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公開前の映画情報コミュのロッキー・ザ・ファイナル

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「ロッキー・ザ・ファイナル」 Rocky Balboa
  07年4月20日公開
  06年アメリカ  20世紀フォックス配給
  上映時間:103分  日本語字幕:林完治
  監督・脚本・主演:シルベスター・スタローン
  出演:バート・ヤング、アントニオ・ターヴァー
     ジェラルディン・ヒューズ、マイロ・ヴィンティミリア
  http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/

一昨年の秋、私はこんな日記を書きました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=46655546&owner_id=1335869
それが日本でもう公開。早いもんだ。

そのロッキーの完結編(「ロッキー5/最後のドラマ」はどうなった!?)です。齢60歳のスタローンがドーピングで肉体改造をし、まさに身体を張って撮った作品。

ボクサーを引退し、レストランのオーナーとして悠々自適の暮らしをしているロッキー。すでに愛妻エイドリアンはこの世になく、店の客にサービスで昔話をする毎日だった。就職した1人息子は、あまりに偉大な父がプレッシャーなのか、父を疎ましく思い、ロッキーは淋しさのあまりエイドリアンとの思い出の地を巡ったりして、過去を振り返ってばかりいる。そんなある日、TV番組が、最強の称号を得ている現役ヘビー級チャンピオン・ディクソンと最盛期のロッキーが戦ったらどうなるか、というCGシミュレーションを行い、ロッキーが勝つという結論を出した。あまりの強さに人気がないディクソンのマネジャーは、人気取りのためにロッキーにエキシビジョン・マッチを申し込む。心の片隅にくすぶりを感じていたロッキーは、再びリングに上がるべくトレーニングを再開する−−。

基本的には、勝ち負けは二の次、自分自身の尊厳のために戦うという「1」の作りを踏襲しています。それだけに「1」に近いデキに感じました。

ただ、前半はあまりに退屈。ロッキーがしょぼくれてエイドリアンとの思い出の地を回ったり(タリア・シャイアは今作は出演していません)、息子との確執に悩んだり、「1」で助けた不良少女で今はシングルマザーの女性と昔話をしたり。

それが、ディクソンからのオファーで突然燃え出し、トレーニングに励みだします。ロッキーは劇中で、「くすぶった魂に再び火が付いたら、誰にも止める権利はない」と涙ながらに話し、一気に「ロッキーモード」に"確変"するのです。

フツーなら感動を呼ぶシーンですが、どうも私はソソられませんでした。それまでのスタローンの演技から、「くすぶっている」ようには見えなかったのです。まぁ、「くすぶってたんだろうな」と推測はできますが……。スタローンの演技から心情を読み取れ、という方がムリな話だと私は思ってしまいました。

その後、第1作目から皆勤賞で出演している義兄・ポーリー(バート・ヤング)と確執がとけた息子、シングルマザー女性にその息子を巻き込んでトレーニングに励み(観賞直後に日記でhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=381022844&owner_id=1335869のようなことを書きましたが、これが"桃太郎"状態のことです)、懐かしの「生卵一気飲み」「枝肉サンドバッグ」「フィアデルフィア美術館前階段駆け上り」などを披露した後、リングに上がります。

いざファイトのシーンになったら、ガ然面白くなりました。ラストもそれなりの感動を呼びます。やっぱりスタローンは演技をしないで、戦ってナンボの俳優だな、と再認識。これほど前半と後半の落差が激しい作品も珍しいかも。

1作目の「ロッキー」が好きだった人で、ロッキーと同様に年齢を重ねた人が見れば、自分を投影できるでしょう。そういった方にオススメです。

けど、果たして「ランボー」の続編はいかがなものか……。


私的採点:前半1.5点、後半4.0点で総合3.0点(5点満点)


                3月22日 20世紀フォックス試写室

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