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文章書いてる人集まろうコミュのお彼岸を機に

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 これは、ある人から聞いた話です。

 夫が亡くなり、残された妻が葬儀屋と相談していた。通夜の段取り、役所への届け出、告別式の時間、火葬場の予約、親戚への連絡、花やら供物やら、どうにか話が終わったとき、ふと部屋の片隅に置かれたみすぼらしい鞄が目に入った。
「あら、お父さんのカバン、こんなに古くなって・・・」思わずと母が口にした。気づいた子供たちも、ずいぶん長く使ったんだね、みんなのためにあんなに頑張って働いてくれたのに、新しいのを買ってあげればよかったね、などなど、口々に言い合いながら、家族の間に嗚咽が漏れた。
 悲しみに沈む家族の横で、葬儀屋が遠慮がちに口を挟んだ。「あのう・・・」涙に濡れた家族の目が注がれると、いかにもすまなそうに「これ、私のなんですが・・・。」

笑う時ではない。断じて笑ってはいけない。にもかかわらず、こらえきれない笑いがこみあげてくる、人生にはそんな瞬間があります。不謹慎ではありますが、これも人間の性(さが)というものでしょう。

コメント(1)

 途中でわかっちゃいましたが、出来はいいと思います。

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