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馬の映画コミュのチャンピオンズ

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えー、ずっとサボってたので久々にトピック立てます。

今から20年ぐらいも前のこと。ろくに馬に触った経験もなかった俺が、この映画を見て初めて「馬の美しさ」を知った。とりわけ印象的なのはオープニング。草原をどこまでも疾走する人馬を真横から撮っているシーンに、一発で魅了されてしまった。音楽も蹄音も入らず、ただ馬の走る姿だけを映し続ける映像は今も克明に憶えている。

この作品は実話である。
悪性ガンを宣告された瀕死の英国人ジョッキー、ボブ・チャンピオン(なんてというファミリーネームだ)と、骨折して再起不能と思われた優駿アルダニティーの、奇跡的な復活劇。ジョッキーの闘病生活は時間を使って克明に描かれているが、馬のリハビリのほうはやや省略ぎみ(個人的には後者のほうに興味があるのだが)。
そしてクライマックスは世界最高峰の障害レース、グランド・ナショナルへの出場だ。ここが最高。全力で走り、障害を飛び越える馬たちを、あらゆる角度から至近距離から映し出す。スローモーションもふんだんに取り入れて。
出走40頭中、半分の20頭が脱落するサバイバルレースの醍醐味が、これでもかというぐらい続く。障害を目前に立ち止まる馬、障害を越えられず壁に激突する馬と水濠にたたき落とされる騎手、障害を越えながらも着地に失敗してバランスを崩す馬と放り出される騎手、騎手が振り落とされてもなお本能のままレースを続ける馬、落馬して茫然自失の体で立ち上がり歩き始める騎手。場内を駆け巡る救護車…。
噂に聞く名門エプソム競馬場の鬼門「キャナルターン」。障害を越えながらコーナーを曲がって行かなければならない難コースも、この映画で初めて実物を見た。

実話を映画化した競馬ものという点では「シービスケット」や「夢駆ける馬ドリーマー」と同じ路線にある作品。
ただし「チャンピオンズ」がそれら2作品より完全に優れた点が一つある。
それはアルダニティー役を演じている馬が、アルダニティー自身であるということ。名馬の実物が疾走する姿を、じっくり、たっぷり見れるのがなんとも嬉しい。

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