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児童英語勉強会 THE MOSTコミュのディベートの進め方・ルール・考え方

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こんにちは。
nakkoです。

ディベートに至る経緯、趣旨に関しましては別トピックでお話していますので、
ここではディベートというものについてお話したいと思います。

まず、なるべく参加者(英語講師)に身近なトピックを設定します。
ex. 児童向け英語指導はオールイングリッシュにするべきである。

これに対して賛成・反対いろいろな意見がある中で、
自分が賛成に回るか反対に回るかは本人の意思では決定できません。
反対だと思っていても、賛成くじを引けば賛成弁論をしなければなりません。

つまり個人的見解とは関係なく、ひとつのゲームとしてとらえ、
出されたトピックについて検証していくという手法です。

<具体的な流れの例>

まず、出されたトピックについてくじ引きなどの方法で賛成派と反対派に分かれます。

ここで、各グループ(5~10名)で集まり意見を出し合います。
このとき、相手グループの意見も想像し、その切り返しなども話し合っておくとよいでしょう。

次に、賛成グループから「○○に賛成します」に続けて、その理由・メリットを挙げて発言します。

それに対する「反対グループ」からの質問を受けた後、

今度は「○○に反対します」に続けて反対グループ側からのデメリットを挙げて発信します。

ここでもそのデメリットに対する「賛成グループ」からの質問に答えます。

各グループで短い協議時間をとり、

最終弁論を「反対グループ」「賛成グループ」の順に行います。

最後に、聴衆が「移動」または「拍手」によってどちらの弁論がより説得力があるかを判断します。



時系列に割り振るとこんな感じです。

ディベートスタート(各グループの意見交換は省く)

司会が議題を言い切りで↓のように主張する。
<主張> 英語の教師たるものオールイングリッシュでレッスンを組み立てるべきだ。

<賛成> メリット(アドバンテージ)を主張(3分)
<反対> それに対する質問(1分)
<賛成> 質問に対する返答(1分)

<反対> デメリット(ディスアドバンテージ)を主張(3分)
<賛成> それに対する質問(1分)
<反対> 質問に対する返答(1分)

各グループ話し合い(2分)

<反対> メリットに対して反論(3分)
<賛成> デメリットに対して反論(3分)

ジャッジタイム(2分)
まとめ(2分)

所要時間22分

<ポイント>
これによって出た決議が「正解」「不正解」を意味するものではない。
あくまでもゲームとして言葉のやり取りを楽しみ、賛成グループ、反対グループから発した意見の
どちらがより説得力があったかを競う。
つまり、反対と思って聞いている人が自分の個人的な意見に反し、
賛成派に票を投じてもよいということになります。

逆の立場になって論述を組み立てていく過程で、
もしかすると今まで見えなかった部分が浮き彫りになってくるかもしれませんね。
また、人に伝える仕事をしている私たちにとって、言葉を駆使して相手を
納得させることの難しさを実感することでしょう。
想像し、考えを組み立て、発していく瞬発力を養うひとつのきっかけにもなればと期待しています。

また、THE MOSTの会員の中にはディベートに詳しい先生方もたくさんいらっしゃることと思います。
是非そういったお知恵をお貸しいただけるとうれしいです。

どうぞよろしくお願いします。

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