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公開前の映画情報コミュのヒックとドラゴン

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<10年試写会日記29>
「ヒックとドラゴン」<3D> How to Train Your Dragon
 2010年8月7日、新宿ピカデリーほか全国公開
 10年アメリカ  パラマウント配給
 上映時間:98分  吹替翻訳:岸田恵子(日本語吹き替えで鑑賞)
 監督:クリス・サンダース&ディーン・デュボア
 声の出演:ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー、クレイグ・ファーガソン
      アメリカ・フェレーラ、ジョナ・ヒル、クロストファー・ミンツ=プラッセ
      T.J.ミラー、クリステン・ウィグ
 http://www.hic-dragon.jp/

<あらすじ>
遠い遠い昔、はるか彼方の海の向こうのバーク島では、バイキングとドラゴンが長年にわたる戦いを繰り広げていた。ある時、何をするにも冴えないバイキングの少年ヒックは、ドラゴンのトゥースと偶然出会った。傷ついて飛べなくなってしまったトゥースに近づくヒック。お互いに警戒しあっていたが、その距離は少しずつ縮まっていく。バイキングとドラゴンは敵同士であって、本当なら友情なんてありえないこと。しかし二人はその“秘密の友情”を築いていく。
(「goo映画」より)


「トイストーリー3」「借りぐらしのアリエッティ」とアニメの超大作目白押しのこの夏ですが、ワタシの一押しはコレ。だって、この夏公開のアニメはまだこれしか見てないんだもの(笑)

いかにもステロタイプな物語で、この手のアニメにありがちな展開でしょ? とタカをくくって見に出かけましたが……ヤラれました。

確かにステロタイプでありがちな話なんだけど、何というか、普通の流れなら端折りがちな微細なエピソードから、ドラゴンの表情に至るまで、細かい部分まですごく丁寧に描いていました。主人公にもドラゴンにも感情移入してしまうんですな。最後にはハラハラドキドキしながら観ている自分がいました。

映像表現も、「3Dって、こうやって使えば効果的なんだ」というお手本のようなつくり。ドラゴンの飛翔感、浮遊感が抜群です。ちょっと前に全く3Dの効果が感じられなかった「タイタンの戦い」を観ているだけに、対照的でした。

けど、そうした卓越した映像表現におごることなく、物語の構成がしっかり練られているのが印象的でした。

そして、ハッピーエンドかと思いきや、ラストに用意されたある?仕掛け?! この手のアニメではほとんど出会うことがない、ちょっとした衝撃でした。少なくとも私の記憶にはほとんどない。「めでたしめでたし。」に慣れた子どもにはショックかも。けど、この?仕掛け?があることで、ヒックとドラゴンの友情は真のものとなり、見事な余韻を残すことになります。

「リロ&スティッチ」(私はなぜか学園ドラマになっているCATVのアニメしか観たことがない)の監督の作品ですが、冒頭の2作品のように大人も子供も楽しめる作品に仕上がっていると思います。


私的採点:4.5点(5点満点)


                     2010年4月20日 丸の内ピカデリー3

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