nucl-thコミュの理研の加速器からビームがでたそうで

１２月２８日のニュースです。
Yahoo!やmixiのニュースにもでています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000315-yom-soci
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=138155&media_id=4

理研が建設中のＲＩＢＦにおいて、世界最大級の超電導磁石を搭載した加速器「超電導リングサイクロトロン（ＳＲＣ）」からアルミニウムのビームを取り出すことに成功したそうです。

来年４月より国際実験が始まるとされていて、核物理の新たな世界が広がっていくのではないでしょうか。今後ますます、面白くなっていきますね。

ml-np:02759にてメールが流れています。

ーーーーーーーーー以下、メールを添付ーーーーーーーーーー
皆　様

拝啓　時下益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、当センターが推進しております「ＲＩビームファクトリー計画」の心臓部となる加速器システムが完成し、平成18年12月28日16:00に世界初の「超伝導リングサイクロトロン（SRC）」からファーストビームを取り出すことに成功いたしました。多段加速器の最終段の SRC でアルミニウムの１０価イオンを核子当り 345 MeV のエネルギーまで加速しました。

今後加速ビームをウランに切り替えて同じく核子当り 345 MeV のウランビームを得るべく加速器の調整を行う予定です。そしてさらに、各種重イオンビームに対して加速器運転調整を引き続き行い、平成１９年度より実験に着手するとともに、国内外に開かれた本格的な施設共用を開始する予定です。

詳細は下記の URL をご参照ください。
http://www.nishina.riken.jp/

今後とも、ご支援頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

独立行政法人理化学研究所
仁科加速器研究センター
センター長　矢野　安重