神さまの言うとおりコミュのメインの登場人物

高畑瞬（たかはたしゅん）
本編の主人公。おとなしくマイペースな性格の平凡な高校生。所属クラスは2年B組。年齢は16歳。
10歳の頃に、回る自転車の車輪になんとなく手を出し、右手人差し指が切断される事故にあったことがある（指には傷跡が残ったものの元通りにつながっている）。本人にとってはその出来事の他には特に心揺さぶられるほどの刺激もなかった人生に漠然とした退屈を感じていた折、突然の試練に巻き込まれる。
特に秀でた能力を持つほどではないが、かつての自転車の怪我の一件が無意識に反映されているようで、ここぞの局面では抜きん出た勇気と集中力を出し、機転の利いた行動を取っている。
秋元いちか（あきもといちか）
2年C組に所属する女子生徒で、瞬の幼馴染み。気丈な性格で、言いたいことははっきり言う性格。瞬に対しては恋愛感情があるほどではないが、それなりに親近感と信頼は持っている。
天谷武（あまやたける）
2年E組に所属する男子生徒。誰彼かまわず喧嘩に明け暮れ、生徒たちから恐れられている。暴力で他者を破壊することにのみ喜悦と自己実現を感じるサイコパス気質で、殺人にも何ら躊躇を感じない危険人物。突然に始まった死のゲームにも全く臆せず、世界が自分を肯定したゆえの暗転と解釈し、嬉々として他の生徒たちを殺そうとする。ゲームに臨む姿勢も型破りで、他者を利用して自分のリスクを軽減したり、ルールを無視して強引に突破しようとするなど、優れた身体能力のみならず狡猾な知力も併せ持つ。
平井翔子（ひらいしょうこ）
『こけし』のゲーム中、瞬が出逢った少女。「えんがちょ」によってこけしに変えられていたが、瞬が「かごめかごめ」をクリアしたことで元の姿に戻り、以後行動を共にする。大人しい性格だが度胸は人一倍強い。自分を救ってくれた瞬に信頼を寄せている。
前田小太郎（まえだこたろう）
小柄な体格に丸い髪型が特徴的な少年。『こけし』において秋元によって助けられた後、瞬たちと行動を共にする。
奥栄治（おくえいじ）
筋肉質な身体を持つ大柄な少年。『こけし』において瞬たちが縄跳びをクリアしたことで元の姿に戻り、その後行動を共にする。典型的な筋肉バカで、普段からクリスにフォローされることが多い。
秋本クリストファー健人（あきもとクリストファーけんと）
通称クリス。大きく丸々と太った体の少年。『こけし』において瞬たちが縄跳びをクリアしたことで元の姿に戻り、その後行動を共にする。アメリカ人の祖父を持つ。栄治とは同じ高校の同級生同士。