ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

吉川成久後援会コミュのSS置き場

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最近腹責めSSで友人に進めたネタを自分でかいたものがあるので公開です、大体二日くらいで書き上げました…めざせ伊上勝!



あと昔書いたヤンデレSSもー。
http://www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/805.html

コメント(4)

はじめましてこんばんは。
折角腹PAイベント参加したけれども自分何も腹パン的なSS書いたことないんで
あえてここで書かせて頂きました。
一年ぶりくらいのSSプラス腹責めリョナは初めてですが楽しんでもらえれば
幸いです。

「大正浪漫びぎんずないと 第一夜」

かつてより、過去より、どの世界でも。
人は迷信と革新を秤にかけてきた。
そういうものなのだろう、人の世は。
そして世界で最大規模の大国団となった欧州は、一時信仰のために革新を捨て…
我らが国は、革新のために信仰を捨て、昨日まで拝んでいた神仏すら薪にした。
そういうものなのだろう、歴史とは。
そして、積年の恨みを晴らすために、血塗られた隼人達は容赦なく人と魔物の境界線を破壊した。
曰く、大正の世に神仏など古臭い、妖など最早迷信に過ぎない…。
その程度なのだろう、人の認識とは。
結果…苦労する人も、悲しむ人も…アヤカシすらも、それを退治するものも出ると知らずに…。

? 栃木県-日光東照宮

深夜、かがり火の焚かれた境内、複数の宮司たちに囲まれるようにして少年は立っていた。
年の頃は18、赤毛に六尺ほどの長身故か、やや線病質ながらも壮健な肉体、服装は学生服に白の襟巻き。
少年は恭しく頭を下げて膝を突く、宮司の一人は三宝に乗った金属の篭手を差し出しながらも
話しかけた。
「君のお父様に負けないように…立派な妖拳士になりなさい…第4代目…盾無漂馬君」
「はい、父には負けないつもりです、この国のため、世の為人の為…いざとなれば
父達のように異国の地でも、決して負けを認めずに、砕けて死ぬつもりです」
奇妙な輝き放つ篭手を受け取った少年は語る、腰に差した父の唯一の形見…帝国製の壱番形元折れ拳銃が
その覚悟の証でもあった。
少年の覚悟を聞き届けた宮司は頷き、次に束ねられた早号のようなものを手渡し、最後にマントを手渡す。
黒のそれに描かれた文様はまるでインディアンの描くベアバウを陰陽に見立てたようなものだった。

妖拳士…陰陽道や点断術を祖とし、人生らざる者までも、気脈を時に絶ち、時に活かす者…妖魔を討つその使命は
先の戦と近代化の波に飲み込まれながらも、形を変え、そして本来の使命を守るべく、ひっそりと生き残っていた…。

そのまま祝詞が読み上げられ、一人前として認められた少年を称えると同時に、彼の目の前には
数人の剛力が運んできた鋼鉄製の篭のような形の檻が運ばれる。
薄暗いその中から漂う獣臭と、ばき、ばき、ばき…という、まるで猫の屈伸の音を数倍にも大きくしたような音…。
さらにこの世のものとは思えぬ、獣の凄まじいうなり声が辺りに響き渡る。
ヴォォォォォォォ…オオオオオオオオオ…オオオオオオオオ!!!!!ブモォオオオオオオオ!!!!!!
響く獣声、しかし気にも止めぬように宮司は言葉を続けた。
「では早速最後の儀式を…ここで死ぬか、負けるような事があれば、君の妖拳士としての免状は一切が白紙となる…よろしいな?」
「勿論、そのようでは勤まりません…僕の理想というものはっ!!」
言うが早いかバキバキという音は一気に酷くなり、がしゃあああんっ!!という金属音と共に、檻の中の何かによって扉は蹴り飛ばされた。
幾重にも閂と鍵をかけた、分厚い鉄の扉が吹っ飛ぶと同時に、獣の匂いを漂わせる、十尺はゆうに越えているであろうそれは、目をらんらんと
輝かせ、獣特有の悪臭を口から放ちながら、篭より数間離れた先にいる漂馬を見つめる。
瞬間、漂馬に目掛け化け物が駆け寄る、牛によく似た頭部と、筋肉によって盛り上がった姿、そしてボンテージ風の皮の拘束具から牝と解るその姿
は、西洋の悪魔そのもの…時代が時代ならば荒々しき神とあがめられていたものだろう。
漂馬は怯むことなくそのまま怪物の振り下ろした拳を寸前のところで交わし、瞬時に篭手を腕にはめる。

がちゃり、という音と共に、手の甲を覆う部分に付いた円盤型の装飾品…西洋のリボルバー銃のシリンダーを思わせるそれが回転し、五色の元素を表す
光が点る。
それにあわせるように漂馬の指先の神経には鈍い痛みが走っていた、当たり前だ、この篭手は妖拳士の要である天断術を強化する拳。
体内の気脈…神経を無理やり広げ、そして強化するもの、血管や神経に無理やり五寸釘を打ち込むようなものだ。
「…はぁっ!!!」
痛みに耐え、怪物の攻撃を避けると共に、マントを起用に使い敵の気を引く、闘牛士のようなそのスタイルのまま、のらりくらりと攻撃をかわし続ける。
当然怪物も必死に攻撃を繰り返すうちに、ついに漂馬は壁際に追い詰められた。
背後に引くことは出来ず、左右には神木が並んでいる…いくら文明開化の世の中とはいえ、神仏の建物や木をみだりに破壊させるのは気が引けるだろう。
「それに…この子に気負わせちゃ…だめだからなっ!!!!???」
篭手に満ちた気を確認した後に、怪物の強力なパンチにあわせ、カウンターするように拳を構える、しかし怪物も馬鹿ではなかった。
小さい敵ならば潰せばいい…怪物はその巨体を利用してボディプレスで漂馬を叩き潰そうとする。
その瞬間、漂馬は口を吊り上げる、これを待っていたといわんばかりに。
「そうきたら…こう返すまでだっっ!!!!」
天を向く漂馬、その目線の先には無防備に怪物の腹部が晒されていた。
弱点の内臓を晒さぬように分厚い筋肉と毛皮に覆われたそれも、漂馬から見れば穴だらけの障子のようなものなのだろう。
腰を落として拳法のような構えを取り、一気に拳を突き上げる。
ずううんっ!!!…という効果音が聞こえてきそうなくらいに、漂馬の攻撃はダメージを与えていた、腹部にめり込んだ拳のその先はちょうどレバー…肝臓
を刺激する位置に当たる、内臓に直接相対する気を送り込む妖拳…天の構えは見事に命中した。
瞬間、ずうううんっ!!!!という音と共に怪物の身体は中空で震える、空間に固定されたように震えるそれは、くるりと拳を収め、身体をねじり漂馬が離れると
同時に地面に叩きつけられた。
「ンブゥウウウウウ!!!!ゲボォ…オゲェェェェェェェ!!!!がはっ…はぁ…はぁぁっ…」
怪物は呻き、胃の中の内容物を地面に吐瀉する、と同時にその姿はしぼみ、やがて少女の姿に変わっていく。
げえげえと苦しげに胃の内容物を撒き散らす少女…年の頃は十代前半であろう、アルビノの髪がよく目立つ少女に漂馬は駆けよった。
これから共に戦うパートナーなのだ…だからこそ、彼は恥をかかせまいと、裸よりも卑猥な拘束具を身に着けた彼女にマントを羽織らせようとした。
「失礼…これをっ…!?!!!!」
「キシャアアアアアアッツ!!!!アアアアアアアアッツ!!!!!」
飛び掛る少女、不完全に倒してしまったせいか、まだまだ妖魔の力は抜けきっていなかったのか、大きく口を開けて牙を晒し、鋭い爪で漂馬のマントを切り裂いた
その半妖は漂馬にのしかかった。

? 過去 妖拳士と寄代

説明しなくてはならないのだろう、寄代と妖拳士の存在というものを。
かつてこの世界が妖魔魑魅魍魎に支配されていた頃、侵略された人々の中にはその子を孕まされ、半妖と定義された子を産む親達がいた。
西洋ではクルースニク…吸血鬼を退治するため、獣に姿を変えて闘う異形の存在、そして日本ではそれらは妖術などの血統を受け継ぎ
妖魔と闘うもの、そのほかに寄代…現代で言えば憑き物筋と呼ばれてる存在が現れた。
妖魔の血の遺伝ゆえか、奇異な風貌をしたそれらは、実体を持たぬ零体を肉体に憑依させ、時にそれを呼び出し、また寄生され魔物と化す。
それに目をつけた陰陽師達が作り上げたのが寄代術…妖魔の素である陰の気を寄代に注入し、意思を保たせ人を襲わせぬままに、同じ魔物の
力で敵妖魔を退治する…いわば鷹狩や猟犬のような存在だった。
猛獣を操る術だ、時に牙を向くかも知れないそれには、相応の術で防衛を立てるしかない。
それこそが妖拳士…妖魔の気脈を瞬時に見立て、手甲に込められた気を注入することで寄代を妖魔にすることも、逆に妖魔化した寄代を人に
戻すことも可能とする…大陸から伝わった点断術に陰陽道や修験道の技術を加えた、いわば日本式の対妖魔戦法だ。
そして今日のこの日々…大正浪漫花開く今日まで、時には幕府に、時には神社に、常々従いながらも妖魔を倒し続けてきた存在、それこそが
妖拳士と寄代の関係だった…。

明治の国難でもあったあの戦争でもそれは同じだった…日本を救うため、妖拳士によるゲリラ部隊として清やロシアに向った漂馬の父と母はそこで命を絶った。
兵士達曰く、神や妖怪たちが国難であったこの戦争で我らに力を与えてくれたのだろうと。
真実とはそんなものなんだろう、いつだって縁の下の力持ちは倒れるまで気づかれないものなのだから。

漂馬も同じだった、気づかれなくてもいい、いづれ自分も同じように死んでもいい…名誉なく生き続けるのに比べれば、妖拳士の仕事というものは
刀を捨てて生き続ける武士に比べれば最上級の幸せだったからだ。

幸い、あの戊辰の乱の折、薩摩によって焼き討ちと破壊の限りを尽くされた帝都と関東の結界は依然弱ったままだ。
このままではいずれまた、妖魔によって日本が支配されてしまうだろう、いや、その前に列強が攻め入り基教の旗の下に侵略を進めるのが先か…。

「だったら…負けらんないよなぁあああっ!!!!」
漂馬がのしかかられると同時、銀の弾を込めた猟銃を撃つよりも先に、漂馬は手甲を妖魔の腹部へねじりこんだ。
古武術の土雷の要領で、背筋を使い一気に拳を胃の部分にめり込ませる。
「ぶっ…げぇぇぇぇぇっ!!!」
少女の顔色が変わり、えずくように出した声が漏れると同時、拳によって吹き飛んだ相手に最後の一撃を命中させる。
天の構えが胃、人の構えが肝臓、そして地の構えは子宮。
身体をくるくると回転させ、遠慮なく下腹部にまで拳を叩きつけ、少女は地面に音を立てて倒れこんだ。
「かはぁっ…ひぃっ…ひぃっ…ひぃぃ…」
鼻水と涙で顔をぐしゃぐしゃにした少女、宮司達の銃を下げるように目配せすると同時に、漂馬はマントと学生服を少女にかける。
「失礼…まだこちらが未熟だったようで…大層ご迷惑をおかけいたしました」
「はぁ…はぁ…いえ…こちらこそ…未来の相棒を殺してしまうところでした…ごめんなさい…」
俯きしばらく呼吸を落ち着けた後に少女は語り始めた、西洋の絵画のような顔に白い肌、一瞬どきりとするも、漂馬はそのまま拳を収め、篭手をはずすと
同時に、宮司から渡された早号の束のひとつの封を切った。
シュウウウ…と音を立てて、先ほど寄代の少女が吐き出した真っ黒の吐瀉物が早号の中に吸い込まれる。
早号は陰の気を吸収し、丸薬のような形に変える器だ、封印が終わり自動的に封がされると同時に、早号は黄色の輝きを放つ。
「…しかし凄い力ですね…これが土気の妖魔ですか…では、よろしいですか?」
宮司に目配せすると同時に拍手が巻き起こる、ようやく漂馬は一人前として認められたのだ。
寄代の肉体に憑依した妖魔はこうやって倒してしまえば以後、妖拳士には何があっても歯向かうことはない。
「おめでとう漂馬君、それに麻葉(あさは)…二人には一人前の寄代と、妖拳士としてこれから戦ってもらう事になる…よろしいな?」
「はい…こちらこそよろしくお願いいたします…まだまだ未熟ではありますが…ー」
「いずれは天下一の妖拳士として漂馬さんを輝かせるつもりですからね?期待していますよ?漂馬さん!!」
自信満々に言葉をさえぎって話す麻葉、見た目とは真逆、予想外の性格に漂馬は面食らう。
「はは…よろしく頼むよ、麻葉さん…それで、僕達の配属先は…」
「ああ、そうだったな、これより君達は帝都に向ってもらう…今から人力車で宇都宮まで、そこから帝都まで…まあ長い旅ではなかろう、浅草で事務所を
用意してあるからな…君たちにはそこに住んでもらい、普段は探偵として働きつつ…夜は妖拳士として活動してもらおう」
「帝都!探偵!!二人で…な、何て素晴らしいいい!!!こ、こんなことがあっていいのでしょうか!?感激ですよ!!!」
宮司の言葉にはしゃぐ麻葉、やれやれ、と言った目で麻葉を見つめる漂馬。

二人にとってのビギンズナイトはこうして終わり…帝都での日々が始まった。
「私のお腹を殴った責任は取ってもらいますよ、漂馬さん?れでぃふぁーすと、でしたっけ?西洋の男子たるものは細君には…って細君!!ああ、何て素敵な言葉っ!!」
「はは、なかなか面白いお嬢さんだね…、ま、よろしく頼むよ…これから毎日君を殴ることになるかも知れないんだから…」

世間知らずの寄代少女と、紳士的だが容赦のない、妖拳士の昔のお話…。

それはまた次回のお話にて…END


ちょっと短めですがこれで終わりです、腹PA最中に何となく浮かんだ、腹パンで野獣化したヒロインを元に戻すために主人公が付いて廻るボーイミーツガール…
というネタに大正浪漫を組み込んで仕上げてみました。
腹責めは初心者な分、満足していただければ幸いです。
では失礼いたしました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

吉川成久後援会 更新情報

吉川成久後援会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。