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二次色の翼コミュの【リレー小説】 謎の組織編(仮)

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謎の組織が出るらしいです。


■現時点までの登場人物


・玖城蛍(蛍さん) 性別:男
 本編主人公として書き手にいいようにイジられるニート。

・碧月うさぎ(碧い月のうさぎさん) 性別:女
 ある日ダンボール詰めで蛍さん宅へ送られてきたウサ耳メイド。

・カズヤスフィール(カズヤスフィールさん) 性別:男
 蛍とは親友……みたいな関係。理論派(二次)の妹マスター。イケメン変態紳士。

・らくは(らくよーさん) 性別:女
 最近蛍さんの隣に引っ越してきた、茶髪ツインテールなツンデレっ娘。

・音いずみ(いずみんさん) 性別:女
 作家見習いな蛍に弟子入りという暴挙に出たお姉さん。身長170で黒髪に猫耳装備。現時点での洋服はフリフリキャミソールにキュロット。

・こなた零(れい)(こなた零さん) 性別:女
 ルート分岐により登場したこな零。
 コードネームは『ゼロ』。ピンク色のショートの髪で背は小さく、ショートパンツを履いている。一人称が『俺』なボーイッシュ少女。

・――(33さん) 性別:女
 |д゚)常に物陰から見切れてる謎の女性。

・TSUNA(涼つなリンさん) 性別:男(?)
 ルート分岐により登場した自称・神様。
 実践派(三次)の妹マスターも兼ねるかは未定。



■今後登場予定(仮)


・――(大先生さん) 性別:女(仮)
 ヤンデレor白衣の似合うマッドサイエンティスト。

・その他の登場人物は、ルート分岐により未定。

コメント(23)

【蛍】



タイトル:ご主人様はドSメイドがお好き(仮)
  著者:チーム・オールナイト二次元(仮)




   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



 ……ピンポーン。

 今日も今日とて引き篭もり、作家の真似事をしていた僕、玖城蛍(24歳。ニート街道まっしぐら)の元に、荷物が届いた。
「どうも〜」
 受け取りサインをして荷物を受け取る。
 差出人は……空欄、だと……?
 大き目なダンボールでそこそこの重量を感じる荷物に対し、嫌な予感しかしない僕。
 びくびくしながら開けてみる。
「はじめましてご主人様ボク、碧――」
 ――パタン。
 閉めた。全力で閉めた。
 なんか知らんが、段ボール箱の中に女の子がいて、さらにフリフリなメイド服を着ていた気がする。
 オプションでウサミミも見えた気が。……マニアック過ぎだろう!
 こんなぶっ飛んだことをするのは奴しかいない。
 僕の親友……みたいな奴で、世界中の『妹』を愛すると誓った、アイツだ。
 僕は滅多に自分から掛けることはないケータイを取り出し、アドレス帳の一番上――【妹マスター】と登録された番号に電話をかける。
「……どうした」
 相変わらず無駄にイケメンボイスでイラッと来た。
「……お前の妹は預かった」
「ま、待て!? 要求を聞こう!!」
 お前、現実には妹いないだろ……。
【いずみんさん】


「ま、待て! ? 要求を聞こう! !」
 いきなりのトーンと音量の変化に僕は思わずケータイを投げてしまった。そんな間でも妹マスターは、主人を失ったケータイに向かって教鞭をふるっていた。
「いいか? よく聴いてくれ! そもそも妹というのは…」
「はいはい、それ何度目だよって…」
 しかし、よくよく聴いているとイケメンボイスが2重に聞こえてくるのだ。ひとつはもちろん僕のケータイ…そしてもうひとつは…玄関か。僕は玄関に向けてすたすたと歩いていく。
がちゃっと玄関を開けると
「やぁ、蛍! こんなところで奇遇だね。 私と契約して妹になっ…」
 閉めた。デジャブかもしれないが全力で閉めた。そして、予想通りにインターホンが鳴らされる。改めて、玄関を開け放つ。
「で、君は何をしてるのかな? 妹マスター?」
「ふっ、愚問だよ蛍! 幸せのおすそ分けだ!」
 先ほどの宅配員の姿のままで歌劇団ばりにかっこよくポーズを決めて僕に叫んできた。
 僕は、目の前の妹マスターことカズヤスフィールとダンボールウサ耳少女の碧のどちらを先に処理していいものか頭を抱えている。
【うさぎさん】


今のパニック状態でまともな判断を下せる訳がない。
落ち着け、落ち着くんだ。とりあえず深呼吸をしてみる。
「すーはーすーはー……ふぅ…」
少しは落ち着いた。
何か視界の隅に満足げな顔した奴がいるけど、放っておこう…。

それよりも、さっき投げてしまった携帯を探さないと…。この前機種変したばっかりなのに壊れてたりしたら嫌だな…。
さっき投げたあたりを探す…が、携帯は見つからない。
「はい、ご主人様」
「うわっ!?」
振り向くと真後ろにウサミミっ娘がいた。こいつ…いつの間に段ボールから出たんだよ…。
「駄目ですよ。携帯投げちゃ」
笑顔で携帯を渡してくる。
「あぁ…。気をつけるよ」
僕はドキドキしながら携帯を受け取った。
【カズリン】


が、いきなり別のところから声が飛んだ。

「そこの君、僕の妹にならない?」

さすがの妹マスターだった。見た瞬間に妹オーラを感じ取ったらしい。
というか、初対面で言うセリフかそれ・・・

「え、えっと。僕にはご主人様がいるからダメにゅ」

というか、普通に答えるのかこのウサ耳さん!?

「ふむ、そのご主人様というのはそこでハトが豆マシンガンでもくらったような顔をしているソウルブラザー蛍のことかい?」
「にゅ!?」
【涼つなリンさん】


「何故だ!?何故なんだ!?」

まるで貴重な妹系同人誌のコレクションを蜂の巣にされたかのような表情を浮かべる妹マスター。

「どうして、あらゆる美少女ゲームの妹系ヒロインを攻略できた俺ではなく、ニート…じゃなくて作家見習いの蛍なんだ!?」

…その言い方は流石に怒るぞ?

「…悪かった。でも、妹マスターの俺じゃダメなのか?」

「ダメにゅ」

即答するウサ耳。

「御主人様を侮辱したから尚更ダメにゅ」

そしてトドメの一撃を放つウサ耳。

「妹マスターっていっても、それ全部二次元の妹だにゅ。次元が違う時点で論外だにゅ。」

こうかはばつぐんだ!!

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

発狂する妹マスター。

「くそぅ、覚えてろよー!!(涙)」

玄関から駆け出していく妹マスター。

「こうなったら実践派妹マスターのあの人にアドバイスを…」

「あ、逃げ帰ったにゅ。一体どうしたんだにゅ?」

さらりと言うウサ耳。

強く生きろよ、理論派妹マスター…

そう心の中で呟きつつ、残ったもう1つの問題、ウサ耳メイドの対策を練るべく、とりあえずリビングへ招く事にした。
【うさぎさん】


「まぁ、話長くなりそうだから上がって」
「ご主人様のお部屋楽しみにゅ♪」
楽しみって…遊びに来たようなノリで言うなよ…。しかも、最初の方は敬語だったのにいつの間にかタメ口になっている。まぁ、どうでもいいけどさ…。

「はい。座って」
リビングでウサミミっ娘を座らせ、お茶を用意して自分も座る。
「それで、君に質問なんだけど…」
今の状況は謎が多すぎる。この子にいろいろ聞いて…
「やっぱりご主人様の隣がいいにゅ」
「おいっ!!」
隣に座るのかよ!?てか、べったりくっつくな!!
「ごめんなさいなんだにゅ〜」
悪びれた風もなくウサミミっ娘が謝る。何か今のでどっと疲れた…。

「あ、ボクの名前は碧月(あおづき)うさぎって言うにゅ」
「へぇ…」
名前がうさぎだからウサミミつけてるのか?わかりやすいな。


ピンポーン

「あ、誰か来たにゅ」
「出るから離れろ…ここで待ってろ」
「むぅ…」
うさぎを無理やり引き剥がし玄関へ向かう。誰だろう…?
【らくよーさん】


玄関に向かい、ドアを開けるとそこには茶髪でツインテールの女の子が立っていた。

「あんた、いつもより出てくるのがすこし遅いわよ? また変なことでもしてたんじゃないでしょうね?」

開口一番にとがった口調で話してくる女は最近隣に引っ越してきた『らくは』というやつだ。

「この僕にそんなやましいことがあるわけないじゃないか… 今日は何の用だ?」

いつもらくはとはそんなに関わりたくないのに、今日に限っては正体不明のウサミミ少女がいるんだ。
ここは早くお引取り願いたいところだ。

「たまにはあんたにご飯作ってあげようかなと思って…
べ、別にこれはあんたのためじゃなくて、…その料理番組見てて作りたくなっただけなんだからねっ!!」

そう言いながら、らくははビニール袋を片手に頬をうっすらと赤らめながら、玄関を上がり、リビングのほうへ…
ふいの言葉に驚いた僕は反応が遅くなってしまい、らくはに玄関を上がらせてしまった。

「あ、ちょっ、そっちはだめだ!!!」

僕が必死に呼び止めようとしたのつかの間、らくはは既にリビングのドアノブに手をかけていた。

「えっ!?」

らくはは僕の呼びかけに反応するもリビングのドアは止まることなく開いてしまった。

「あっ!ご主人s… あれ?ご主人様じゃないにゅ」

ドアを開くとそこにはご主人様を待つうさぎの姿があった。
場の空気が凍りついた。
らくはは手に持っていたビニール袋を床に落とし棒立ちになっていた。
…まずい、これはまずい。ここはらくはに起こったことを伝えなければ…
そう思い、らくはの傍により、説得を試みる。

「らくは、これはその…違うんだ。さっき、その荷物が届いt…」
「寝言は寝てから言ええええええええええええええええええええ」

そう言いながら放たれたらくはの怒りの拳は僕の顔面を直撃し、
僕はそのままリビングのドアの前に倒れこんでしまった…

「あんたなんか豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃえばいいのよ!!」

そう言い残し、らくははそのまま勢いよく玄関を出て行った。
僕は追いかける体力もなく倒れこんでいたが、その捨て台詞を聞きながらなぜかにやついてしまった。

「ご主人様、大丈夫かにゅ?」

うさぎが心配そうに近寄ってきた。

「大丈夫だ、これくらい心配ない…」

そういいながら僕は起き上がる。
ふと、目の前にらくはが落としていったビニール袋があった。

「そういえば、あいつ何の料理を作ろうとしてたんだろう…」

ふと気になりビニール袋の中をのぞくとそこには…

「そ、そうめん…?」

思わず声に出してしまうくらい、そのビニール袋の中にはそうめんしか入っていなかった。

そうめんってそもそも茹でるだけじゃないのか…?というツッコミを胸に秘め、
僕はビニール袋を手に取った。

「ご主人様〜、おなかが減ったにゅ…」
そうめんを見たせいか、うさぎがじっとこっちを見てそうつぶやいた。

「しょうがない、じゃあせっかくだしこのそうめんをありがたくいただくことにしよう。
ただ、うちに薬味とかないから買出しに行こうと思うけどいいかな!?」
「賛成にゅ〜♪」

心なしかウサミミがピンっとなっているように見えた。
こうして買出しをするべく僕とうさぎは家を出た。
【いずみんさん】


僕と碧月がそろって買い物に来たのだが改めて思うとウサ耳とかを除けば美少女である碧月と並んで買い物をしているのってまさしく伝説のデートというものではないのか? もう、僕の脳内はハァハァしているよ
「ほほう、ソウルブラザー蛍は甘いイベントではそういう顔をするのか…もう男でも良いじゃないか!」
「ね〜ご主人様〜あの変態へんな事言ってるにゅ〜」
「あぁ…変態だからしょうがないよ」
 僕達の容赦無いクルティカルヒットにひざを抱えてうずくまってまるで、ジャンクフード店の置物とかしてしまうカズヤスフィール。 だが、よくよく考えればここは僕もよく使うところだから、へんなうわさを立ててはだめだ! そう心に誓うと刻みねぎとチューブ式のしょうがをかごに入れ即効でレジで会計を済ませようとすると
「あ・・・12円足りない」
「お客様、どうされましたか?」
 僕はとっさに
「あそこでうずくまってる人が最後に払ってくれますので、代金貰ってくださいね」
「承知いたしました。またのご利用お待ちしております」
 そして、僕達は無事ツケで買い物を済ませる。そして、何事も無く家に到着・・・ のはずだったのだが僕の玄関の前に黒い大きい物体がおいてあった。
近くまで行って見ると大きく 「捨て猫です 拾ってください」と書かれたダンボールの中に今度は猫耳をつけた少女…ではなく僕にしたらおねぇさんくらいの女性が入っていた。

「にゃぁ」
「へ?」

「にゃぁ」
 うわっ・・・・  なんて、棒読みのにゃぁだよ…しかもすっごくジト目で僕のこと見てきてるしと、僕もちょっと嫌そうな顔をしてしまうと
「おぃ貴様… この私がにゃぁと言ってやっているのにリアクションがそれかぁ?」
「あっえっすみません、どちらさまですか?」
「貴様、いつ私が自己紹介しろっていった? それより先に言うことがあんだろうが!」
 僕はダンボールから出てきた女性に畳み掛けられてきてわたふたしてしまい、半ばパニックとなってしまい。
「はぃ! おねぇさんはおうつくしいであります!」
 と玄関先にもかかわらず、大声で叫んでしまった。  あぁ・・・これからの近所付き合いどうしようただでさえ、作家の卵ってだけでお惣菜差し入れてくれてるお隣の後藤さん(らくはとは逆方向のお隣様)…お願いだから見放さないで!!!  と現実逃避していると
「ふふふ・・・そうだろう? 君にはじめて会うんだからかわいい洋服を選んでみたんだ」
 少し落ち着いた僕は、改めて目の前の女性を見る。 背は170くらいで真っ黒の髪に猫耳。服はフリフリキャミソールにキュロットをはいていた。 でも、こんな人僕と面識あったかな?
「改めて、聞きたいんだけどおねぇさんは、僕の事知ってるの?」
「あぁ、貴様とは初対面だったな。あたいも作家をめざしているだけど、どうも表現に乏しいって言うんで誰か作家に弟子入りさせろ! って編集に怒鳴り込んだらここを紹介されたんだ。もちろん、話はきてんだろ?」
「あんの編集がぁぁぁぁぁ!!!」
 僕はそんなことまったく聞いてないぞ。この世の中で作家の卵に弟子を入門させる編集者がいるんだ! そう思いながら編集者への怒りを奮闘させていると。
「まっ、ただで教わろうなんて、あたいもおもっちゃいねぇよ。出入りしている日の食事はあたいがすべて面倒見てやるからそれでどうだ?」
「マジでありがたいです」
 あぁ、後藤さん2号だ。
「あらためて玖城蛍 です。まだ、卵もいいところなのでお互いに頑張りましょう」
「おぅ、あたいは音(おと) いずみってんだ、よろしくなせんせ  それで、さっきのへんなカッコの女もアシスタントか何かか?」
「とりあえず、説明が面倒になるので中にはいってください」
 こうして、居間に通すと碧月がそうめんを用意してくれていた。
「さて、みんなそろったしそうめんいただこうか」
「「「いただきま〜す(にゅ〜)」」」
 そのころカズヤスフィールは、付け合せの食べるラー油を片手にレジの定員に追いかけられていた。
【こな零】


もぐもぐもぐ・・・
「んで、せんせ?結局そこのウサ耳の女の子は誰なんだい?」
「あー、この子は碧月うさぎさんって言って何故かダンボールで送られてきて・・・」
自分で言ってて頭のおかしいやつなんじゃないかと思った。
「・・・何の冗談だ?」
「僕だって冗談だと思いたいですよ・・・」
「で?誰から送られてきたんだ?」
「それが差出人が空欄で・・・まぁこんなことをするやつなんてあいつしか・・・あれ?」
(カズヤは初対面みたいな反応してたよな?送ってくるなら知っているはずだし・・・ どういうことだ?・・・)

・・・ピンポーン。
「はーい!」
今日はよく人が来るなぁ・・・

ガチャ・・・
「うぇ!?らくは!?」
「べっ、別にさっきの女の子が気になったとかじゃないんだから!別にあんたが誰といようと・・・ブツブツ」
「あー・・・まぁ説明するから中入ってよ・・・」

「ほー・・・こいつがらくはの言ってた男かー、何にもオーラを感じんな」
「え?ちょっと!れいちゃんっ!!何言ってるの!!」
「えーと、こちらは?」
いきなり失礼なことを言われたので僕は苦笑気味に聞いた。

「おっと!自己紹介が遅れたな!俺はらくはの友達で名前はこなた 零(れい)。コードネームは『ゼロ』だ。」
ピンク色のショートの髪で背は小さく、ショートパンツを履いていてボーイッシュのような印象を受けた。
後半に聞こえたコードネームとやらは忘れよう。
「えっと、れいちゃん・・・でいいのかな?」
「コードネームは『ゼロ』だ。」
忘れさせてくれないらしい。
「えっと・・・」
「ゼロさんと呼べ。親しくないやつと仕事仲間のやつにはそう呼んで貰っている。」
すごく嫌ではあったが仕方なく呼ぶことにする・・・
「・・・じゃあゼロさんもどうぞ中へ・・・」

二人を連れて戻ると居間は綺麗に片付いていた。
「あ!せんせの分も食べておいたぞ!」
すごく綺麗に片付いていた。
「えっ!?また一人女の子増えてる!!」
「いや、らくは、あのね?これにも色々訳があって・・・」
「まぁらくは落ち着け。俺に一緒に来させたのもちゃんと話を聞くためだろう?」
「うん・・・」
ゼロさんが居てくれて助かった。
感謝する気分にはなれないけど。

「にゅ?さっきのお客様にゅ?」
「あー、そう。らくはとゼロさん」
「ん?あー、うさぎか・・・なるほど、なるほどこれは面白い。」
「あれ?ゼロさん知り合いですか?」
「にゅ??私知らないにゅ」
「フフフ、まぁこっちが一方的に知ってるだけだしな。まぁせいぜい気をつけろよ蛍」
不敵な笑みで何かを忠告された。
なんなんだ?
考え込んでいるとまた何か言ってきた。
「べっ、べつにあんたのために言ってるんじゃないんだからねっ!べっ、べつにあんたのために言ってるんじゃn」
ピッ!
「あ!もしもし、こちらゼロです。どうかしましたか?」
着信音かよっ!!!
「え?あー『GI−0331』なら目の前に・・・え?いや普通っぽいですけど」
なんかよく分からない話をしている・・・
にしても見たことの無い携帯だ。どこのメーカーだ?
「いやーでも大先生も悪い人っすねー!よりにもよって対象をニートにするなんて!」
ニート?僕のことか?
「え?今そいつ目の前ですけど?・・・あ。・・・いや、何も聞かれてませんよ、たぶん、えぇ、えぇ、そうしたら何とかします。はい、では。」
ぷつっ・・・
電話を切ったゼロさんはくるっと振り返って威圧的な目で微かに笑みを浮かべながら僕にこう言った。
「何にも聞いてないよな?」
「えぇ・・・何にも。」
こう答えるしかなかった。だってすぐにでも人を殺められそうな目をしていたんだもの・・・

気まずい空気だったので気になっていたことを聞いてみた。
「その携帯ってどこのメーカーですか?見たことないですけど・・・」
「ん?あーこれか?これは俺の働いている所の社長が作ったもんだ。基本的に科学者だからな。」
「なんの会社なんですか?」
「・・・さーて、ちょっと仕事あるから帰るわー、じゃ!!」
逃げるように帰っていった。
謎だった。色々と謎すぎて嫌になった。
そして居間に残った全体的な空気がすごく嫌だった。
【いずみんさん】


 部屋を出たゼロはふとため息をつきながらぶつぶつとつぶやきながら廊下を歩いていく。
「まさかGI−0331があんな普通人に懐くとは、まったく大先生は何考えてるんだか…」
「そこの君! いきなりだが僕の妹にならないかぁ?」
 シリアスな場面を根底からぶち壊す陽気な台詞をゼロにかけてくるのはもちろんカズヤスフィール。
「消えろ、俺は今考え事している。今なら先ほどの暴言を許そう」
 そういい残し、ゼロはカズヤの横を通り過ぎようとすると。
「おっと、我が妹に是非と思ったが…さすが「ゼロ」の称号は伊達ではないと見える」
 それを聞いた瞬間、ゼロは振り向こうとしたが後頭部にひんやりとした硬質なものを押し当てられていることでその動きを封じられてしまった。
「俺はあの空間のメンバーと会社にしかゼロを名乗っていないはずだが…俺を殺す前にちょっとは教えろよ」
 表面的には冷静に状況を把握しているように繕ってはいるがもちろんゼロに余裕は無い。今までこういう場面が無かったわけではない、そんな修羅場を潜り抜けてきたゼロだからこそ分かる。反撃に必要なソースがすべてことごとく潰されているのだ。 こういうときに自分の華奢な体型を恨むのは弱者の意見だが思わず唇を噛み締めてしまう。
「殺しはしないさ。だが、あれでも蛍には目をかけているんだ。パッと出の新人に実った果実をみすみすと収穫させるつもりは無い。それに…」
 急にカズヤが言いよどんだ、その瞬間を見逃さなかった。これこそ反撃に必要なソースの一つだったからだ。ゼロは瞬間的にしゃがみこみ八極拳の打ち上げの要領で頭に突きつけられていたものを打ち上げる。元来、手に持つ武器というものは横の衝撃に強く縦の衝撃に弱いものだ。手に確かな衝撃を感じ手際よく自分の武器にしてしまおうと自分が宙に飛ばした獲物を補足しようとすると
「なっ「食べるラー油」だと! ?」
 そう、今までゼロの頭に突きつけられていたものは、銃でも寸鉄でもなく「食べるラー油」の瓶であったことに驚きを隠せない。
「ゼロは接近戦が得意という情報は無かったがなかなかじゃないか。君が欲しいのはこれだろ?」
 そう言い放つとカズヤの手には妹キャラのステッカーで痛くされていたデリンジャーが握られていた。もちろん照準はゼロの眉間にセットされていた。
「もう一度言う。蛍にはかかわるな。 『GI−0331』もそっとしておいてやれ。不都合があれば俺が回収しておく」
 事前調査で宅配業者になりすまし蛍の回りを調べてたが携帯の音声で蛍に自分の場所を知られてしまったのはカズヤにしても痛かったがいつもの変態ぶりが功をそうしばれることは無かった、もう失敗は許されない。
「お前みたいなエージェントが周りにいるとは、ただのニートではないのだな? 大先生も人の悪い」
「いや、これはあくまで俺の趣味だ。あっちは関係ない。それに…」
 カズヤが吹き飛ばされえた瓶を拾い上げ、振り向きざまに…
「君みたいな妹属性でかわいい子を日本から排除するのは、信念が許さないからね」
 ここで、みんなが知っている妹マスターのカズヤスフィールの登場!!!!! しかし、とうのゼロは。
「ばっ、ばきゃにするにゃよ(馬鹿にするなよ)誰がおめえにゃんなんかに胸キュンするかばかぁ!!」
 真っ赤になりながら自分の履いていた靴をカズヤスフィールに投げつけ半泣きになりながら逃げていった。 そして、残った靴を拾い上げ…
「・・・近頃の妹はシンデレラもできるものなのだな」
 そう言いながら、その靴を真空パックに詰め。おそらく家でくんかくんkしてしまうのだろう(そんなことするかぁ!)
 そして、ラー油を片手に蛍の家に入っていく

 もちろん、本日最強の敵はゼロではなくスーパーのレジ店員であったこともつけくわえておこう
【カズリン】




                       ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧  
                     /  /
                 (^o^)/ お前が 色々と謎すぎて
                /(  )    嫌になったというなら
       (^o^) 三  / / >
 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /
 / く  まずはその
       幻想をぶち殺す!!

なんか変なのが変な動きをしながら再登場してきた!?

「またこいつか・・・」
思いっきりらくはがため息をついた。
「なんだ、あんた?」
いずみは変なものを見る目で聞く。
「ふむ、蛍よ・・・また女の子が増えたのか・・・?とりあえずあれかな。リア充爆発しろって言葉を送っておかないといけないのかな」
「まったくお前はまともな登場はできないのか?というか、店のおばちゃんに追っかけられてたんじゃないのか?」
そう、現れたのはまたしてもカズヤスフィールだった。
「蛍だっておばさんにいきなり追われたら逃げるだろ、妹に追われたら全力で迎えて抱きしめるが。というか、払わせるなら一声かけていけばそれぐらい出してやるのに」
・・・ブルジョア発言なことでまぁ・・・まぁ、なんだかんだで仕事辞める時にもいろいろ心配してくれてたし、根はいいやつなんだろう・・・
「で、せんせ。何者なんだよ?こいつ」
まだ初対面のいずみが訳が分からない目で聞いてきた。
「こいつはカズヤスフィールという、妹狂いの変態だ」
「おいおい、その紹介はないだろ」
いちいちオーバーに反応するな。というか、碧月には妹にならないかとかすぐに言ってたのにいずみには全く反応してないな・・・ちょっと気になったので小声で聞いた
「なぁ、カズヤはいずみさんには全く反応しめさないんだな?」
「うむ。見た目170センチくらいはありそうだからな。」
そこかよ・・・やはり少しでもいい奴と思うのが間違いで、単なるロリコンと考えておいたほうがよさそうだ。
「というか、そもそもなんでわざわざまた来たんだよ?何かあるのか?」
このまま話をしていても意味が解らない方向に進みそうなので要件を聞くことにした。
「あぁ、なんかだれかは知らないんだが、なんか女性が |д゚)って感じで物陰からこちらを見ていたというか、監視をしていたというような感じだったのでな。気になったから様子を見に来たのだ」
女性?いったい・・・
「また・・・女性・・・?」
あ、なんからくはから黒いオーラが・・・
「あんた、今日だけでどれだけイチャイチャしてんのよ!?そりゃあんたが誰とイチャイチャしようが私には・・・・・・・あんたなんか豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃえばいいのよ!」
らくははそう言うと勢いよく玄関をバーンと音を立て出て行った。
「相変わらずなツンデレだな・・・ツンデレ妹というのもありなのかもしれないが、やはり妹はお兄ちゃん大好きに限るからな」
横で変態が何か言ってるが無視しよう。しかし、こっちを見ている女性か〜いったい何なんだろう
【33さん】


時間戻し

|д゚)「・・・・・」

|д゚)「・・・ラー油もいいけど柚胡椒もいい・・」

|д゚)「・・・・・」
【らくよーさん】


玄関を飛び出したらくはは近くのスーパーに向かって歩いていた。
「あのばか… なによ、あんなにみんなからチヤホヤされちゃって…」
「私なんて毎回ちょこっと会っただけなのに、すぐに喧嘩しちゃうし…」
「あーあ、もっと素直になりたいのになぁ…」

「ならば、その願いをかなえてあげよう!」
突如声が聞こえる。しかし、辺りを振り返ってもだれもいない。
それどころか先ほどまで目の前を走っていた車はエンジンがかかっているものの動いていなかった。
「やあ、はじめまして…かな? 私の名はTSUNA。自称神様だ!」

「はぁ? まぁいいわ、あんたいきなりなんなのよ! 人の脳内に声を届けるとかプライバシーの侵害なんだからねっ!!
 私もそんなことができたらやってみたいけど… いや、そんなことよりあんた一体何者なのよ!」

「さっき言っただろう、神様だ!」
「お前の願いを叶えてあげようと思い、参上した!」
「先ほど素直になりたいと申したな?」

「えっ、まぁ確かに言ったけど… あんたはその願いを叶えてくれるの?」

「うむ。ただし今の私にはその願いを叶えられる力が足りなくてな…」
「最近この辺りにきたウサミミをした少女と一緒に近くの萌々神社(ほうぼうじんじゃ)に来てくれるかな?」

「…わ、わかったわ。べ、別にあんたのためにやってあげるわけじゃないんだからねっ!!」

「ツンデレ乙。じゃあ期待しとるぞ〜」
そういうとらくはの目の前にあった車が動き出した。
どうやら時が止まっていたようだ…

「あいつほんとに神様だったのね… まぁいいわ。とりあえずあのばかの家に戻って、
 あの変なうさぎを連れ出さなきゃ…、そして…」

そういうとらくはは方向を切り返し、蛍の家に向かって歩いていった。
らくはは、買い物も忘れて蛍の家まで走っていく。
「もぅっ、蛍の家って何でこんなにスーパーと離れてるのかしら。あんなところに住んでる蛍が悪い!」
 と自分も同じ場所に住んでおきながら不満を垂れ流していた。そんなときゼロとすれ違ったのだ。
「れいちゃんじゃない? 先に仕事に戻るって言ってなかったっけ? それに何で靴が片方しかないの?」
 もちろん、らくはには悪気が無かったがつい先ほどカズヤスフィールに完膚なきまでに叩きのめされていたゼロが「いや〜さっきの変態に惨敗しましたっ、てへぇw」などとは口に出せない。
「俺はそう・・・靴を履き忘れたから戻ってきたんだ。なんでもないんだから! !」
「そうなんだ、れいちゃんもドジッコなんだね」
 そういいながららくはは、ゼロの頭をなでている。するとゼロの顔がにやけていく。お互いにこの撫で撫での時間がすきなのだが…
「おっと! ! ! 玄関が騒がしいので、様子を見にきたら幼女達のこれは百合イベントではないかぁ!! どっちが受けでどっちが攻めなのかな?」
 とカズヤスフィールが間にはいってきた。もちろんゼロは先ほどを思い出し戦闘体勢に入るがらくははというと。
「そうだ! 私あのウサギを神社につれていかないといけないんだった! 変態そこどけぇ!」
 そう言い放つと蛍たちのいるリビングへ走り出す。そして残された二人はというと…。
「俺は手をだすなって確かに言ったよな? それは直接・間接の両方からだったのだが説明が足りなかったか?」
 珍しく殺気をこめた一言にゼロは
「言い訳にしかならないが俺の指示じゃない。お前とのやり取りも公式として上に報告もしてないしな。だが…」
「そこの会社前に調べたけど、トップがあれじゃあな」
 そうカズヤスフィールがなげいていると、ゼロがカズヤスフィールに向かって頭を下げる。
「頼む! 敵であるお前に信じろとはいえない。だが俺一人ではらくはを守ることはできないかもしれない。友達を巻き込みたくないんだ」
 頭を下げていてカズヤスフィールには見えてはいなかったが体の振るえから涙ぐんでいるのが感じられた。
「お前達がまいた種だろ? 本来敵である俺に依頼することではないな、勝手にしな。 俺は自分のできる範囲でやるだけだ」
 そう冷たく言い放つと、ゼロは涙を袖でぬぐい。
「エージェントらしからぬことをした。お前の言うとおりだ、俺一人で何とかする。もし邪魔と感じたら俺は殺してもいいから、らくはは見逃してくれ…頼む」
 そう悲しく言い放ちゼロがらくはを追って中にはいろうとすると
「何、勘違いしてるんだ? 「俺のできる範囲」っていっただろ? 勝手に俺のできる範囲を決めないで欲しいな」
「それはどういうことだ?」
「お前らを全員無事に帰すくらい十分範囲内だ。 ゼロ、君も無事に帰してやるよ」
 そう言い放つとカズヤスフィールは投げつけられ真空パックにされていた靴をゼロに差し出す。
「さぁ、現代のシンデレラは待ってるだけか?」
「冗談! 俺はらくはを… みんなを守る!」
 そう言い放ち、襟元に隠されていたインカムを投げ捨て履きなおした靴で粉砕する。これは会社から…いや今まで身を置いていた裏の社会から決別し、守る側になるというゼロの意志の強さでもあった。
「ゼロのマーカー消失しました。何かしらの電波妨害か遮へい物の可能性もありますが…」
 そうオペレーターが報告しているのを遮り。
「今の台詞を聞いて、まだ信じろと? オペレーターといえ、まだまだ甘いな」
 そう言い放ち窓から空を仰ぎながら
「予想通りというのは、まったくつまらん。シンデレラたちのパーティーにはサプライズが必要だな。そうは思わんか?」
「人をサプライズと呼ばないでください。そもそも、シンデレラも自分を偽ってパーティーに参加したのですから。偽りだらけの仮面舞踏会も悪くないのではありませんか?」
 そう、インカムから音声が報告された。


 ちょっとでも、展開が面白くなるように少々変更をかけました
その頃蛍の部屋では…
「ねぇ、あんたこの後何か予定あるの?」
「……にゅ?」
テレビを見ていたうさぎにらくはが話しかけていた
「えっと、ご主人様のお世話と夕飯の準備ぐらいにゅ」
「ふーん…ところであんたのご主人様…はどうしたのよ?」
そうらくはが尋ねると何故か涙目になるうさぎ
「…何で涙目なのよ?」
「だって執筆するからほっといてくれって…寂しいにゅ…」
「仕方ないわね…散歩に連れてってあげてもいいわよ」
「散歩…?どこに行くにゅ?」
「そうね…神社とか…」
断られるんじゃないかと不安ならくはだったが、そんな心配は無用だった
「神社!?お祭りやってるにゅ?行く行く、絶対行くにゅ!!」
目をきらきらさせてうさぎがたずねてくる、もう行く気満々のようだ
「ま、まぁそんな感じよ」
「そうとなったら出発にゅ♪」
泣いたカラスが何とやら…蛍への置き手紙を書くと部屋から飛び出して行く
「あっ、ちょっと待ちなさいよっ。あんた場所分かんないでしょう!?」
らくはもうさぎを追いかけて部屋をあとにしたのだった…
 その頃、書斎にて。
「よっきゅん……僕はもう、疲れたよ……」
 僕は外界の様子なんて全く理解しないまま、執筆を中断して休憩していた。
 ついでに言えば電話もかけている。相手は僕の知り合いの中で唯一の常識人、『よつば』ちゃんだ。(※注 モデルはYOさん)
『そうなんだー。大変なんだねー』
「もう……ゴールしてもいいよね……?」
『自殺願望が復活してるよ。(苦笑) 元気出して!』
 ああ……よっきゅんは今日も慈愛の女神だ。ネットのコミュニティで知り合って早数年。リアルで会ったことはないけど、ここまで聞き上手な女の子って初めてだよ……。癒されるわ〜。
「なんかウサ耳メイドは送られてくるし、捨て猫が弟子入りするし、ツンデレ隣人さんに安定の変態紳士、謎だらけの少女や神、あとストーカーもいるんだぞ!? 僕の人生、おかしくない!?」
『あははー。蛍くんは相変わらず面白い人生送ってるなー』
 ちなみに、捨て猫の弟子はいつの間にやら独立して行った。自由気ままな野良猫なんて、そんなもんだ。
「あと、ウサ耳メイドが届いたのは今朝のことだったはずなのに、もう二年くらい昔のことだったような気がするんだ……。あと、なぜか彼女欲しい願望が消えているという……」
『うん。気持ちは分かるけど、本編でメタるのはやめようね?』
 よっきゅんが優しく僕を諭す。何のことを言っているのかはわからない。
『とりあえず、人生楽しんでみたらいいんじゃないかなっ? ほら、作家の夢だってまだ叶えてないんだし……。それに、身の周りにそんなに女の子がいるなら、きっと一人くらい、蛍くんにお似合いの人もいるよっ!』
 ああ……なんていい娘なんだろう、よっきゅん。結婚したい。
「あなたと……合体したい」
『うん……サラリとセクハラするのはやめようね?』
「よっきゅんなら優しく受け入れてくれるものかと……」
『わたしにだって許容範囲はあるよ!?』
「そ、そんな……! よっきゅんなら、全てを受け入れてくれるものと思っていたのにっ! これから唐突にPCのエロ動画を大音量で再生しても、「あー。そうそう、○○ってイイよね〜」と明るくエロトークしてくれるものだと思っていたのにっ!!」
『普通の女の子はそういう動画が唐突に流れた時点で固まっちゃうんじゃないかな!?』
「ええー。こうやって電話で話しながら、事に及ぶんじゃないの〜?」
『こ、事って!!/// も、もう! セクハラが酷いと切るよ!?///』
「いや、事って近況報告のことだけど」
『…………』
 ニヤニヤ。ニヤニヤ。
 最近、こんな手法を覚えた。たった一日の出来事のはずなのに、今朝の僕と今の僕は二年間くらい力の差があるように思える。ワンピースで言えば、新世界に入れるかどうかくらい力量差がある。
『う、うぅ〜〜〜!///』
「なっはっは! 悪かったって〜」
 コンコン。
 よっきゅんを新たな方向からセクハラしていると、ドアがノックされた。どうやら、来客らしい。
「ごめん、よっきゅん。来客っぽいから、そろそろ切るね!」
『はいはい。女の子をいじめるのもいいけど、ちゃんと小説書いてね?』
「うい〜」
 さて、誰かな?
「はいは〜い、開いてるから開けていいですよ〜」
・・・返事がない。あれ、ノックの音はしたよな?
「開けていいですよ〜」
・・・やっぱり返事はない。いつもなら空耳だったかなぁと済ませるところだけど、今日は妙に気になった。
カズヤスフィールに聞かされた、女性が物陰からこちらを見ていた、監視していたという言葉が思い出された。
そこで、普段なら気にも留めないはずなのに、ドアに向かい扉を開けた。






誰もいない・・・
やっぱり空耳だったのだろうか?こんなことなら、よっきゅんとの電話切らなかったらよかったなぁとか考えながらまた机に向かうことにした。
うさぎを追うらくはのにぎやかな声が窓の外から聞こえた気がした。


その頃
|д゚)「・・・・・」

|д゚)「・・・柚胡椒もいいと思ったけど茎わさびも強い・・・」

|д゚)「・・・・・」
そして、うさぎを連れ出したらくははというと…
「どうしよう…」
罪悪感のようなものを感じていた
うさぎが祭りだと思い込んで行く気満々だった為、違うとは言えなかったのだ
ちなみに、本当に祭りがあるのは数週間後である
「着いたら何て言おう…」
「えへへ♪お祭り楽しみにゅ♪」
「……はぁ…」
とにかく今は神社に行くしかなかった

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