ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

自立整体 健創庵コミュのゴミから教わった事

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 おはようございます。
 心と脳と体の調和を引き出す和合整体師です。


 昨日は悪評だった方の話を聴きに行って来ました。理由は、私が師匠と仰ぐ方がいらっしゃっるからでした。

 実際聴いてみて感じたのは、悪評だったのは噂で、とても人情味あるすばらしい方だった事。どこを見て悪評をついたのか、分かりませんでした。

 他人を悪く言う事は、自分を罵る事に直結してると感じてやみません。もし直に会って話を聴いてみなかったら、その方のいい部分は見出せないままでした。

 他人の「いいとこ探し」に焦点を当てたいものですね。



 鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)に、掃除で弟子入りボランティアしてた時期がありました。金がなくなるくらいにまで熱中し、底をついたから新聞屋に住み込みで就くようになりました。

 鍵山先生は、今でもすごく尊敬するお一人です。見た目には、「何の変哲もないじいさん」です。そこがまたすごい・・・。


 そんな出会いを基に体験した出来事です。



 ある日どうしても再利用できそうにない、腐った本が無造作に山積みしてありました。もしそれが私ならと考えると、「そりゃ腐るよなぁ…」と同情心が湧いてきました。



 すごく申し訳ない気持ちになりました。本来あるべき使われ方をしてないからです。

 「ゴミ」とは、人間が勝手に決め付けてるから「ゴミ」になってるだけで、「ゴミ」と見なせるような物は何一つ存在しないと考えてます。どんな物でも、捨て方次第で再利用の価値が生まれてきます。

 使い方次第で鉛筆も殺人の道具になり得、銃や刀も芸術品として崇められるようなものになり得ます。


 「せめて私は、願われるような処理をするから…」という思いで触れた時、ビビッときました。”本が私を信頼してくれた!”という実感があり、感動して大粒の涙が溢れてきました。



 人は誰しも、どんなに自分で自分を信頼しようとすぐに限界がきます。他(たとえゴミでも)から信頼される事で初めて自分の価値を認識できるようになります。自分を信頼し愛せてる分、他を信頼し愛せるようになります。すべては「鏡」です。

 それまで私は、ボランティアとは自分以外の誰かのためにやるんだと考えてました。ゴミは”自分自身の喜びのため”と教えてくれました。ボランティアとは、誰かに頼まれてやるようなものじゃありません。自発的なものでなければヤラセになってしまいます。与える事で、「与えた喜び」を受けてます。


 教えてもらえた事に感謝の気持ちと、それまでの自分の不足さを反省しました。
 人生を大転換させた経験のひとつでした。



 今、昔と比べて大幅に他人の気持ちを察する事ができるようになってきました(多くの皆さんからたくさんの愛を受けてきたと、感謝にたえません)。それでもまだまだKYと言われてますけどね・・・。



 いつもではありませんが、捨てたゴミから捨てたその方の気持ちが伝わってきた体験をした事があります。

 同じく掃除してた時(新宿アルタ前でした)、誰かが吐いた汚物がありました。それを素手で片付けてる時、上司に散々いびられ、言うに言えなかった悲しみが伝わってきました。どうやら隔てるものがないほど、純粋に感度がいいらしいです。

 「問題から逃げると、ますます問題が大きくなります。避けられない問題は受け容れる。その上で、できるだけ問題に近づいて問題解決を図ることです」(鍵山秀三郎)




 様々な批判をしてくる方、何かにつけて腹を立ててる方、最近よくいらっしゃいますね。

 自分の中にも、必ず「変形性同質要素(形を変えただけで、五十歩百歩な性質を持ってる)」があります。それが引き寄せてるだけなように思えてなりません。私はそこをよく見つめ味わう事で、たくさん解放された感があるんですが、皆さん似たような経験ありませんか?



 経験からの実感で、普遍的なものだと断言できます。ゴミ(他にも「金」や「食べ物の好き嫌い」、いろんな面において同じ事が言えます)を見つめる目と、人を見つめる目は、そっくりです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

自立整体 健創庵 更新情報

自立整体 健創庵のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング