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小説 17BEAT Generationコミュのtrack 3

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あいかわらず強烈な歌詞だなあって思ったけど、なぜか暖かさもかんじて素直に感想を告げた。裕也はなぜか僕だけにしかこのノート見せたことないらしい。
中学のとき、彼女にだけは絶対にみせたくないって言ってたのを思いだす。いまでもあの娘と付き合ってんのかなってふと思った。一つ下でポニーテールの似合う小柄な娘だった。当時のボーカルの友達とよくやっていたアーケードの路上ライブでよく見かけただけだったけれど。裕也の詩は恋愛経験がすくない僕には、よくわかんなかったけどなんだかちょっと寂しい気がした。
「まこっちゃんは、なんばしたいと?」
ふいを突かれたような裕也の声にビクッとして顔を上げた。バンドの話を進める話が一瞬どこかへ飛んでしまって、これからの進路のことが頭をよぎった。自分のやりたいことが見つけられずにただ大学に行くだけの自分がそこにいた。
「やっぱり、自分の歌ば、歌いたかよ」僕は、自分でも背伸びしすぎかなって思うことを口にした。
「自分の歌かあ・・」裕也はそういって爪楊枝を口にくわえたまま後ろへ反り返り、天井を見つめた。
「まこっちゃん、これから、つきあわんね」
おもいっきり背伸びをしたあとでテーブルに手をつき、顔を近づけながら言った。裕也の目が少しきつい感じに見えた。僕の中のすっきりとしないもやもやを見透かされてる感じもした。
「よかけど、どこいくと?」
「今日先輩のライブのヘルプに誘われとってさ。あんまり気のすすまんやったとけど・・なんか、まこっちゃんにあったら急にタイコ叩きとうなってね。ついてきてやらん」
僕は裕也のドラムをひさびさにみれることに期待感もうかんだけど、なぜだかわからないけど裕也が自分より遠い存在感になろうとしていくような感じもした。

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