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森を歩こう♪コミュの南アルプス前衛の森を歩く

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氷河期から長い年月をかけ、
地形、地質・土壌、気温、降水量、日照の条件が絶妙のバランスで
つくりだされた美しい森が、ここにあります。

アヤメの群落で有名な、櫛形山から裸山にかけてのトレイルは、
幽玄な雰囲気をも漂わせ、歩くものを魅了します。
地質・気温・雨量の微妙なバランスの上に成り立った地形は、
薄暗い原生林の森と、明るい雑木の森をつくり、花も豊富です。

標高2000mの地点にある落葉松や樺の美しい森、
とくに樺の大木は見事な樹形をしています。
また、霧による湿度がサルオガセを生育し、樹木が
淡いグリーンのストールをまとったように下がる景色は
神秘的な様相を帯びています。

花の種類もたいへん多く、ことに裸山周辺のアヤメの群落は見事で、
320万本ともいわれる花の数、その最盛期は
周辺一帯が紫に染まるほどです。
樹木と花がこれほど美しく共存できている場所も、そうはないでしょう。

コメント(8)

夏の花が盛りを過ぎ、秋の花が咲き始める9月初旬、
再び櫛形山を訪れてみました。

ここは、山というよりは森を歩くといったほうがふさわしく、
池の茶屋林道の終点から一登りで尾根に取り付くと
アップダウンも少ないなだらかな森のトレイルがつづきます。
ダケカンバ、シラビソ、コメツガ、カラマツといった原生林の森で
日中でも薄暗い部分と陽射しのある明るい部分に分かれ
それぞれ違った雰囲気と植生が楽しめます。

この日は、一時辺りが見えないくらい濃い霧が出て、
そうでなくても幽玄な雰囲気の森がいっそうその趣を増しました。
櫛形山に咲く秋の花です。

まず登山口で出迎えてくれたのは、サラシナショウマの群落でした。
白い穂をふわふわさせながら、森のなかいっぱいに咲く様子の、
緑と白のコントラストも素敵でした。

黄色く山肌を染めているのは、ミヤマアキノキリンソウです。
山に咲く花で多いのが、黄色の花、
黄色のものを身に着けていると、たちまち虫が寄ってきます。

タムラソウです。
種類も多く、山のそこかしこでたくさん見られます。
つづいて、
ナデシコ、ハハコグサ、ソバナ
ホタルブクロ、ノコンギク、マツムシソウ

秋の花は、華やかさを押さえたなかにしっとりとした味わいがありますね。
登山口から一登りすると尾根に取りつき、
急斜面の草原を上がると、
大きなダケカンバの樹が迎えてくれます。

ここから道は平坦になり、
落葉松林にはマルバダケブキの黄色い花を眺めながらの
気持いいトレイル。

ゆるいカーブを描いてトレイルはさらに
森の中へと続いていきます。
そうですね、もりそんぐさんは九州なので、見かけない木かもしれないですね。
日本での分布は四国以北、海抜1500m以上の亜高山帯に生え、
シラカバとよく似ているのですが、シラカバより高地に生え、幹は赤茶っぽく、
光沢があるところが違います。
明るい場所を好み、樹高は大きいもので30mになるのもあるそうです。
この山にあるダケカンバも大きいでしょう。
この先に裸山があるのですが、その山頂にも大きなダケカンバが
一本だけポツンとあって木陰をつくってくれています。
秋といえばキノコ、
櫛形山の森にもいろんなキノコが生えていました。

毎年のように毒キノコに当たったというニュースもあるくらい
食用になるキノコの見分け方は難しいです。

山番のおじさんにキノコ狩りに連れていってもらったことがありますが、
山の中、獣道を転がりそうになりながらついていきました。
いやぁ〜キノコ採りって、タイヘンです。

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