六畳間このままじゃ終われねぇ 明日の米に困る俺等吐いた唾は飲ませねぇ
喜怒哀楽兼ね備えた精神はrhyme sick 白紙のキャンパスに痛み落とすアイスピック
直りかけの瘡蓋剥がす様に抉る現実連日 発狂寸前の感情と街の雑踏

*HOOK×２

恵まれた環境ならこうはなっちゃいないが 与えられた自由なんて期待しちゃいないさ
掃き溜めの街で書いた一曲の歌詞は俺が 絶望の淵で見た漆黒の絵画
アスファルトや屁理屈で塗り固めた路上や 如何わしくそそり立った役立たずの巨塔が
豊かさを貪り食い人が造る街やビルや虚像が 造るのは俺やお前一億の孤独だ
金が無きゃこの街じゃ産まれながらのguilty だが誇り捨て生きるくらいならばkill me
コンクリに水を 貧困に金を 隣のpsychoに愛を
狂気染みた俺の歌詞は放置されたloveless 光放つ影に落ちたこのflowはdarkness
手を触れる真実解れ掛けたtruth 手を汚し書き上げたビル陰からのblues

*HOOK×２

聳え立つ高層ビルディング
何もかも理不尽欲望乗せ走るリムジン
金と欲が産み出したsim city
森ビルの影が高いill city

＊

08.ASH ROSES　

愛する人よ安らかに眠れ もう邪魔する者は一人も居ない
もし愛する者が一人も居ない お前の為にこそこの詩を唄いたい
憎しみの連鎖に終わりなど無い だが愛情の連鎖にも終わりなど無い
また悲劇に殺される優しきcriminal 悲しみの連鎖などもう見たくない
まるでババ抜きの様にたらい回しに互いに 裏切り引かせ合うポーカーフェイスなjoker
俺ならこんなカード真っ先に破り捨てる
疵付きながらも得た結論は 社会の言うそれとは別物さ
聖者になんてそれこそしないが 我思う善と偽善の違いとは？

*HOOK
ASH ROSES 健やかにあらん事を
ASH ROSES 眠れぬ死者に安らぎを
ASH ROSES せめて空高く飛ぶ鷹の様に誇り高く
ASH ROSES 果ての無い旅路の中で
ASH ROSES お前自身の旗を掲げ
四角い空滲むthousand bullshits
But you never know it used to be a thousand roses

産まれながら誰しもが不平等 嘆きと無常を唾吐くflow上
孤独な戦士は傘も差さずに 突き立てるマイクと母の中指
皆許せない過去と生きる 愛想笑うハイド微笑むジキル
消せない記憶這い上がろうと 急ぐも急ぐも顔上げりゃここは地獄
ここは何処私は誰 目に見えぬ愛情 形は金
壊れた心も弱音もボロも 全て受け入れればお前はお前
誰かの為に君は泣けますか 何がどうなら空は晴れますか
誰かの為なんて糞喰らえだが 痞えた心もし伝えられたら

*HOOK

Tears don’t cry we gonna touch the sky and so fly クズが紙屑書き綴るraw life
死んでった家族仲間とかマイメン 両手じゃとても数え切れないpain
月明かりが照らす夜長 墓石の数だけ描くドラマ
花束代わりに贈る言葉は 今も色褪せずに骨壷の中
六畳間並ぶ三途の川の字 人の良い親父パンク後穴堀り
右から順番に消えてくロウソク 吹けば消えるような思い出の朗読
悔しさで滲んだ熱い目頭 人知れず消えてく病んだ世界観
屍の数だけ証明してみせる 東京路地裏のlife gose on

*HOOK

＊

09.4:20

一つだけ言わせておくれ 声なき声をこの曲で書かせておくれ
冷たい街の風に乗せ歌う この曲を誰かに届けておくれ
Hiphopをもう殺さないでおくれ 音楽をもう汚さないでおくれ
冷たい街の風に乗せ歌う この曲を

排ガスで汚れた灰色の空や 欲望に淀んだ藍色のドラマ
ペン先に滲んだ真っ黒な涙や変わりそうもない真っ青な明日
背負いきれぬ荷物に膝は笑って それでもkeep walk 今は黙って
向かい風吹けど追い風は吹くさ 信念があれど取り巻きじゃ＊＊＊
くだらないdisも 八百長のbeefも 仲良し子良しつまらないpeaceも
愛のないraceなど 芯のないrapper 我先にとhiphopを腐らせた
speaker唸らし真実を吐きな 俺のstyleなら今も腰履きさ
営業smileなら俺に振りまくな 口パクが俺のsureに口出すな
何も考えず体揺らしな すました顔せず耳を澄ましな
塞いだ気持ちなら歌を歌いな 蓋した感情はrapしちまいな
businessにrapeされたmusic まるでいつかのAuschwitz like a ***
例え世界中が俺を否定したとしてもI still hungry I still foolish

一つだけ言わせておくれ 声なき声をこの曲で書かせておくれ
冷たい街の風に乗せ歌う この曲を誰かに届けておくれ
Hiphopをもう殺さないでおくれ 音楽をもう汚さないでおくれ
冷たい街の風に乗せ歌う この曲を

差別と貧困が生み出した奇跡は 黒い円盤となりこの街にやって来た
数々の衝撃を覚えたclassic 温めてくれた凍えた暮らし
あの日無一文で立っていた路地裏に今日も 立ってるって今を誇りに思うよ
絶望に駆られた昨日が嘘のようにmic持ちゃ今日が 歌うのは希望だ
＊＊＊のように力強く儚く 静寂にとけ俺の言葉は輝く
暗闇で一人ペンを揮い今日も働く 不器用な言葉 skill 情熱で分からす
いつかの夜俺たちが救われた歌い手のもういないあの曲たちは
気休めのpopやsexのbgmなんかじゃ断じてなかったはずだ
聴いてくれbrother 世界中にはまだ 放置されたままの悲しみがlala
汚れた街 捨てられた感情や希望は 俺たちじゃないなら誰が歌うのか
変わり行く街にこそ変わらない歌を 皺が増えたメンツに変わらないbravo
その日が来るまで俺は歌おう 表も裏もない素顔の歌を