＜写真は桧枝岐村に向かう林道の途中のススキ。逆光になると美しい＞
ツイッターより。なお、その後の顛末はここに記す。
（１）今日は老父に二人の婦人のお客があり大忙し。いずれも亡くなった母の親しい友人。お茶やお茶菓子などの準備を、わたしがするものと決めてかかっている父に面食らう。そうか、そういうことは全部母がやっていたのだ。大正生まれの長男で歯科医として60年余。家事は自分以外の誰かがやるものだった。
posted at 11:09:23
（２）わたしも長男で祖母に甘やかされたが、所詮戦後の生まれ。大正生まれの長男にはかなわないね。自分の妹たちさえ家来みたいに思っているところがある。母の死後は娘、つまりわたしの妹と暮らしているが、川崎賢子さんご指摘のように、介護家族にもジェンダー秩序があり、３人の兄妹でも妹だけに皺寄せがいく面が否めない。
posted at 11:22:02
（３）久しぶりに老父と南会津で二人の生活だが「父と暮らす」と言うと、たいがいの父親は、原節子や宮沢りえみたいな優しくて気のきく美人の娘を想像するだろう。しかし現実は、そうはいかない。むさいジジイの息子と顔を突き合わせることになるのだ。まあ、笠智衆みたいな枯れた老父もいないわけだけれど。
posted at 11:28:14
（４）これからわたしは老父を二人の婦人に任せ、檜枝岐村の温泉に行こう。帰りに農協のスーパーで買い物をしてくる。米が無くなったのだが、地元の、あるいは福島の米しかなかったらどうする？ 農協だしね。悩ましい。
posted at 11:30:53
桧枝岐村への山岳コース（林道）を走ったが、わたしのスーパーカブ（ただし110）は素晴らしく快調だった。前回は８月初めに一人で来ているので、ほぼ２ヶ月ぶり。
わたしのロシア政府公認のかなりアバウトな線量計によれば、南会津や檜枝岐の空間線量は以前より落ち着いて来たように見える。その代り、南会津にもホットスポットが存在することが最近明らかになった。
檜枝岐の燧の湯（500円）は、地元の共同浴場で長老に「水を使いすぎる」と苦情を言われたわたしには、今もっとも安らげる温泉だ。思い立ち、時間をかけてゆっくりと髪を剃る。
名古屋のホテルで枕に派手な血の染みができたので、伸ばしっ放しにしていた。
しかし血が噴き出すのは酔っ払って短時間に剃るせいで、時間をかければ無血剃髪ができることを、今日は実証した。シャワーの流れるお湯のなかで剃るという高等テクニック（？）も思い出したし。
その後、農協のスーパーに寄って米と味噌を買おうとしたが、米は何と中通り産しかない。南会津産なら買おうと思っていたが、全て中通り。（福島県は浜通り、中通り、会津の３ブロックに別れる）。購入を断念する。
味噌は前回買った全て福島の米を使った味噌があったが、それを買った際に、このブランドはもうダメではないだろうかと悲しく思ったことが記憶に鮮明だ。気休めかもしれないが、今回は信州味噌を買う。
家に戻って弟に電話し、宅急便で米を送ってくれるよう依頼する。弟に生産年を見たかと聞かれ、そういえば全て22年産と書いてあったような気がする。檜枝岐には民宿が多いので、安全な22年産の米を揃えたのだろうか。
数字に弱いわたしは西暦にも年号にもサッパリで、おかげで安全な米を買い損なったようだが、しかし収穫をすぎたこの時期に、すべて去年の米ばかりを揃えているというのもおかしいのではないだろうか。
その後、弟から電話があり、近所のスーパーに米を買いに行ったら、福島米ばかりだったので、違う店で千葉産を買って送ったと言う。産地は福島、茨城、群馬、千葉ばかりと言うが、売れにくい米が弟の近所の店に集まって来ているのか？ 米の流通がおかしいようだ。
老父が頂いた山菜炊き込みご飯や山ウドの炒め物を前に、わたしはさすがに唸らざるを得なかった。山菜はもっとも放射線の影響を受けやすいらしい。しばし躊躇った後、少量口にしてみると、うまい！ ついむしゃむしゃ食べてしまった。しくしく。まだ大量に残っている。明日からの、老父とわたしのおかずだ。
ツイッターより。なお、その後の顛末はここに記す。
（１）今日は老父に二人の婦人のお客があり大忙し。いずれも亡くなった母の親しい友人。お茶やお茶菓子などの準備を、わたしがするものと決めてかかっている父に面食らう。そうか、そういうことは全部母がやっていたのだ。大正生まれの長男で歯科医として60年余。家事は自分以外の誰かがやるものだった。
posted at 11:09:23
（２）わたしも長男で祖母に甘やかされたが、所詮戦後の生まれ。大正生まれの長男にはかなわないね。自分の妹たちさえ家来みたいに思っているところがある。母の死後は娘、つまりわたしの妹と暮らしているが、川崎賢子さんご指摘のように、介護家族にもジェンダー秩序があり、３人の兄妹でも妹だけに皺寄せがいく面が否めない。
posted at 11:22:02
（３）久しぶりに老父と南会津で二人の生活だが「父と暮らす」と言うと、たいがいの父親は、原節子や宮沢りえみたいな優しくて気のきく美人の娘を想像するだろう。しかし現実は、そうはいかない。むさいジジイの息子と顔を突き合わせることになるのだ。まあ、笠智衆みたいな枯れた老父もいないわけだけれど。
posted at 11:28:14
（４）これからわたしは老父を二人の婦人に任せ、檜枝岐村の温泉に行こう。帰りに農協のスーパーで買い物をしてくる。米が無くなったのだが、地元の、あるいは福島の米しかなかったらどうする？ 農協だしね。悩ましい。
posted at 11:30:53
桧枝岐村への山岳コース（林道）を走ったが、わたしのスーパーカブ（ただし110）は素晴らしく快調だった。前回は８月初めに一人で来ているので、ほぼ２ヶ月ぶり。
わたしのロシア政府公認のかなりアバウトな線量計によれば、南会津や檜枝岐の空間線量は以前より落ち着いて来たように見える。その代り、南会津にもホットスポットが存在することが最近明らかになった。
檜枝岐の燧の湯（500円）は、地元の共同浴場で長老に「水を使いすぎる」と苦情を言われたわたしには、今もっとも安らげる温泉だ。思い立ち、時間をかけてゆっくりと髪を剃る。
名古屋のホテルで枕に派手な血の染みができたので、伸ばしっ放しにしていた。
しかし血が噴き出すのは酔っ払って短時間に剃るせいで、時間をかければ無血剃髪ができることを、今日は実証した。シャワーの流れるお湯のなかで剃るという高等テクニック（？）も思い出したし。
その後、農協のスーパーに寄って米と味噌を買おうとしたが、米は何と中通り産しかない。南会津産なら買おうと思っていたが、全て中通り。（福島県は浜通り、中通り、会津の３ブロックに別れる）。購入を断念する。
味噌は前回買った全て福島の米を使った味噌があったが、それを買った際に、このブランドはもうダメではないだろうかと悲しく思ったことが記憶に鮮明だ。気休めかもしれないが、今回は信州味噌を買う。
家に戻って弟に電話し、宅急便で米を送ってくれるよう依頼する。弟に生産年を見たかと聞かれ、そういえば全て22年産と書いてあったような気がする。檜枝岐には民宿が多いので、安全な22年産の米を揃えたのだろうか。
数字に弱いわたしは西暦にも年号にもサッパリで、おかげで安全な米を買い損なったようだが、しかし収穫をすぎたこの時期に、すべて去年の米ばかりを揃えているというのもおかしいのではないだろうか。
その後、弟から電話があり、近所のスーパーに米を買いに行ったら、福島米ばかりだったので、違う店で千葉産を買って送ったと言う。産地は福島、茨城、群馬、千葉ばかりと言うが、売れにくい米が弟の近所の店に集まって来ているのか？ 米の流通がおかしいようだ。
老父が頂いた山菜炊き込みご飯や山ウドの炒め物を前に、わたしはさすがに唸らざるを得なかった。山菜はもっとも放射線の影響を受けやすいらしい。しばし躊躇った後、少量口にしてみると、うまい！ ついむしゃむしゃ食べてしまった。しくしく。まだ大量に残っている。明日からの、老父とわたしのおかずだ。
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コメント(9)
みぞさま
ああ、敬愛する溝口さんまで参加されて…。
「注力」といっても、自分で書かなかったら誰も書かないコミュではないかと。
もっとも、mixiのコミュってそういう使い方するものではないようですが、ぼくのやることはいつも場違いです。
先日のレインボープライドのイベントでの浜野監督とのトーク、有り難うございました。独演型の監督相手に大変だったろうと拝察します。鶴ヶ島市の楽しいミーティングに参加していて、イベントにうかがえず失礼しました。
「ばっけ」秋田弁でフキノトウのことらしいですね。青梅に住んでいた頃、八百屋に出ていたフキノトウを買ったのですが、苦くて食べられなかった苦い思い出があります。
ああ、敬愛する溝口さんまで参加されて…。
「注力」といっても、自分で書かなかったら誰も書かないコミュではないかと。
もっとも、mixiのコミュってそういう使い方するものではないようですが、ぼくのやることはいつも場違いです。
先日のレインボープライドのイベントでの浜野監督とのトーク、有り難うございました。独演型の監督相手に大変だったろうと拝察します。鶴ヶ島市の楽しいミーティングに参加していて、イベントにうかがえず失礼しました。
「ばっけ」秋田弁でフキノトウのことらしいですね。青梅に住んでいた頃、八百屋に出ていたフキノトウを買ったのですが、苦くて食べられなかった苦い思い出があります。
え〜、ツイッターでは腰の重なりについてしかふれなかったので気分を害したようなので、役者さんのことを。
今回出演の女優さん達は見事でした。皆さんそれぞれ魅力的で大したもんでした。特に心惹かれたのがバーのママ役の女優さんです。あの見事に爛熟した肉体。ああ〜こんな女とやりてえなあ♡と、よだれ流しながら見させてもらいました。２役を演じられた女優さんの清潔感も大好きです。女子プロレスラー役のかたの女子的体育会系のノリもカッコよかったです。
男優さんは、あの荒木さんの質量感を全く感じさせない存在感。風博士を演じる為に生れてきたのではないのか？と思えるほどです。それと対照的な池さんの汚くて邪悪な有り様。(浜野さんが尻の汚さを指摘していましたが、あのほうが彼らしくて良いとおもいましたけど)この世の穢れを全て身に付けたかのようで、荒木さんと正反対の印象。じみ〜に気になったのが、女子プロレスラーの弟役の方。変な味出しててよかったです。
作品の内容は、よう分かりません。ツイッターでも書いたように、こんな変な映画を商業映画として取らせるピンク映画界って、本当に凄いと思います。(全然誉めてなくてすみません)
不思議なことによくわからん映画みてるのに、眠くならないんですよ。俺、なにが良くて退屈せずに見られたのかよくわからんです。
訴訟の今後、傍観者として楽しみに見させていただきます。
今回出演の女優さん達は見事でした。皆さんそれぞれ魅力的で大したもんでした。特に心惹かれたのがバーのママ役の女優さんです。あの見事に爛熟した肉体。ああ〜こんな女とやりてえなあ♡と、よだれ流しながら見させてもらいました。２役を演じられた女優さんの清潔感も大好きです。女子プロレスラー役のかたの女子的体育会系のノリもカッコよかったです。
男優さんは、あの荒木さんの質量感を全く感じさせない存在感。風博士を演じる為に生れてきたのではないのか？と思えるほどです。それと対照的な池さんの汚くて邪悪な有り様。(浜野さんが尻の汚さを指摘していましたが、あのほうが彼らしくて良いとおもいましたけど)この世の穢れを全て身に付けたかのようで、荒木さんと正反対の印象。じみ〜に気になったのが、女子プロレスラーの弟役の方。変な味出しててよかったです。
作品の内容は、よう分かりません。ツイッターでも書いたように、こんな変な映画を商業映画として取らせるピンク映画界って、本当に凄いと思います。(全然誉めてなくてすみません)
不思議なことによくわからん映画みてるのに、眠くならないんですよ。俺、なにが良くて退屈せずに見られたのかよくわからんです。
訴訟の今後、傍観者として楽しみに見させていただきます。
フリムン氏
気分なんか害さないですよ。ちょっと寂しく思っただけで。
バーの放射能魔女を演じたのは吉行由実さんで、監督さんでもあります。
荒木君も池島さんも監督で、今回の撮影は監督大会でしたが、みんなわたしの狙いを、わたしより知ってるので、実に楽でした。そう来るか、という意外性を楽しんだり。
「よう分からん」映画を眠くならずに観れたのは、何といっても役者の力でしょう。彼らの芝居を見ているだけで惚れ惚れします。
役者に合わせて脚本書いたわたしも、少し褒めて下さい。
監督としては、ドサクサまぎれに、安吾の「白痴」に「風博士」を足して、現代の放射能バージョンを作ることができただけで満足。「わけ分からん」の大合唱でしょうが、誰が何言おうと気になりません。
気分なんか害さないですよ。ちょっと寂しく思っただけで。
バーの放射能魔女を演じたのは吉行由実さんで、監督さんでもあります。
荒木君も池島さんも監督で、今回の撮影は監督大会でしたが、みんなわたしの狙いを、わたしより知ってるので、実に楽でした。そう来るか、という意外性を楽しんだり。
「よう分からん」映画を眠くならずに観れたのは、何といっても役者の力でしょう。彼らの芝居を見ているだけで惚れ惚れします。
役者に合わせて脚本書いたわたしも、少し褒めて下さい。
監督としては、ドサクサまぎれに、安吾の「白痴」に「風博士」を足して、現代の放射能バージョンを作ることができただけで満足。「わけ分からん」の大合唱でしょうが、誰が何言おうと気になりません。
- mixiユーザー
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