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公開前の映画情報コミュのおっぱいバレー

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「おっぱいバレー」
 09年4月18日、丸の内TOEI?ほか公開
 ワーナー・ブラザース+東映配給  上映時間:102分
 監督:羽住英一郎
 出演:綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル、石田卓也、大後寿々花
    福士誠治、光石研、田口浩正、石毛良枝
 http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/


「試合に勝ったらおっぱいを見せる」とバレー部員に中学教師が約束した、という「本当に実話か!?」と思ってしまう小説を映画化したもの。ホントに実話が基なのかどうかは知りませんが、「実話の映画化」というコピーが目を引きやすいのは確かです。

けど、その作品の主演が綾瀬はるかというなら、これはもう観るしかありません(笑)。監督はほかに「海猿」2作、「銀色のシーズン」など。

<あらすじ>
1979年、北九州市の公立中学校。新任教師、美香子は赴任早々、男子バレー部の顧問になった。しかし、部員全員やる気のない弱小チーム。思春期まっさかりで、女性の裸を見ることしか頭にない部員たちに、美香子はうっかり優勝したらおっぱいを見せる約束をしてしまう。以来、俄然やる気を出して部活に励むようになり、少しずつ成長を見せる男子バレー部。美香子は、本当におっぱいを見せなければいけないのか!?
(「goo映画」より引用)


隠れ巨乳と名高い「綾瀬はるか」と、タイトルの「おっぱい」。これだけでフェチ心をくすぐった「僕の彼女はサイボーグ」のような作りを期待した、大多数の男性のみなさん!









……残念でした。

その期待はラストのラストまで大きく膨らませたまんま、大きく裏切られることになります。

綾瀬はるかの登場直後から”言葉責め”で煽りますが、彼女が着ている服はあえてずっと胸を控えめに見せるものだけ。「そうか、ラストの衝撃を強調するためのものか」と思わせて、そのオチは……(T_T)

この監督とワーナーは、珍作といわれながら彼女の魅力を思う存分カメラに納め、マニアックな人気を誇った前出の「サイボーグ」の"成功"と、「ICHI」の失敗から、綾瀬はるかの"正しい使い方"を何も学ばなかったのか!?

もちろん、彼女がおっぱいを見せる可能性なんて、ハナはゼロだということはわかっています。観る人全員がそう思っているでしょう。問題は、それを承知の客に対して、どういう演出で「あ、なるほど、こういう見せ方もあるのね」と納得させることができるか、という点、そこに絞られると思うのです。この作品は、そういう期待に全く応えていない。それだけで万死に値する(笑)と言えるでしょう。

この手の作品はあまりあれこれ書かない方がいいと思うのですが、その怒りを抑えられませんでした(笑)。

他にも、バレー部員の子供たちの演技は素人に毛の生えた程度だし、主人公の美香子先生が転勤してきた伏線もつまらん。号泣したシーンの直後に涙の跡が残っていなかったり、他の部員と一緒になって騒いでいた少年が、次のカットで突然「そんなんじゃダメだ!」と意見を翻すなど、ディテールも雑。試写会場では時々笑い声も起きてたけど、ギャグも滑りっぱなしで、私はクスリともできませんでした。

「三丁目の夕日」の成功だけは学んだか、70年代の音楽がやたらと流れたり、昭和の小道具にこだわったり、ノスタルジーばかり煽ってウザイ。この映画はそういうのを見せる映画じゃないでしょ!?

"性春グラフィティ"としての狙いは悪くないけど、PG-12にもならないような描写で”性春”もあったもんじゃない。

何から何まで中途半端、「わかってない演出」のせいで、すべてが台無しになってしまった作品の好例だと思います。

それにしても、ここ数年仲村トオルが出演した鑑賞作品にことごとく駄作が多いなのはどうしてなんだろう!?



私的採点:1.0点(5点満点)


               09年2月23日 ワーナー試写室

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