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外科コミュのCVC(中心静脈カテーテル)

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 一昔前っていうか、最近まで、外科医の基本の1つとして、「鎖骨下穿刺をして、確実に中心静脈のラインを取る」ということがあったような気がします。でも、その実、各人ひとつやふたつ、ヒヤッとした経験があると思う。動脈ついたり、気胸になったり。
 最近は、エコーガイドに刺すようになって、とくに、内頚静脈にエコーガイドに刺したり、尺骨静脈に(これもエコーガイド)刺したり(PICC)、すると、絶対に誤穿刺はなくて、安全そのものですね。

 最近、ぼくは超音波ガイドをしないことは無くなりました。超音波さまさまです。皆様、どうしていますか?
 

コメント(10)

 最近、超音波ガイドに頚静脈を刺すようになって、はっきりとわかったことがあります。エコーガイドにしない場合、よく、左手で動脈を触れながら、刺しますよね。
 それは、大きな間違いです。
 超音波で見ると、よくわかります。動脈を左手で触知しようとすると、なんと、頚静脈は指の圧迫に押されて、極めて扁平な形になります。とても刺しにくくなります。
 みなさん。左手で動脈を確認しながらCVCを入れていませんか?どうか、術前に超音波でマーキングするか、エコーガイドに穿刺してください。お勧めです。
エコーはなかなかいいですね。

以前のトピでもいくつか意見がありました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9590197&comm_id=576838
おお。MACH さん。ごめんなさい。そのトピも読んでいたのに、つい同じネタで、また振ってしまいました。歳をとったか、最近読んだことを忘れるんですね。
 実はあの時点では、あまりエコーガイドに刺すことが少なかったのですが、「左手で動脈を触れながら、刺すのは、大きな間違いだ。」というのを発見して、皆に意見を聞こうと思ったわけです。
 PIカテの正式名称は知りませんが、「PICC。 Peripherally Inserted Central Catheterの頭文字、日本語では、末梢穿刺中心静脈カテーテルと一般的に表現されます。」
http://www.bdj.co.jp/safety/1f3pro00000crr2z.html (参照)
という以前書かれていたMACHさんの説明を完全に信じてます。
トピとは少し外れてしまうのですが、上半身以外での中心静脈の経路でどこかいいところってありますか?

短腸症候群で長期にHPNをしている患者さんを何人か見ることがあったのですが、そのうちの一人で感染を何度かくりかえしているうちに上大静脈に血栓ができてしまい、上大静脈症候群になってしまいました。血栓は器質化したようですが、上半身からのIVHが困難になりました。

femoral veinから入れて腹部にポートを留置したらとおもったのですが、オーベンの先生から次につまったら足がはれるから長期間の留置はできるだけやめろといわれました。
放射線科に相談したら肝静脈からPTCDのように穿刺することは可能だけど、小児に短期間しかやったことがないから長期的にどうかはよくわからないといわれました。

結局そのかたは別の病気のほうが増悪してお亡くなりになられたのですが、経路に悩んだので、何かいい方法があれば、また実際やってどうだったかなど後学のためにも教えていただければと思います。

ちなみに、鎖骨下がつまっているかたで、奇静脈からはいっている人もいてびっくりしました。

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