ESDとは、「国連持続可能な開発のための教育の10年」のことで、2005年から2014年まで、地域にあるいろいろな課題を共有しつつ、世界につながるすべての問題解決に向けて行動しようとするなかで、将来の私たちの社会のあり方について学ぼうとするものです。
しかし、地域にはいろいろな問題意識や課題があります。そしてそれらを学ぶ事は、学校教育の中だけでできるものでもなく、また、子どもたちだけのものでもありません。むしろ、次世代を意識し始めた大人こそ、この学びの中で成長する必要があるのです。
したがって、全ての人がゆるやかにつながるネットワークが、この活動の基礎に置かれるべきと私は考えています。しかもそれは、顔の見える関係の中でこそ成り立つものだと思います。
さあ、地域にある今までとは違った文化や組織の中で、自分と次世代の人たちの将来について考えてみませんか。行動してみませんか。
なお、ここでは、いろんな人の活動を知ることや、それらの活動に参加することを特に強くお勧めします。自分の殻の中に入っていたのでは、他者理解も自己理解も進まないからです。他の活動を尊重する事から始めること。それが第一歩です。
それを続けていくことによって、多面的な物の見方やコミュニケーション能力などの「育みたい力」、参加型学習や合意形成などの「教育・学習手法」、共生や人間の尊厳などの「価値観」が、私たちの中にしっかりと位置付くのではないでしょうか。そういうESDのエッセンスを身につけた人(チェンジ・エージェント)が、将来の社会を、誰もが安心して生活できるものに変えて行くと私は信じています。
岩手に住み、あるいは岩手出身で、岩手を愛し、岩手を変える気持ちを持ったチェンジ・エージェントの参加を求めています。
■どなたでも、どんどんイベントを書き込んで下さい。自分が主催者じゃなくてもいいですよ。
■日本でESDを進めている団体
NPO法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議(ESD-J)
URL:http://
困ったときには