訪れると物語のあらすじが思い浮かぶ島がある
mixiのとあるコミュニティに投稿していたがスリランカはネタがなくなっていた
あらすじ島の事を知ってしまったからには行くしかない
小説家が困った時に訪れる島、素人でも何かに作品を投稿するなら訪れている島
入場料は五千円 誰かが商売にしてしまった
半信半疑のスリランカは船旅の途中でその島の力を信じることとなる
彼女「見てみてー景色キレー」
スリランカ「お！ホントだー」
島に船で近づくだけで現実には存在しない彼女と島へ向かうあらすじが浮かんだ
これはすごい！部屋で「お母さんご飯まだー？」と言いながら話を考えるより
いや比べ物にならないくらいあらすじが浮かんでくる
そして島へ上陸し入場料の五千円を払う
話作るために五千円 創作で話を考えない者にとっては高いだろう
しかし五千円で人の評価が得られる作品ができるならスリランカには安い
島はエリアごとに分かれており、スリランカはmixiのエリアに向かう
mixi内のコミュニティで何らかの話を投稿する者達に需要があるのだ
そこで一人の男が話しかけてきた
「よぉ、名前は？mixiで使ってる名前でいい、俺と同じコミュかもしれないしな」
スリランカと名乗ると男は
「おぉスリランカかよ！お前の書いたの見たことあるぞ！なんか１作品くらい残留してたよな？あれ面白かったぞ」
するとスリランカは服を脱ぎだし全裸になる、これはスリランカが褒められた時に取る行動で
いや・・我にかえったが服は着ている、どうやらスリランカは褒められると全裸になるという
話のアイデアが浮かんでしまったようだ
また男が口を開く
「ぐはははは褒められると全裸 なんだよそれwwww」
「あぁそうそう辺りを見渡せばすぐに分かると思うがこの島は不思議だ」
ちょっと待て・・・褒められると全裸というのは俺が頭の中で思いついたアイデアで口には出していないはず
「なにが不思議かっていうと他人の浮かんだアイデアが見えるんだ、短い文がな」
なるほどそれで俺が浮かんだアイデアが
「今はお前が思いついた［褒められると全裸］ってのが俺に見えたってわけよ」
「だから気をつけな、パクられてネタがカブったりしないようにな」
「あらすじが完成しちまえば他人からは見えなくなる、早く完成させるんだな」
という会話をし男と別れた
しばらく歩くと思っていたよりも沢山の人が・・・
何人か見てみる
するとやはり他人のアイデアが見えてくる
［侍が朝の五時半起き］
（五時半に起きて何するんだよ、気になる・・・）
［嫁がロボットと浮気した］
（ロボットに嫁取られる！！すげぇアイデア）
［おじいちゃんの正体はおばあちゃん]
（え！どういう話？展開が読めない）
［メス豚学園の秘密]
（メス豚学園てなんだよ・・・・）
「褒められると全裸」
（ちょっ・・・・・と、お前・・・それ・・・・さっき・・・俺・・）
これが作品なら読んだことあるわけないものばかり
この島に来た奴のアイデアは異常
斬新なものばかり
そろそろ自分の作品作りに取り掛かることにする
ここを離れろ！アイデアを盗まれるな！
奴らのアイデアを超えろ！
スリランカがこの島の力を借りて思いつけ！
そう自分に言い聞かせ人から離れ考えに考えて自分だけが思いついた最高のストーリー
それが完成したのだ
この島に来て最初に出会った男を見つける
「スリランカ作品が出来たみたいだな 投稿を楽しみにしてる」
男と別れを交わし島を後にする
家に着くと飯も食わず文字を打つ
「出来た」
その作品というのがこれだ
――――――――――――――――――――――――
タイトル：スリランカは王子様
スリランカ「学校遅刻するー」
スリランカは慌てて家を飛び出した
ドン！！
（曲がり角で誰かとぶつかった）
姫「いたたたーいちょっと気をつけなさ・・（カッコイイ・・１００点中１００点カッコイイ・・・）」
スリランカ「あ、ごめんね？怪我はない？」（ニコッ）
姫「ちょっと、まぁ痛かったですけど・・まぁ大丈夫です、１００点君」（ニコッ）
スリランカ「１００点・・・君？あ！学校遅刻する！ぶつかったのはホントごめんね！それじゃ」
姫「待っ・・・」（行っちゃった）
☆☆☆☆☆☆☆☆
先生「えーそれでは転校生を紹介する 天乃川 姫さん入って」
姫「はじめまして！天乃川・・・あ！１００点君！」
スリランカ「あ！朝の！」（あの子 姫って名前なんだ１００点中１０００点かわいいな）
先生「なんだスリランカ知り合いか？」
姫「まぁ知り合いですかねぇ・・・てへぺろー」
先生「じゃあスリランカの隣空いてるしそこでいいか」（てへぺろ？１００００点中なんだかよくわかんないくらいかわいいな）
女子達「えーなにあの転校生ずるいーギャーギャー！ワーワー！ ワンワン！モーモー！パオーン！コケコッコー！」
☆☆☆☆☆☆☆☆
放課後
姫「初めてぶつかって痛たたーいの時からあなたの事好きだったの！そしてまた出会えたなんてもうこれは」（運命≪うんめい≫）
スリランカ「俺も≪スリランカ「学校遅刻するー」スリランカは慌てて家を飛び出した≫の時から好きだった、そして学校でまた会ったこれはまさに」（運命≪うんめい≫）
それを見ていた猫「にゃーん」（ニャン命≪にゃんめい≫）
校長「スリランカ君は王子様だなぁ」
――――――――――――――――――――――――
この話を投稿したスリランカは
「曲がり角でぶつかった人と学校で再会するラブストーリーなんて思いつくのはスリランカさんくらいしかいないでしょう」と大人気で
現実も絶好調
実在する彼女も出来た
スリランカに幸運をもたらしたあの島は本当に不思議な島だったっていう話を思いついたんで書いてみました
おわり
mixiのとあるコミュニティに投稿していたがスリランカはネタがなくなっていた
あらすじ島の事を知ってしまったからには行くしかない
小説家が困った時に訪れる島、素人でも何かに作品を投稿するなら訪れている島
入場料は五千円 誰かが商売にしてしまった
半信半疑のスリランカは船旅の途中でその島の力を信じることとなる
彼女「見てみてー景色キレー」
スリランカ「お！ホントだー」
島に船で近づくだけで現実には存在しない彼女と島へ向かうあらすじが浮かんだ
これはすごい！部屋で「お母さんご飯まだー？」と言いながら話を考えるより
いや比べ物にならないくらいあらすじが浮かんでくる
そして島へ上陸し入場料の五千円を払う
話作るために五千円 創作で話を考えない者にとっては高いだろう
しかし五千円で人の評価が得られる作品ができるならスリランカには安い
島はエリアごとに分かれており、スリランカはmixiのエリアに向かう
mixi内のコミュニティで何らかの話を投稿する者達に需要があるのだ
そこで一人の男が話しかけてきた
「よぉ、名前は？mixiで使ってる名前でいい、俺と同じコミュかもしれないしな」
スリランカと名乗ると男は
「おぉスリランカかよ！お前の書いたの見たことあるぞ！なんか１作品くらい残留してたよな？あれ面白かったぞ」
するとスリランカは服を脱ぎだし全裸になる、これはスリランカが褒められた時に取る行動で
いや・・我にかえったが服は着ている、どうやらスリランカは褒められると全裸になるという
話のアイデアが浮かんでしまったようだ
また男が口を開く
「ぐはははは褒められると全裸 なんだよそれwwww」
「あぁそうそう辺りを見渡せばすぐに分かると思うがこの島は不思議だ」
ちょっと待て・・・褒められると全裸というのは俺が頭の中で思いついたアイデアで口には出していないはず
「なにが不思議かっていうと他人の浮かんだアイデアが見えるんだ、短い文がな」
なるほどそれで俺が浮かんだアイデアが
「今はお前が思いついた［褒められると全裸］ってのが俺に見えたってわけよ」
「だから気をつけな、パクられてネタがカブったりしないようにな」
「あらすじが完成しちまえば他人からは見えなくなる、早く完成させるんだな」
という会話をし男と別れた
しばらく歩くと思っていたよりも沢山の人が・・・
何人か見てみる
するとやはり他人のアイデアが見えてくる
［侍が朝の五時半起き］
（五時半に起きて何するんだよ、気になる・・・）
［嫁がロボットと浮気した］
（ロボットに嫁取られる！！すげぇアイデア）
［おじいちゃんの正体はおばあちゃん]
（え！どういう話？展開が読めない）
［メス豚学園の秘密]
（メス豚学園てなんだよ・・・・）
「褒められると全裸」
（ちょっ・・・・・と、お前・・・それ・・・・さっき・・・俺・・）
これが作品なら読んだことあるわけないものばかり
この島に来た奴のアイデアは異常
斬新なものばかり
そろそろ自分の作品作りに取り掛かることにする
ここを離れろ！アイデアを盗まれるな！
奴らのアイデアを超えろ！
スリランカがこの島の力を借りて思いつけ！
そう自分に言い聞かせ人から離れ考えに考えて自分だけが思いついた最高のストーリー
それが完成したのだ
この島に来て最初に出会った男を見つける
「スリランカ作品が出来たみたいだな 投稿を楽しみにしてる」
男と別れを交わし島を後にする
家に着くと飯も食わず文字を打つ
「出来た」
その作品というのがこれだ
――――――――――――――――――――――――
タイトル：スリランカは王子様
スリランカ「学校遅刻するー」
スリランカは慌てて家を飛び出した
ドン！！
（曲がり角で誰かとぶつかった）
姫「いたたたーいちょっと気をつけなさ・・（カッコイイ・・１００点中１００点カッコイイ・・・）」
スリランカ「あ、ごめんね？怪我はない？」（ニコッ）
姫「ちょっと、まぁ痛かったですけど・・まぁ大丈夫です、１００点君」（ニコッ）
スリランカ「１００点・・・君？あ！学校遅刻する！ぶつかったのはホントごめんね！それじゃ」
姫「待っ・・・」（行っちゃった）
☆☆☆☆☆☆☆☆
先生「えーそれでは転校生を紹介する 天乃川 姫さん入って」
姫「はじめまして！天乃川・・・あ！１００点君！」
スリランカ「あ！朝の！」（あの子 姫って名前なんだ１００点中１０００点かわいいな）
先生「なんだスリランカ知り合いか？」
姫「まぁ知り合いですかねぇ・・・てへぺろー」
先生「じゃあスリランカの隣空いてるしそこでいいか」（てへぺろ？１００００点中なんだかよくわかんないくらいかわいいな）
女子達「えーなにあの転校生ずるいーギャーギャー！ワーワー！ ワンワン！モーモー！パオーン！コケコッコー！」
☆☆☆☆☆☆☆☆
放課後
姫「初めてぶつかって痛たたーいの時からあなたの事好きだったの！そしてまた出会えたなんてもうこれは」（運命≪うんめい≫）
スリランカ「俺も≪スリランカ「学校遅刻するー」スリランカは慌てて家を飛び出した≫の時から好きだった、そして学校でまた会ったこれはまさに」（運命≪うんめい≫）
それを見ていた猫「にゃーん」（ニャン命≪にゃんめい≫）
校長「スリランカ君は王子様だなぁ」
――――――――――――――――――――――――
この話を投稿したスリランカは
「曲がり角でぶつかった人と学校で再会するラブストーリーなんて思いつくのはスリランカさんくらいしかいないでしょう」と大人気で
現実も絶好調
実在する彼女も出来た
スリランカに幸運をもたらしたあの島は本当に不思議な島だったっていう話を思いついたんで書いてみました
おわり
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