南イタリアに留学したい（仮）。コミュのCERIMONIA　〜その?〜

相変わらず酷い言葉遣いですが、ご了承のほどを…。
続きです。


まあ何だかんだで式が終わり、少し車を走らせて会場となるレストランへ。
これがまた綺麗なトコでしたよ。
始まるまで大分待たされ、２０時半過ぎに開始。

実は僕、翌日昼から仕事だったので、２１時過ぎに帰る予定だったのを急遽変更、朝帰ることに。
急いで近くのホテルを予約しました。
途中で帰ろうと思ったけど、やっぱ帰れないやこうなったら。

外のテラスで、食前酒と前菜をつまむツマム。
しばらくして店内に移動。
まあここからは日本とあまり変わんないかな。
違いは、食事の量が多いのと、周りがイタリア人だらけってことくらい（当たり前）。
でも余興とかはまったく無く、ひたすら飲んで食べて喋ってって感じです。
食事がデザートに差し掛かる時、やって来ましたケーキカット。
新郎新婦、初めての共同作業でございます（笑）。
そのケーキを頂いて、またトークが繰り広げられ、最後に退席していく出席者一人一人に新郎新婦がご挨拶。
終了時刻が２５時半。

以前他の結婚式に出席した時もそうだったんですが、イタリアの結婚式は長いんですよ、時間。
食事に入ってから５時間くらいやる。
子供とか飽きちゃって飽きちゃって（笑）。

二人に挨拶をして、ホテルに向かう。
もう２時。
５時の電車に乗らなくちゃいけないから、４時過ぎには起きなきゃ。
寝る。
起きる。
無事乗車出来、ナポリ駅への５０分の旅。
だが、しかーし！

一駅寝過ごす（笑）。

ナポリで電車を乗り換えるので、駅で切符を買わなければいけないんですが、乗り換え時間が２０分くらいだったので焦る。
とりあえず寝過ごした駅で降り、ダッシュ勝平（笑）で一駅分戻る。
切符売り場に長蛇の列。
電車の出発まで、残り時間５分。
仕方がないので、切符の自動販売機で買うことに。
初めからそうしろ！って声もあると思いますが、日本のみたいにお金入れてポンじゃなく、買うまでにタッチパネルで色々操作しなきゃいけないので、今まで敬遠してたのです。
全部イタリア語だし。
やってみると意外や意外、結構わかる。
成長したなぁ、オレ（笑）。って感慨にふけっている内にも、時は確実に流れてて、発車まであと１分。
無事切符を購入して、ホームまでダッシュ！
間一髪！

アウトーーーーーーーー！！

２０メートル先に走り去った電車を見送る真心。
切符が無駄になり、次の電車まで２時間半待つことに。
まあ仕方が無いので、駅構内のバールでテーブルで仮眠（危）。
ちゃんとは寝ないですよ、そりゃあ。
うつ伏せになって、５分おき位に起きるっつーのを繰り返す。
飽きてきたので、コルネット（クロワッサン）と水を買ってのんびりしていると、おっさんがコーヒー飲みながら向かいの席に着いて話しかけてきた。
「どこに住んでる？何ヶ月いる？仕事してるのか？」
おっさんはロシア人で、イタリアに来てまだ１ヶ月。
仕事を探してるらしい。
辞書をめくりながら一所懸命話しかけてくるので、自分のバッグに集中しながら（罠かもしれないので）話しを聞いてました。
最終的には、
「オレもカラブリアに行きたい。仕事紹介してくれ。電話番号教えてくれ。」
との話になったので、
「電話持ってないし、ていうか無理。イタリア語頑張って、自分で探して。」
とお断りさせていただきました。ごめんね。
どうしてるかなぁ、おっさん。

そうこうしてる内に出発の時刻。
無事電車に乗り込み、２時間半後乗り換えの駅で下車。
電車を乗り継ごうとするも、電車が動いてない。
代替のバスが出てるというので、１時間ほど待ってバスに乗る。
バスで１時間半の旅。
バスの到着地で、更に電車に乗り換えなきゃいけなかったんですが、そこまで店の人が迎えに来てくれました。
よって無事帰宅。
時刻は１４時過ぎてた。９時間かかった。
店暇そうだったので、そのまま部屋に戻り、夜の仕事まで寝る。
疲れました、はい。
家に帰るまでが結婚式ということで、帰宅まで書いてみましたが、今日は結婚式の話ほとんど書いてないね（笑）。
まあナポリからも遠い（乗り過ごしただけだけど）、辺境の地に真心はいるよっ、てことで。
以上、ダヴィデとイサベラの結婚式の報告でした。

写真は左から、テラスのプール（飛び込む人おらず）、ダヴィデとイサベラ、会場の様子です。

留学とかの話ではまるで無いんですが、こんなトコからでも南イタリアの空気を感じ取ってもらえたらなァ、って思ったので載せてみました。
長くなりましたが、読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
ではでは。