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ESDいわてコミュのESDあおもり地域ミーティング報告

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 2月18日(土)、八戸の八戸商工会館で、あおもりで初めてのESD-J地域ミーティングが行われました。ESD-Jからは、村上千里事務局長がいらっしゃって、説明をして下さいました。彼女のパワーポイントも、10月に岩手で行ったものより進化していたので、さっそくいただいて来ました。

 さて、今回の核となったのは、八戸で長く開発教育に関わっている「あおもり開発教育研究会」の川村宏義先生です。もちろん今回は開発研究会ではないので、広くいろんな方々に呼びかけをしたそうです。集まったのは14人かな?午前中には衆議院議員の田名部さん?もいらっしゃったとか。

 会の進め方は、見事でした。
 まず輪になって向かい合って座って自己紹介。一周回って来たところで、自分の思いをまた順番に。これは、どんな人がいるかわかった時点で、もっと話しておきたいことが出てくるから。

 十和田の中学校の先生は、現職のまま、青森大学大学院で環境の勉強をしたけど、修士は取れなかった。でも、集中講義で来たESD-J理事長の阿部治教授(立教大学)の話を聞いて、ESDに興味を持ったとか。ご本人は、オーストラリアで環境に目覚め、中学生版フードマイレージを作ってみたり、100年後には沈むツバルという島国の勉強を子どもたちとやったり、間接エネルギー(たとえば、水道が私たちの家に届くまで、どのようなエネルギーを使っているか、等)を子どもたちと学んでいる、ということでした。

 下田にあるカワヨグリーン牧場の社長は、30年前ロータリークラブでネパールに行き、以来35回ネパールに行ったが、もうモノやカネでは支えきれないことを実感し、これからは教育で支えて行くと決意していらっしゃるそうです。

 青森市のJICA国際協力推進員さんは、11年の海外体験により、人とつながることの大切さを紹介して下さいました。また、9歳の脳性麻痺のお子さんに対しての地域の教育に関して考えたいとのことでした。これは、ESDではとても大切な事ですね。誰だって学ぶ権利はあり、誰だって学ばせる権利があるのですから。

 青森青年海外協力協会(協力隊OBの会)の会長さんは、ラオスに行って、結局のところ、地域づくりでは、異文化を持ち込むことに意義がある、と感じていらっしゃったそうです。

 十和田のNPO馬主協会の方は、娘さんが青年海外協力隊でケニアに行ったとき、同じく親たちを集めて、自分たちの子どもがどういうことをしているか、見に行ったそうです。それで自分もいろいろなことを考えて、開発教育に関わるようになった、とのことです。娘さんは、今、盛岡の国際交流関係の仕事をしているそうです。

 馬淵川グランドワークなどを行っている「森川海の環境保全ネット」の会長さんは、馬淵川流域に植林したり、三戸町で、実生苗(種から育てた苗)を毎年800本植林しているとか。そこに京都から6校も、子どもたちがやってくるとか。

 八戸高専の先生は、地域資源の掘り起こしに関わって、待ち歩きをやっているそうです。ネパールが自分の研究対象だそうです。子どもさんはシュタイナー教育をやっている北海道の学校にやっているそうで、奥さんは東京?家族が離ればなれで大変、とおっしゃっていました。

 八戸の小学校の先生は、子どもたちと難民の問題について考えていると。

 聖ウルスラ学院高校?の先生は、パレスチナ・イスラエル問題の教材開発をやろうと考えているとか。エネルギッシュな感じの先生でした。

 市会議員の方は、生態学がご専門だそうで、やはりエチオピアに植林している人を支援する活動をしているとか。ここでも、実生苗を使っているが、実から芽が出て、それを育て、エチオピアに植林する、ということで、ただ苗を送る運動に比べて、ずっと教育的である、とおっしゃっていました。激しく同意。

 そのあと、グループになってワークショップ。課題は、「あおもりESDをどうしたいか」「北東北ESDをどうしたいか」でした。僕のところには、高専の先生、中学校の先生、市会議員さんが来て話し合いました。結局、先生は子どもと一番多く接しているのに、雑用が多くて教材開発をする時間もなく、集会に出て来ても得るところがないと思ったらなかなか出て来れなくなってしまう。できれば、ESDあおもりで教材やカリキュラムを作ってくれれば、先生たちを呼び込み、一緒に活動することができるのではないか、ということになりました。
 また、国際交流は手段であって、目的ではない、という意見も、他のグループから聞こえてきました。手段ばかりに一所懸命になって、実際の交流がどれくらい実を結んでいるのか。また、協力隊の集まりは、どこに行っても同じことしかやっていない。こういう状況を、ESDで打破していきたい、なんてことを話し合っていました。

 以上、カジパの独断と偏見でまとめたものですから、出て来た方々の意図とは異なることを書いているかもしれません。取り扱いにはご注意ください。
 わたしは、講演を聞いて書いた感想が元で、講演実行委員会の代表(私は副)からクレームをつけられ、最初のブログを閉鎖せざるを得なくなった経験がありますから。(泣)

 なお、以上のことは、私のブログ(http://blog.livedoor.jp/kajipa/archives/50183634.html)にも書いています。

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